見えない目撃者

劇場公開日:

見えない目撃者

解説

2011年の韓国映画「ブラインド」を日本でリメイクし、吉岡里帆が視力を失った元警察官役を演じるサスペンススリラー。警察学校の卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ。自身も失明し警察官の道を諦めた彼女は、事故から3年経った現在も弟の死を乗り越えられずにいた。そんなある日、車の接触事故に遭遇したなつめは、車中から助けを求める少女の声が聞こえてくることに気づき、誘拐事件の可能性を訴える。視覚以外の感覚から感じ取った“目撃”情報を警察に提示するなつめだったが、警察は目の見えない彼女を目撃者と認めず捜査を打ち切ってしまう。なつめは少女を救うべく奔走し、事故現場で車に接触したスケボー少年を探し出す。やがて女子高生失踪が関連づけられ、連続誘拐事件の存在が判明。なつめは事件の闇へと切り込んでいくうちに、弟の死とも向き合うことになる。監督は「重力ピエロ」「リトル・フォレスト」の森淳一。

2019年製作/128分/R15+/日本
配給:東映
劇場公開日:2019年9月20日

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(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ (C)MoonWatcher and N.E.W.

映画レビュー

4.0盲目の元警察官が、事件を暴く!

2024年7月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他、映画館

怖い

興奮

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ratien

3.0犯人と終盤

2024年7月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ゴッチン

3.5視力を失った元警察官が犯人を追い詰める!

2024年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

韓国映画のオリジナルは未鑑賞で予備知識なしで映画館鑑賞でした。
サスペンススリラーとして王道かつ飽きさせない出来でした。猟奇的な連続殺人気に犯人は誰なのか?その動機はという謎解き要素もあり、警察が案外無能でわからずや組織で有ったりとこれまでもよくあるストーリー。

特に本作が面白ところは犯人を追うのが視力を失った元警察官(なつめ)という設定です。どうやって盲目で犯人を追い詰めていくのか?という部分が非常に面白く、盲目だからこそ通常の人より嗅覚・聴覚がすぐれ犯人をつきとめていく展開が見事であります。そして元警察官という設定に関してもしっかり活かされています。

なつめ演じるのは吉岡里帆ですが、今までは可愛い系やヒロイン役が多く男性ファンは多く女性からは敬遠されることが多かったのですが、本作で新たな彼女の魅力が開花したのではないでしょうか。自分のせいで弟と視力を失った絶望の淵から、犯人を捕まえるという希望を持ちたくましく挑む役柄や視力ない演技(目の黒目視点が見事)が、すばらしくまさに熱演といった感じです。しかも、ほぼほぼすっぴんで挑んでますからね。

ただ本作でもったいないなぁと思えるところは、後半になればなるほど、現実味離れしすぎてしまっているところです。例えば、なつめが犯人に追われるシーンでは他人と会わなすぎですし(駅中で誰も会わないのはあり得ない)、犯人自身も追い詰められている割には主人公たちを殺せる機会が何度もあるのに、中途半端なまま生かしてしまい自ら次の展開に持ち込む気満々な展開です。物語を進行する上での無理やりな設定を作り込んだ感が見え隠れし、もう少しどうにかできなかったのかなぁっと思った次第です。

とはいいつつも、リメイクではありつつも日本のオリジナル要素を結構入れ込んでいるようで面白いと思えるサスペンススリラーの映画でした。えー、この人死んでしまうの!ってな展開もあり意外感も良かった。

ちなみに鑑賞前はなぜレーティングがR15+(15歳以上しか鑑賞できない)なんだろうと思っていましたが、しっかりグロめなシーンがありましたね。

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だいふく

4.0見えない主人公VS殺人鬼

2024年5月27日
PCから投稿

本作は凄く面白い映画でした。
どんでん返しあり、最後まで飽きさせずにワクワクしました。
一つ文句があるとすれば、実際に殺人鬼がいれば「喋りながら攻撃する」が普通だと思いますが、この映画の殺人鬼は「喋る→隙ができる→攻撃する」のワンパターンでそれを何度も繰り返すので「どうして主人公たちは殺人鬼が喋っている間に逃げないのか!」となります。これは映画としては仕方がないのかも知れませんが、リアリティラインがしっかりしていて素晴らしい映画なのにこの部分でリアリティがそがれています。

でも文句はそこぐらいで、他は圧倒的に素晴らしかったです。
特に最後の最後でとある人物の目がどうにかなるのですが、それが伏線になっています。
主人公の吉岡里帆さんが「本当にこの人は盲目じゃないのか」ってぐらい名演でした。

本当にいい映画でした。

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