ちはやふる 上の句

劇場公開日:

解説

競技かるたに打ち込む高校生たちの青春を描き、コミックス既刊29巻で累計発行部数1400万部を突破する末次由紀による大人気コミック「ちはやふる」を、広瀬すず主演で実写映画化した2部作の前編。主人公・千早を演じる広瀬のほか、野村周平、真剣佑らフレッシュな若手俳優が共演。監督を「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の小泉徳宏が務めた。幼なじみの綾瀬千早、真島太一、綿谷新の3人は、新に教わった「競技かるた」でいつも一緒に遊んでいた。新の競技かるたにかける情熱に、千早は夢を持つことの大切さを教わるが、そんな矢先に新は家の事情で遠くへ引っ越してしまう。高校生になった千早は、新に会いたい一心で「競技かるた部」創設を決意し、高校で再会した太一とともに部員集めに奔走。なんとか5人の部員を集めて競技かるた部を立ち上げた千早は、全国大会を目指して練習に励む。

2016年製作/111分/G/日本
配給:東宝

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第40回 日本アカデミー賞(2017年)

ノミネート

優秀主演女優賞 広瀬すず
新人俳優賞 真剣佑
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(C)2016 映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社

映画レビュー

5.0「上の句」は、特に挫折感から立ち直りたい時に見たい作品!

2020年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

本作は、脚本、演出、演技、音楽、映像手法など、どれをとっても一級の作品です。
映画「ちはやふる」は、「上の句」と「下の句」の前後編という形で2016年3月19日、4月29日と連続公開されました。
“連続公開”というのは、前編がコケると後編が目が当てられなくなったりするものなのでリスクが高いのですが、本作は、原作のマンガの出来も良いようで、高校1年の始まりから終わりまでを丁寧に追いかけた「青春スポーツ恋愛映画」の金字塔のような出来上がりになっています。
例えば2002年の「ピンポン」という作品が、それまで地味なイメージだった「卓球」を、如何にダイナミックな競技であるかを示すことに成功しました。まさにそれと同様に、「ちはやふる」では、地味なイメージのある「百人一首」という1000年前からある伝統に、「競技かるた」というものがあることを伝え、それがダイナミックなスポーツのようなものであることを示すことに成功しています。
さて、本シリーズも「帝一の國」などと同様に、映画単独初主演となった広瀬すず以外は(公開時は)メインの野村周平も真剣佑も「誰?」状態で、他もほとんど知られていない役者だったので、どうなるのか心配でしたが、さすがは小泉徳宏監督作だけあってキャストの演技も全員が光っていて、本作で彼らの「代表作」ができブレイクしていくのは予想できるほどでした。
「上の句」の見どころはいろいろとありますが、強いてあげると、後半の影の主役の「机くん」(森永悠希)の挫折と、チームワークの重要性が分かるシーンでしょうか。
机くんの「やんなきゃ良かったよ、〇〇なんて。前みたいに一人でいれば、こんな気持ちにならなかったのに…。僕には〇〇の才能がないんだよ。きっとこの先も役になんかたてない」
といった心境は、多くの人たちが日常で抱える挫折や、現実から逃げたい気持ちを代弁していると思います。
それに対しての部長の太一(野村周平)の言葉には、いろんな現実の壁を乗り越えるヒントが詰まったセリフとなっています。
「上の句」では、野球で言えば、甲子園に行けるところまでを描いています。
また、サントラのメイン楽曲の横山克の「つながれ つながれ! つながれ!!」は作品の格式を2段くらい上げるくらいの名曲ですし、エンディング曲のPerfumeの「FLASH」も作風にフィットしていると思います。
「上の句」は興行収入16億3000万円というヒットを記録し成功しましたが、欲を言えば、これだけの名作なので20億円には行ってほしかったのが正直な感想です。

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細野真宏

5.0神曲「つながれ!つながれ!!」で考察。今は"ちは"しか見えない!

2023年2月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

高校生の千早(広瀬すず)達3人の恋愛模様を交えて、かるた競技に取り組む青春映画です。
この映画の中に流れる「つながれ!つながれ!!」は、元気が湧いてくる人生最高のインスト曲です。
この曲の序盤は、「予感」を表していると感じました。実際、千早は、高校で幼い頃のかるたの親友である太一と出会います。
この曲の中盤は、低めの音になり、タメを作ります。このタメが音楽により深みを出します。「回顧」を表していると感じました。幼い頃の3人のかるたの絆を思い出します。
この曲の終盤は、「連動」を表していると感じました。この映画は、かるた競技の団体戦に挑むことになります。一致団結して、勝利を掴みにいく姿に感動しました。
レンタルDVDでの観賞でしたが、映画館でこの曲を聴きたかったです。
やはり、青春映画の代表作です。

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ゆきとう

4.5なめたらあかん。邦画では最高の出来

2022年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

まずキャスティングの成功に依るところが大きい。
原作は未読で、ビジュアルですら触れたことがありませんが、さぞや独自の世界観を構築しているのであろうと推察いたします。
で、原作のキャラ設定どおりにキャスティングされたのか、映画独自なのかまったく判りませんが、非常にバランスのとれたキャラクターで、俳優達の演技も素晴らしい。ややマンガチックな演出も、広瀬すずさんを始めにそれぞれの配役が出来事を自分のものとして消化したのちに感情を動かすという基本中の基本がしっかりしていて、その振る舞いを見ているだけでも惹き付けられます。これほど練り上げられた演出が出来ているのは、現場スタッフの「いいものを作りたい」という執念としか思えません。

お話の筋立てがしっかりしているので、例えば初心者が勝ち上がっていくというストーリーの飛躍に関しても無理がないし、登場人物たちも丁寧に描かれていて、一切の無駄がない。情報量もほんとうにちょうどいい内容で、近年の原作付きにありがちな、情報過多だったり、キャスティングありきの映画にありがちの薄っぺらい内容などという破たんがありません。企画段階からしっかりと理想を追求していったのであろうと推察されます。

次に秀逸なのが画面構成・絵作りです。競技かるたのルールは全く分かりませんが、それを表情も絡めて画面に収めてしまう畳の裏視点のビジュアルは映画における発明と言ってもいいのではないでしょうか。初めて触れる世界なのに、一目見てわかるように構成してあることが素晴らしい。百人一首の歌に合わせて、登場人物たちのサイドストーリーをきれいに構成していることも、脚本段階の練りこみがうまくいっていると思います。(これは原作段階でそうなのだとしたら、原作者のこだわりですね)

忘れてはいけないのが、音楽の良さで、主人公たちの感情の動きを的確に、押しつけがましくならずに盛り上げてくれます。これも近年の邦画の失敗作をたくさん見て学んだとしか思えません。とにかく、この監督さんは映画が好きで、「自分の理想を追求していったらこういう作品が出来上がった」というスタンスなのが手にとるように分かります。メインテーマが耳に残らなかったのが唯一マイナスポイントかな。ちょっと贅沢な注文ですね。

続編、(下の句)どころか、さらにその続きの製作が決定したそうで、願わくば、このクオリティを保ったままで「いい形」で締めくくられることを望みます。

2020.9.3

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うそつきカモメ

3.5【”恋の鞘当て”競技かるたに臨む5人の男女高校生が、恋愛、友情、挫折を経験しながら、全国大会を目指し、東京都予選に臨む姿を描く。オジサンは、若者が一心不乱に”何かに”取り組む映画が好きなのである。】

2022年10月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■幼馴染みの綾瀬千早(広瀬すず)、真島太一(野村周平)、綿谷新(この頃は新田がなくて真剣佑)、は、競技かるたでいつも一緒に遊んでいたが、家の事情で離れ離れになってしまう。
 高校生になった千早は、新に会いたい一心で太一と共に競技かるた部を創部。
 弱小チームながら全国大会を目指し、東京都予選に臨む。

◆感想

・競技かるたのルールも徐々に分かり、面白く鑑賞した。

・千早が、試合が終わると白目を剥いて、寝ているシーンが多数映されるが、実際に物凄く神経が疲れ、体力も消耗するらしい。
ー 観ていれば、分かるよね。体力を付けるトレーニングもしないとね。-

■団体戦、決勝のシーン

・駒野勉(森永悠希)”机君”が人数合わせの為に、強い相手に当てられ(作戦である。)プライドを傷つけられ、団体戦を去ろうとするシーン。
ー ここは、沁みたなあ・・。団体戦って、どのようなスポーツもそうだけれども、チームワークが大切なんだよね。-

・優勝候補の高校のドSのエース須藤暁人(清水尋也:良い役者である。)が、千早を一度はコテンパンにやっつけながらも、決勝戦では追い詰められ、敗北するシーン。
ー だが、彼は礼節を守り、その場を去る。競技かるたは、武道と同じく、礼節に始まり、礼節に終わるのである。-

<”上の句”で競技かるたのルールも学んだし、愈々、綿谷新の登場ですね。
 ”恋の鞘当て”
 楽しみだなあ。
 オジサンは、若者が一心不乱に”何かに”取り組む映画が好きなのである。>

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NOBU
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