大名倒産

劇場公開日:

大名倒産

解説

ベストセラー作家・浅田次郎の同名時代小説を、「そして、バトンは渡された」の前田哲監督が映画化。

江戸時代。越後・丹生山藩の役人の息子として平穏に暮らしていた間垣小四郎は、ある日突然、自分が徳川家康の血を引く丹生山藩主の跡継ぎだと知らされる。しかも実の父である一狐斎は、小四郎に国を任せて隠居してしまう。庶民から藩主へと大出世したかに思えたのもつかの間、丹生山藩が25万両(今の価値で約100億円)もの借金を抱えていることが判明。頭を抱える小四郎に、一狐斎は「大名倒産」を命じる。それは借金の返済日に藩の倒産を宣言して踏み倒すという案だったが、実は一狐斎は小四郎に全ての責任を押しつけて切腹させようと企んでいた。

神木隆之介が主演を務め、キャリア初のちょんまげ姿に挑戦。小四郎の幼なじみ・さよを杉咲花、小四郎の兄・新次郎を松山ケンイチ、実の父・一狐斎を佐藤浩市が演じる。「七つの会議」の丑尾健太郎と、テレビドラマ「下町ロケット」の稲葉一広が共同脚本を手がけた。

2023年製作/120分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2023年6月23日

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(C)2023映画「大名倒産」製作委員会

映画レビュー

5.0信念があってよかった。ぜひ、愛する人や、ファミリーで見てほしい作品。

2024年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

映画館で予告を見たときから気になっていた映画。
コメディとわかりやすかったので小学生と鑑賞。最高。
きちんとした信念があっていい。話にぶれぶれ流されない。
最後は久しぶりにすっきりすきっと終われる大変気持ちの良い作品。

神木さんも不器用ながらに頑張る役がとっても良かった。
松山ケンイチがあんな役を!?っていうのも良かった。
杉咲花ちゃんのまっすぐな演技に心打たれた。
佐藤浩市さんはさすがの演技です。無言でも伝わる。
その他のみなさんもみんな良かった。登場人物(味方)みんなを好きになる映画。
江戸の雰囲気を味わうなら小さい子でも見れると思います。是非見せてあげてください。

バーン!ドーン!みたいな大きな何かがあるわけではないのですが、じいっと目が離せないです。
ええ~。どうなるの???と思って集中しちゃう。

関係ないですけど、新潟県が舞台なので新潟県の人が見たら嬉しいんじゃないかな。
新潟県の人におすすめしたい。ハートフルであったかいコメディがあるよ!
塩引き鮭、おいしいですよね。

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にん

3.0塩じゃけを必食したくなる~節約はどの時代も大切な事ね。

2024年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

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The silk sky

4.0職人技の邦画時代劇・・・完成度に驚く

2024年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この時代劇映画、アイドルもお笑い芸人さんも(ヒコロヒー以外に)
足長のモデルさんも、殆ど出てないのです。
出演するのは真っ当な演技の出来る役者たちです。

まず前田哲監督のパーフェクトない仕事ぶりに拍手。
時代劇映画ながら難しい台詞は皆無。
分かり易過ぎるほど簡単明白・・・もう少し難しくてもいい位です。
それは原作が浅田次郎さんだからかな!
ただ不思議に思うのですけれど、前田哲監督の最近の作品、
「ロストケア」を観て思ったのですが、
複雑なプロットのしかも介護老人抹殺論みたいな微妙な問題を含む
内心で誰もが反対し切れない現実を白日に晒す問題作。
賛否両論ある映画です。
それなのに見終わった感想は、割り切れちゃう。
小数点の余りもない、ついでに言えばスッキリ完結しちゃって
余韻が残らない・・・そう感じるのは私だけかもしれないけれど、
完成度の高さが、あまり深い感動に至らない。
もやもやしないんです。割り切れちゃう、完結しちゃう。

この映画も江戸時代の藩主の、人を人とも思わない
(我が子でさえ駒の一つと捉える)
非情な計画を、主人公の小四郎(神木隆之介)が、
全く別の観点から打開してゆく痛快ストーリーです。

越後の国の100万石の藩主・松平一狐斎(佐藤浩市)は、
溜まりに溜まった借金が今のお金で100億円。
思いついた手が計画的に藩を倒産させる「大名倒産」
そしてその責任を、血のつながった息子で田舎に預けていた
小四郎に押し付けて、
しかも責任を取って彼を切腹させて一件落着を図ることを思い付く。
ところが小四郎は出費を削りに削って藩の再建に乗り出すとともに
財政難の原因を膨大な会計帳簿から見つけ出す。
部下たちも一丸となって帳簿の付け合わせをして、原因にたどり着く。
金貸しの天元屋(キムラ緑子)
老中の仁科摂津守(石橋蓮司)
それに原因を作った父親の松平一狐斎の共謀によるものだった。

透明で濁りのない小四郎。
そして幼馴染の頼もしい“さよ“演じるは杉咲花。
ラストなんか胸が空きます。
音楽(大友良英)もコミカルで明るくリズミカルに盛り上げます。
松山ケンイチや浅野忠信などの主役を張れる役者が脇に回り、
神木隆之介を盛り立てます。
終わってみれば、
楽しくて気楽に見れる娯楽作でした。

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琥珀糖

5.0押し付けられプリンスの大逆転!

2024年1月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

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しゅうへい
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