007 カジノ・ロワイヤル
劇場公開日:2006年12月1日
解説
6代目ジェームズ・ボンドにシリーズ初となる金髪碧眼のダニエル・クレイグ(「ミュンヘン」「レイヤー・ケーキ」)を迎え、イアン・フレミングによる最初の原作を元にジェームズ・ボンドが007になるまでを描くシリーズ第21作。脚本には「クラッシュ」「父親たちの星条旗」のポール・ハギスが参加。監督は第17作「ゴールデンアイ」以来の再登板となったマーティン・キャンベル。
2006年製作/144分/イギリス・アメリカ・チェコ合作
原題:Casino Royale
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
スタッフ・キャスト
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2022年12月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
もう、最っ高。たまらん。ようやく007シリーズを見始めたわけだが、今までなんで見てこなかったんだと後悔。しかしながら、これ以上面白いものに出会える気がしないのだが笑 好きな俳優もいっぱい出てたし、個人的には大満足。
007シリーズ初参戦の私にとっては、若干難しかったかな。しかしながら、話の展開は分かりやすく、一切飽きさせない最高密度の脚本。もうかれこれ16年前の映画なのに、少したりとも色褪せてない。なんなら、16年経って、ワインのように深みが出てきている。こういう作品こそ、名画座とかで見たいんだけどな。
愛おしきマッツ・ミケルセンが出演しているなんて、知らなかった。もう言うことありません。血の涙を流す、というなんとも分かりやすいキャラクター像と彼の冷酷さがマッチ(・ミケルセン...すまん)。もっと見たかったよ、彼の活躍ぶりが。そこが惜しい。ファンタビのグリンデルバルドの原点はここだったのね。
ジェームズ・ボンドという男が全然完璧ではないというのが、このシリーズが愛される理由なんじゃないかと勝手に推測。歴代ボンドがどういったキャラなのがは分からないけど、ダニエル・クレイグとの相性が想像以上にいいことは確か。感傷的で人妻好きで大胆で破壊的。でもやっぱりカッコイイし、結構人間味があって魅力的。ダニエルの美しき瞳がまた見とれさせてしまうのです。
ナイブズアウトとは真逆のキャラクターで、ギャップを楽しむのもまた一興。グラス・オニオン配信前にのこり4本も見たいところ。この映画が面白すぎて、逆にこれからが思いやられますが笑
2022年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
結論からいうと最高です。
そもそも007シリーズは、B級のスパイアクションの立ち位置から始まったと認識します。それが回を重ねる度に色んな要素をコテコテに盛ってきて、何処に向かっているのか理解できない展開でした。初期の傑作は個人的にゴールドフィンガーだと思っています。
カジノロワイヤルはA級の出発です。各シーケンスが高品質でエスプリがあり映像が綺麗です。特に序盤のパルクールアクションは秀逸だと思います。また、ヴェスパーとのお互いのプロファイル、バックグラウンドの演繹的推理の会話シーンはシャーロックホームズ的です。
キャストが超一流です。各人個性的でスマート、出過ぎず引き過ぎずダニエルクレイグを盛り立てています。エログロ描写が控えめなところも好ましいところです。
総括すると、ミッションインポッシブルとジェイソンボーンのいいとこ取りです。
2022年8月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
映画館で見たきりの久しぶりに見返した作品。新しいボンドを決定づけるオープニングは力入ってますね。カッコいいだけじゃない泥臭いアクションも織り交ぜながら軽くない重い雰囲気で突き進みます。このまま最新作まで一気に行きそうなほど面白いです。次回作につながる感じも好き。
私としては007といえばダニエル・クレイグなのよねーで、2回目の鑑賞。長さを感じさせないこれぞ映画!
色々と細かい所に意味があったりするのだけれど、2回目だから気付く事も。知っているから切なくなる事も。
マッツ・ミケルセンも悪役がよく似合う。しかし、あっけない。結局あの手でお金を取るのであれば危険を犯してカジノ対決するのかな?ただのギャンブル好き?毒殺しようとするならもっと他に手があるんじゃない?と思いながらもこれが007よねーエヴァ・グリーンも好き
な役者さん。あー面白かった。