マーベルズ

劇場公開日:

解説

マーベル・コミックのヒーローたちが活躍する作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の一作で、アベンジャーズ最強ともいわれる女性ヒーロー、キャプテン・マーベルを主役に描いた映画「キャプテン・マーベル」に続くシリーズ第2弾。キャプテン・マーベルが、アベンジャーズオタクな高校生ヒーローのミズ・マーベルと、宇宙ステーション「S.A.B.E.R.(セイバー)」に所属する敏腕エージェントのモニカ・ランボーとチームを結成する。

規格外のパワーと不屈の心を兼ね備え、ヒーロー不在の惑星を守るため幅広く宇宙で活動していたキャプテン・マーベル。そんな彼女のある過去を憎み、復讐を企てる謎の敵が出現する。時を同じくして、キャプテン・マーベルと、まだ若い新世代ヒーローのミズ・マーベル、強大なパワーを覚醒させたばかりのモニカ・ランボーの3人が、それぞれのパワーを発動するとお互いが入れ替わってしまうという謎の現象が起こる。原因不明のこの現象に困惑するなか、地球には未曽有の危機が迫り、キャプテン・マーベルはミズ・マーベル、モニカ・ランボーと足並みのそろわないチームを結成することになるが……。

キャプテン・マーベル役はオスカー俳優のブリー・ラーソン。ミズ・マーベルことカマラ・カーンをドラマシリーズ「ミズ・マーベル」に続きイマン・ベラーニ、モニカ・ランボー役をドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」に続きテヨナ・パリスがそれぞれ演じる。MCU作品に数多く関わってきた、サミュエル・L・ジャクソン扮するニック・フューリーも登場。大ヒットドラマ「梨泰院クラス」のパク・ソジュンが出演し、ハリウッドデビューを飾る。メガホンをとったのは「キャンディマン」の女性監督ニア・ダコスタ。

2023年製作/105分/G/アメリカ
原題または英題:The Marvels
配給:ディズニー
劇場公開日:2023年11月10日

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映画レビュー

3.5MCUにしてはコンパクト

2023年11月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

私は「キャプテンマーベル」「ワンダビジョン」「ミズマーベル」の3作を鑑賞済みですが、内容を忘れているのでついていけるか不安でした。いざ観てみると、マーベルとしては気軽に楽しめる作品になっていました。

全体的に明るいトーンになっており、最近のMCU映画では珍しく1時間45分とコンパクトにまとめられていました。そのため、特に難しく考えることなく観れました。とあるシーンではディズニー特有のミュージカル要素もあり、今までと違ったテイストになっていて面白かったです。予告編で強調されていた3人の入れ替わりシーンは予想以上に多く、ごちゃごちゃして混乱することはありました。それでも、映像的な楽しさがあったので、感覚重視で観る路線もありだと感じました。

長い期間孤独に過ごしてきたキャロルがカマラと出会ったことで、チームとしての友情が芽生える光景に心が温かくなりました(勿論、モニカもね!)。カマラはマーベルズの中では一番若く、イマン・ヴェラーニが頑張って演技していることが伝わってきて好印象を持てました。また、後半ではグースが大きな活躍を見せますが、その場面があまりにもシュール過ぎて笑いが止まりませんでした。

先述した3作を予習した方が話についていきやすくなりますが、所々で3人の簡単な説明が挟まっています。ここから、マーベルを知らない人でも安心して見れる作品になっていると思いました。

気になった点としては、悪役ダー・ベンの存在感が薄かったことです。彼女はサノスのように「人類を半分に減らし、世界のバランスを保つ」という明確な目的を持っておらず、結局強大な力を手に入れて何がしたかったのかを理解しずらかったです。劇中の出番が少なかったことも影響し、キャロルとの因縁関係もあっさりしている印象を受けました。そのため、もう少し彼女の説明を入れてもよかったのではと感じました。

おまけシーンでは衝撃的なキャラが登場し、新たな可能性を予感させる驚きの展開がありました。最近のマーベルは俳優ストライキなどで苦戦していますが、このような不測の事態に負けずに頑張ってほしいです。私も1人のMCUファンとして、これからも応援していきます!

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Ken@

3.5キャプテン・マーベルのぎこちなさをもっと見ていたい派。

2023年11月30日
PCから投稿

さすがに雑な作品だと思うし、雑さゆえにモヤモヤさせられる積み残しはいっぱいある。しかし、MCUでは作品単体のクオリティよりキャラクターを育てることが重要だと思っていて(逆に言えば作品としては過大評価されてきたとも思っている)、3人のキャラがわちゃわちゃと仲良くしていることで、十分元を取れたという気になってしまった。もしかすると、キャプテン・マーベルという常にぎこちなさが漂うキャラが好きだからなだけかも知れないし、そのぎこちなさはブリー・ラーソンの演技がぎこちないからではなく、演技として正しいぎこちなさの表現だとも思っていて、この調子でもっとブリー・ラーソンのキャプテン・マーベルが観たいと本気で思っていて、まだまだ応援したいんです。モニカ・ランボーはともかくミズ・マーベルだって推せるし。そして、応援したい、という気持ちを生むことこそがMCUの一番の強さではないですかね(そもそも物語としてはあまりにもバカバカしく破綻しているので……)。

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共感した! 8件)
村山章

4.0言われてるほど悪くない

aさん
2024年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

世間では結構悪く言われていた気がするけど面白かった。

マーベルズの三人の修行シーンは楽しそうで良かったし、宇宙猫の活用法は面白かった。
カマラが大人ヒーロー二人に寄り添う時の「親に愛されて育った優しいこども」感が温かくて良かった。
フューリーが昔の憎めないちょっと面白おじさん枠になってたのは安心した。
スーパーヴィランとの戦闘シーンが少なくて物足りないという意見にはちょっと同意するが全体的には良い映画だったと思う。

大事なことなので一応記しておくが、ポリコレへの配慮自体は映画の面白さには関係なく、また悪ではないし、彼女らは元々のコミックのキャラクター設定から何も改悪はされてない。

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a

2.5「キャプテン・マーベル」の半分以下の魅力

2024年10月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

寝られる

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ぞろ

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