007/消されたライセンス

劇場公開日

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解説

中南米を舞台に、ライセンスを剥奪されたジェームズ・ボンドが友情のために戦う姿を描く。製作はアルバート・R・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソン。監督は「007/リビング・デイライツ」のジョン・グレン、脚本はウィルソンとリチャード・メイバウムの共同、撮影はアレック・ミルズ、音楽はマイケル・ケイメンが担当。出演はティモシー・ダルトン、キャリー・ロウエルほか。

1989年製作/イギリス
原題:Licence To Kill
配給:ユナイト=UIP

ストーリー

友人フェリックス・ライダー(デイヴィッド・ヘディソン)とデラ・チャーチル(プリシラ・バーンズ)の結婚式に出席するためフロリダを訪ねたジェームズ・ボンド(ティモシー・ダルトン)は、沿岸警備隊の連絡をうけ麻薬王サンチェス(ロバート・ダヴィ)を逮捕するが、彼は仲間の助けもあり難なく逃亡に成功する。仲間の首謀者ミルトン・クレスト(アンソニー・ザービ)とともにサンチェスは、デラを殺し、フェリックスに重傷を負わせる復讐をする。友のために立ちあがるボンドであったが、彼は上司の“M”(ロバート・ブラウン)から、事件に手を出すな、と命令されてしまう。そしてボンドは殺しの許可証を奪われ、一人で戦いを挑むことを決意する。友人シャーキー(フランク・マクレー)の協力でサンチェスとクレストの隠れ家をつきとめたボンドは、そこで麻薬捜査官キリファー(エヴェレット・マックギル)の姿を見つけ、裏切り者の彼を殺し、次いで訪れたウェーヴクレストでサンチェスの愛人ルペ(タリサ・ソト)と出会った。同時に彼に接触していたパイロットのパム(キャリー・ロウエル)とも知りあい、彼女と共にサンチェスの居所でもある大カジノ、イストマス・シティへと向い、パムを秘書としてカジノに乗り込んでゆく。そして元英国情報部員の肩書きを利用してサンチェスに近づいてゆくボンドは、クレストを仲間の裏切り者に仕立てあげることで麻薬組織の壊滅を計画する。やがてそれを信じたサンチェスはクレストを殺し、ボンドを右腕として組織に組み入れるのだった。しかしボンドのその策略も、サンチェスが内密に麻薬を精錬している国際瞑想センターで殺し屋のダリオ(ベニキオ・デル・トロ)に見破られ、一面の炎の中にパムと共に取り残されたボンドは出口を見つけ脱出、麻薬倉庫が爆発し逃走するサンチェスのトレーラーを撃破し、巨大麻薬組織を壊滅させると同時に自らの復讐を遂げるのに成功するのだった。

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映画レビュー

5.0真面目ボンドとガチスタントが見どころ

N.riverさん
2021年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

映画館で見始めたボンドは、ティモシー・ダルトンから。
出演2作中、こちらが好きで再鑑賞する。

友人の復讐にボンドが単独で挑むシナリオが秀逸。
翻弄された敵役が、どんどん破滅へ追い込まれてゆく様に見ごたえあり。
それこそスパイ能力の賜物で、007がスパイ映画であることを思い出させてくれた。
アクションもCG抜きのガチアクションも終盤期か。
実物で実際に撮影されているあれやこれやは、
スタントチームのために用意されているかのように派手、華やか。
コレ、本当にやっているんだ、と思えば興奮はがぜん高まる。
(嗚呼、職人技)

クレイグボンドもどちらかといえば深刻、真面目ボンドだが、同時にマッチョだ。
だがこちらはマッチョ抜きの、真面目一筋なイメージ。
ゆえにほとんど性的なシーンはなく、
(確かに友人の敵討ちの途中で、遊びが過ぎるのもどうかと思うが)
ボンドガールの一人、パムとも最後の最後まで相棒として共闘しているところが、本作ならでは。
(ボンドとパムが、漫画「シティーハンター」の主人公の二人のようだった)
この頃からもうすでにジェンダーうんぬん、はあったのだろうか。

また本作のボンドは、復讐という私情のためMI6から切り離されている設定だが、
サポートにQが乗り込んできており、あちこちに出番があることも見逃せない。

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N.river

4.0これは伝統破壊か? 原作尊重か?

pipiさん
2021年9月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

興奮

007シリーズを連続で見てくると、本作は異色な印象を受ける。
前作で原作尊重の原点回帰を果たしたが、リアリズムを追求すればするほど「荒唐無稽なファンタシー」「そんなんあり得ないだろー!とツッコミ入るくらい男のロマンを盛り込んだご都合主義」「ユーモア溢れる明るいスパイ活劇」という、コネリー&ムーアが築いてきた「007映画」という伝統から外れてしまうんだなぁ。

しかし、映画としての出来はどうか?と問われれば、間違いなく面白い。
「ユア・アイズ・オンリー」からジョン・グレン監督が追求してきたハードアクションがティモシー・ダルトンという役者を得て「スーパーリアリズム路線」という改革を実現した。
ジェームス・ボンドのみならず、グレン監督&ダルトンも「007」というライセンスを返上して「ハードコア本格スパイアクション大作」に挑んだのだね。
4つの製作会社、2つの配給会社が絡んでいるのだから、やはり あまり「007らしからぬ映画」になるのは厳しい意見もあったろう。
「あり得ないほどの短時間でジェームスに心を開くボンドガール」や「安心感溢れる いつものQらしさ」は、シリアス&ダークに振り切った本作の中で微笑ましく温かい陽だまりを生み出していた。
彼らのおかげで、かろうじて本作は「007シリーズ」である事を失わない。
(浮いている中国麻薬捜査官&忍者は、元々の脚本設定が東南アジアの麻薬王だったからだそうだ。天安門事件の為に撮影困難となり、急遽舞台を中南米に変更。って事は、サンチェスのモデルはコロンビアのパブロ・エスコバルではなくミャンマーのクン・サ。
アジトはゴールデントライアングルになっていたのかな?でも、脚本変更の時点で忍者は残さなくていーのに。やっぱり欧米ではウケるのか?)

フィリックス、キリファー、クレスト、ヘラー、ダリオの「ここまで凄惨なシーン」もシリーズ初。
アメリカやイギリスではカットされてもなおかつ米PG-13、英はPG-15指定。日本は幸いノーカット版上映であった。緩い時代で良かった。
「こんなの007じゃない!」というご意見もあろうが、その通り、配給からしてタイトルから「007」の文字を外していた。
製作陣は「007辞めてますから。ジェームス・ボンド個人の戦いですよ?」と言う事が出来るのだ。
(公開から17年の時を経て、カジノ・ロワイヤル上映時に初めて本作にも007の冠がつく)

お約束の空中アクションを冒頭にもってきたのは非常に良かったと思う。
デラの殺害後は、どんなシーンであっても根底に暗く悲壮な覚悟がつきまとう。
それと対比を為す冒頭は、明るく楽しく、これ以上ないくらい最上の幸福感に満ちている。なればこそ、極上の空中アクションを観客も心から楽しんで鑑賞する事が出来ると思った。

「敵は皆、どこかの組織の回し者」と思っているサンチェスに、理由を明かすボンド。盟友の仇打ちの為だけに命をかけて単身で乗り込む馬鹿もいるのだ!と言わんばかりに、怒りの炎がサンチェスを包み込む。

ヘミングウェイ・ハウスでの「Farewell to Arms」の台詞。こういう知性とウィットを感じる些細な台詞はやはり007シリーズだ。
ボンドガールは両名ともジャクリーン・オナシスをモチーフにしているのもわかる。(パムは偽名にケネディを名乗っていたし、ルペは大統領との結婚が推測される)

この時期、ジャクリーンはどうしていたのかな?と調べてみれば、オナシスは1975年になくなり、ジャクリーンはN.Yの出版社で働いていたようだ。
本作公開から僅か5年後の1994年、悪性リンパ腫により64歳の若さで亡くなっている。アメリカのファーストレディ、ギリシャ海運王の妻として世界中に名を馳せた才色兼備の女性には、あまりにも悲しい話だ。
今ではオナシスとの再婚は、大統領暗殺後1年間で警備が外れた為に子供達の安全を考えての事だったと理解されている。
ジャクリーンはジョン・F・ケネディの隣に埋葬されたとの事。夫妻の冥福を心から祈る。

デラとトレーシーも、天国で仲良くアフタヌーンティーでも楽しみながら、最愛の夫達が隣に眠る日をのんびりと待っていてくれる事だろう。
その日まで、ジェームスもフィリックスも、まだまだ世界を股にかけてのヤンチャぶりを発揮して、我々を楽しませて欲しい。

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pipi

3.5損失は人件費削減で・・・?

kossyさん
2021年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 「武器よさらば」って台詞が素敵なヘミングウェイハウス。わざわざMが直接やって来るのもビックリだし、Qは心配になってイズマス島でパメラ・ブービエの補佐役みたいに行動を共にする。二人とも帰れって言われてるのに・・・

 女王陛下の仕事ばかりだったのに、今作では私怨。盟友でもあるフィリックス・ライターが悪党に片脚を食いちぎられ、新婦が惨殺された。完全な復讐劇でもあり、冷静になれなかったボンドがMによって殺しのライセンスを剥奪されるという、珍しい007作品。

 途中までは何を見せられてるのかわからなくなるほどで、気分はインディ・ジョーンズ。80年代のアクション映画の総集編みたいな感じで、残酷シーンもいっぱい。さすがに終盤の大型トレーラーのカーチェイスは凄まじくて、この後のアクション映画に生かされていると思う。陸海空と大活躍するのもいい!

 俳優ではパメラ役のローウェル、映画デビュー作となるベニチオ・ベル・トロがとても良かった。

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共感した! (共感した人 5 件)
kossy

3.5好きなシーンは多い

shotgunさん
2021年9月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

新婚の友人の脚を奪い妻を殺害した麻薬王への怒りに燃えるボンドは復讐のため組織を離脱し…。
シリーズ16作目。シリアスすぎる内容がウケず低調に終わった作品だが、カジキマグロで襲い来る殺し屋や忍者を使う麻薬取締局など真面目にふざけているシーンは好きでした。

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shotgun
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