愚行録

劇場公開日:

愚行録

解説

妻夫木聡と満島ひかりの共演で、第135回直木賞の候補になった貫井徳郎の小説「愚行録」を映画化。羨望や嫉妬、駆け引きなど、誰もが日常的に積み重ねている「愚行」が複雑に絡み合っていく様を描いたミステリーを描く。ロマン・ポランスキーらを輩出したポーランド国立映画大学で演出を学び、短編作品を中心に活動してきた石川慶監督がメガホンをとり、長編監督デビュー。脚本を、「松ヶ根乱射事件」「マイ・バック・ページ」などを手がけた向井康介が担当した。ある時、エリートサラリーマンの一家が殺害され、世間を震撼させる。犯人が見つからないまま1年が過ぎ、改めて事件を追おうと決意した週刊誌記者の田中は取材を始める。関係者へのインタビューを通して、被害者一家や証言者自身の思いがけない実像が明らかになっていき、事件の真相が浮かび上がってくる。主人公の田中役を妻夫木が演じ、田中の妹・光子を満島が演じる。

2017年製作/120分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画、オフィス北野

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(C)2017「愚行録」製作委員会

映画レビュー

5.0一番好きな映画

2022年11月12日
iPhoneアプリから投稿

ただ登場人物が喋ってるだけなのに面白い。脚本演出共に素晴らしい映画だと思う。

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映画すき女子大生

5.0タイトルと内容がぴったり

2022年10月21日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

怖い

天気の良い日の朝から見るには胸糞悪い内容だったけど、作り話としては落ち度のない完璧な内容だった。

出演者全ての愚行をリアルな映像をあえて映さず脳内で想像させる作りになっていて、生々しい映像を見せられた後よりもじわじわずっと後味が残る。

ひとりで見た方がいい。

こんな演技できる俳優さんてやはりすごい。
映画ってすごい。

原作、怖くて読めない。

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acorn

3.0こういう独特な役って、やっぱり満島ひかりはうまいなぁって思う。 終...

2022年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

こういう独特な役って、やっぱり満島ひかりはうまいなぁって思う。
終始愚行だらけ。踏み外すようなことをしない限りは人間誰もがもっている部分があるかもしれないけど、そう思うと人間の嫌な部分がすごく出てる。
ラストも後味悪い終わり方ではあるけど、嫌いではないかな。

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よっしー

3.5現代日本人のリアル過ぎる本性

2022年4月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

今作は、夏目漱石や太宰治の私小説を読んだ時のように、胸に突き刺さる言葉の連続であり、衝撃的な作品である。

週刊誌記者である主人公・田中武志(妻夫木聡)は、育児放棄で拘留中の妹・光子(満島ひかり)を気遣いながら、一年前に起きた一家3人惨殺事件の真相を追っていく。彼は関係者から被害者夫婦のことを聞くうちに、殺害理由が思い当たらないくらい善良な夫・田向浩樹(小出恵介)と妻・友季恵(松本若菜)の知られざる本性が次第に暴き出され、真犯人に迫っていくが・・・。

被害者夫婦はともに有名私立大学出身であり、付属学校から進学した学生だった。彼らとは異なり難しい大学入学試験を突破した一般学生との差が事件の背景になっている。現代は、貧富の差が拡がった格差社会だと言われているが、本作では、更に進んで、死語になった感のある、身分、階級、生い立ち、という言葉が飛び交い、実際に人々を苦しめている現実が露呈される。特に、主人公達家族の状況は、現代の家庭問題も反映していて悲惨であり、平等という言葉が空々しく聞こえる。

一年前の事件のことであり、インタビュー形式で、関係者一人一人に別々に話を聞いていくので、関係者は本音を吐露する。他者に遠慮しない建前なしの辛辣で自己中心的な本音は、聞いていけないものを聞いてしまった衝撃があるが、我々にもそんな感情が潜んでいることを否定することはできない。彼らの喜怒哀楽の少ない淡々とした話しぶりが不気味であり、凄味があり、何よりリアリティがある。眞島秀和、臼田あさ美、市川由衣など、芸達者の役者たちの演技力が光る。特に、妻夫木聡と満島ひかりの演技は出色の出来であり、大袈裟ではない抑制の効いた台詞、あまり変わらない表情で、心の中に秘めている憤り、怒りを見事に表現している。

真犯人の独白シーンが際立っている。何と表現すればいいのだろうか、人間の持っている全ての負の感情を詰め込んだ、切々とした独白は戦慄であり鳥肌が立つ思いがした。

観終わって楽しい気分にはなれない。しかし、絵空事でない現実を観たという実感が残る。リアル過ぎる現実に圧倒される作品である。

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みかずき
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