007 ロシアより愛をこめて

劇場公開日:2023年9月22日

007 ロシアより愛をこめて

解説・あらすじ

ジェームズ・ボンドが活躍するスパイアクションの金字塔「007」シリーズの第2作。原作はイアン・フレミングの小説シリーズ長編第5作「007 ロシアより愛をこめて」。1960年代の東西冷戦を背景に、ジェームズ・ボンドの存在を決定づけた、シリーズ屈指の人気作。前作「007 ドクター・ノオ」(旧邦題「007は殺しの番号」)に続いて、ショーン・コネリーがボンドを演じた。

英国情報部長Mのもとに、トルコ支局長のケリムから電報が届く。それによれば、イスタンブールのソ連情報部に勤めるタチアナ・ロマノワという女が、ソ連の暗号解読機「レクター」を引き渡すことを条件に、イギリスに亡命を望んでいるという。しかし、その背後には世界的な犯罪組織「スペクター」の恐るべき陰謀があった。ボンドはこれが罠だと知りつつも、タチアナと接触するためイスタンブールへと向かうが……。

監督テレンス・ヤング、脚本リチャード・メイバウム、撮影テッド・ムーアと、いずれも前作を手がけたスタッフが担当。タチアナ役は新人ダニエラ・ビアンキ。日本では「007 危機一発」の邦題で初公開され、後に「007 ロシアより愛をこめて」に改題された。

1963年製作/115分/イギリス
原題または英題:From Russia with Love
配給:REGENTS
劇場公開日:2023年9月22日

その他の公開日:1964年4月25日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第22回 ゴールデングローブ賞(1965年)

ノミネート

最優秀主題歌賞
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(C)2023 Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. 60th Anniversary Logo, and related James Bond Trademarks are trademarks of Danjaq, LLC. All Rights Reserved. FROM RUSSIA WITH LOVE (C) 1963 DANJAQ, LLC AND METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.

映画レビュー

4.0 はて、どこかでみたような

2023年1月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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共感した! 2件)
猿田猿太郎

5.0 007と正統派スパイ映画のバイブル

2025年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

この作品でエンターティメントとしてのスパイアクションと、007映画が確立したと思う。美女が絡んで、世界を舞台に主人公が大活躍。血沸き踊る大冒険的でもある。
前作からのオープニングの美しさ、主題歌、ボンドガールに、秘密兵器が加わり、以降の007に継承される様式もここに確立したか。
この作品を見るたびに訪れたことのないイスタンブールやオリエント急行への憧憬が。ラストはベネチアで旅情をくすぐるのも良いな。
スペクターという敵役の一方で仮想敵国ソ連を登場させて、当時なら現実的な緊迫感も増長させたはず。おそらく、中傷合戦にならないギリギリの設定と思う。

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Bluetom2020

4.5 BSで一挙放送してるので、第1作から観てる。こちらは第2作だけど、...

2025年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

BSで一挙放送してるので、第1作から観てる。こちらは第2作だけど、既に非常に完成度が高くなってる。以前にもテレビなどで観ていたけど、5-6作目くらいだろうと思っていた。女性蔑視的な部分は否定できないが、時代からすると仕方ないかと。そういった部分を除くと、本当に良くできていると感じる。

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m2turbo

4.0 0004 ダニエラビアンキにノックアウト

2024年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

1964年公開
おぎ~まさひろです。こんばんわ。
当時のテレビ改変期に必ず出てきた007新作。
1作目にはなかった新兵器が本作より登場し
敵との対戦にアクセントをつける。
スペクターも本作からイメージが確立し
首領はナンバーワンと呼ばれる。
親分のMは10作目まで
Qに至っては20作まで活躍
各話に登場するボンドガール
タイトルバックを奏でる主題歌
東西冷戦真っただ中の情勢をもとに緊張感ある
スパイもののフォーマットが完成した。

公開時は007危機一発
水野晴夫が「私がユナイトにいた時邦題をつけたんです。
ただの危機一髪ではなく弾丸のイメージを強くしました」
と。
ボンドガールのダニエラビアンキ。
当時の中学生にはこれぞ大人のおんな!
お色気満々でアブナイです。
85点
1975年4月7日鑑賞

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NWFchamp1973