007/リビング・デイライツ

劇場公開日:

解説

英国情報員ジェームズ・ボンドの活躍を描くシリーズ第15弾。製作はアルバート・R・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソン、監督は「007/美しき獲物たち」のジョン・グレン、原作はイアン・フレミング、脚本はリチャード・メイバウムとマイケル・G・ウィルソン、撮影はアレック・ミルズ、音楽はジョン・バリーが担当。主題歌はA・H・Aが唄っている。出演は四代目ボンドにティモシー・ダルトン、マリアム・ダボ、ジョー・ドン・ベイカーほか。

1987年製作/イギリス
原題:The Living Daylights
配給:UA=UIP

ストーリー

欧州での東西の情報戦が熾烈を極めるなか、KGB高官コスコフ将軍(ジェローン・クラッペ)が亡命を望んでることを知ったボンド(ティモシー・ダルトン)は、チェコに飛んで、計画を実行。美しきチェリストのカーラ(マリアム・ダボ)の妨害にあうが、亡命は成功。英国に渡ったコスコフは、M(ロバート・ブラウン)と国防大臣(ジェフリー・キーン)に西側スパイ暗殺計画の情報を提供。KGB現長官プーシキン(ジョン・リス・デイヴィス)が指揮するその計画を阻止するために、ボンドはタンジールに向かった。むろん、ミス・マネーペニー(キャロライン・ブリス)やQ(デスモンド・ルウェリン)のはげましと、助力(秘密兵器)を得てだ。ウィーンでカーラと出会い、彼女がKGBに追われているのを知るボンドは、英国より脱出したコスコフが国際的武器商人ウイティカー(ジョー・ドン・ベイカー)とつながりがあるのをつきとめる。ダイヤと麻薬をさばいて巨額の富をきずいていた彼ら。プーシキンとボンドは手を組み、一計をはかるが、ボンドとカーラはつかまり、ウイティカーらにアフガニスタンに連行される。しかし、反共ゲリラに助けられたボンドらは、ウイティカーの計画--欧州最大大麻産出地帯よりの五千万ドル、五千キロの麻薬取引きを阻止する。陸から空ヘの大攻防戦の末、かくして、悪党どもの計画はつぶれ、ボンドのスーパー・ヒーローぶりが改めてみとめられるのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

U-NEXTで関連作を観る

映画見放題作品数 NO.1(※)! まずは31日無料トライアル

GEM Partners調べ/2022年9月|Powered By U-NEXT

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

4.0リアリズムに寄せた本格スパイアクションへ

2021年9月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

ボンドやマネーペニーの若返り、世代交代に見事に成功した本作。
(ついでに言えばフィリックスさんも、もうこのまま固定してほしい)
当時はティモシー・ダルトンの風貌に抵抗があって、TV放映時に流し見、ながら見程度しかしなかったが、改めて観れば実に良い。

冒頭のジブラルタルNATO演習訓練アクションから「いや、2時間」(爆笑)に至るまでのオープニング。チェコスロバキアの狙撃シーンやオーストリアホテルでのウォッカマティーニをシェイクなどでも、新ボンドの方向性がわかり安堵する。
ボンドカーも原点回帰のアストンマーチン。ただしV8。フロントガラスにはデジタルディスプレイ表示、フロントホイールにはレーザーカッター、リアにはスパイク、ミサイルランチャーやロケットブースターは当然のお約束。
Qに「塗装したばかりだから傷つけないで」と言われたけれど、最後はこれまたお約束の自爆装置ON!(笑)

そう!コネリーが冒険ファンタジー、ムーアがアクションコメディならば、ダルトンはコネリー寄りのシリアス路線にリアリズムを加味した「原作の雰囲気に近い本格スパイアクション」に仕立ててきたのだ!
東西冷戦構造の終局前にこういう映画が作られていて本当に良かったと思う。
東側諸国で育ったカーラにとって遊園地などというものは初体験なのだろうと思うと、胸に迫るものがある。
目を輝かせ、生まれて初めての遊園地を楽しむカーラの表情と、それを優しく見守りエスコートするボンドの対比が良かった。

後半はランボー3が一瞬よぎったけど、リビングデイライツの方が先でしたね。公開時期もタイムリー。
ランボー3の方は公開日10日前にソ連が10年に及ぶアフガン介入から完全撤退したのだから不遇である。
飛行機墜落直前に脱出後、夕飯を食べに行くパキスタンは、当時CIAがムジャーヒディーンに武器を流していた経路だ。
9.11後、まるで各国の関係性が変わってしまった・・・。タリバン政権復活の今、アフガンの今後が大変憂慮される。

気を取り直して映画の世界に戻り、ジョン・グレン監督こだわりの空中スタントだ。
今回は今までで最も迫力があったと思う。スタントマンさん、お2人、ガチで演ってますよ!
あれ、どういう安全対策取ってるんだろう?命綱はあるのだろうけど、映像に映り込んだりしないし、何よりも飛行機から繋がってる網のロープ部分をどれだけ信頼できるのか?
アナログフィルムですからね。デジのような加工は出来るはずもなく。
いやはや、本当に凄い!としか言いようがない。

ダルトンはあと1作しかないけれど、もっと続けて貰っても良かったね。
音楽も「A View to a Kill」(これDance into the fireってタイトルだと思ってたw)は、ニューウェーブ、ニューロマンティックとは言え、歌詞や曲の雰囲気はGoldfingerやThunderball、Diamonds Are Forever、The Man with the Golden Gunの根底に流れているものと相通ずるところがあると感じたが、今回のa-haやPretendersは本当にガラリと変わった印象を受けた。

昭和ボンドと平成ボンドを繋ぐ存在であった事こそがダルトンの果たした役割だったと言えよう。(ボンドだけに、ってごめんなさい〜(汗)おあとがよろしいようでw)

コメントする (0件)
共感した! 6件)
pipi

3.0新マネーペニーは美人。帽子どころではないな。

2021年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 戦闘ゲームの最中、本物の殺し屋に襲われた。004は死亡。ソ連高官のコスコフを亡命させるためチェコからオーストリアへと護衛するとき、オーケストラのチェロ弾きの女カーラに狙われる。彼女を素人と見たボンドは手を狙い、殺さなかった。決して女好きだからではない!と、ソンダースに釈明するボンド。

 なんだかんだとソ連軍に狙われることになったボンドとカーラ。アフガンのソ連基地に拘留されもするが、レジスタンスのメンバーを助け、協力してもらうことに。

 結局は武器商人が敵となったのだが、ソ連アフガン侵攻と上手く絡めてあった。ラストの輸送機でのアクションが凄い。インディージョーンズっぽいけど・・・

 振り返ってみると、80年代はソ連がアフガン侵攻してたんだよな~と懐かしくも思える。これが911を経て米軍が侵攻するようになり、今では撤退。歴史を感じる。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
kossy

4.0シリアスかつフランクな4代目

2021年9月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

KGBの重要人物コスコフの亡命を成功させたボンド。しかし、数日後コスコフは何者かに攫われ…。
シリーズ15作目。4代目ボンド始動作。10年以上ぶりに再鑑賞したけれど記憶以上に面白い。シリアスさとフランクさを兼ね備えた6代目に繋がる部分を感じる作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
shotgun

4.0ティモシー・ダルトンがよかった

2021年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

『スカイフォール』は、シリーズどころか、英国の映画最大のヒット作となり、高い評価を得ていますが、私はこの作品が一番好きです。
ティモシー・ダルトン、ボンド役としては短命でしたね。

2013.3.6

コメントする (0件)
共感した! 3件)
うそつきカモメ
すべての映画レビューを見る(全20件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

「007」シリーズ関連作品