ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
劇場公開日:1999年10月23日
解説
死期の迫った2人の男が海を目指して旅する姿を描き、本国ドイツで大ヒットを記録したロードムービー。医師から余命宣告を受け、末期病棟の同室に入院させられたマーチンとルディ。死ぬ前に海を見ようと病院を抜け出した彼らは、駐車場のベンツを盗んで人生最後の旅に出る。しかしその車はギャングのもので、中には大金が積まれていた。怖いものなしの彼らは道中で犯罪を繰り返し、ギャングのみならず警察からも追われる身となってしまう。後にハリウッドでも活躍するティル・シュワイガーが主人公の1人マーチンを演じ、監督のトーマス・ヤーンとともに脚本も手がけた。「ブレードランナー」のルトガー・ハウアーがギャングのボス役で出演。日本では2009年に長瀬智也主演で「ヘブンズ・ドア」のタイトルでリメイクされた。
1997年製作/90分/ドイツ
原題:Knockin' on Heaven's Door
配給:K2エンタテインメント
スタッフ・キャスト
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2022年11月20日
Androidアプリから投稿
先の短い人生
死ぬ前に夢を叶えよう
どうせ死ぬんだ
怖くない
いや
怖い
笑いと友情に溢れた良いロードムービーだったわ。
海を語るとことかワードセンス良すぎだよ。詩人かよ。
それに主題歌の歌詞がチャプターの題名になってんのセンス良い。
2021年9月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
たまたまレンタル屋で目に止まった作品。
おお!と、懐かしさもあって久々に観たくなりました。
「海を知らないと天国で寂しいぞ?」なんな理由で二人海を目指すクライムロードムービー。
主演だけでなく、脚本・制作にも参加したティル・シュヴァイガーの出世作でしょう。
マフィアの車を盗んで海へ向かう旅。そんなスタートからですが、まぁとにかく破天荒。後先の事を全く考えない行動はむしろ爽快。
しかしただ愉快な旅だけでなく、時折現れる発作が確実に近づいている死を思い出させます。
そんな、死を覚悟した二人が手を握るのが実に印象的。
そしてやっと海にたどり着いた二人。その浜辺を歩く姿はとても感慨深いものでした。
言葉もなく海を眺めながら回し呑みするテキーラ、それはとても美しかった。
こうして二人の旅は終わり、そしてこれ以上ないタイミングで流れる「ヘブンズドアー」。
本当、実に酒が呑みたくなる作品です。
2021年7月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館
新宿ピカデリーありがとう💕映画館で、それもライブ音響上映で見ることができるとは!見る前から嬉しいのとワクワクで涙目でした。やっぱりいい。音楽の良さもよくわかりました。ドイツ映画のかっこよさがぎっしり。(2022.11.04.)
エルヴィスに倣って、エルヴィス・ファンの母親にピンクのキャデラックをプレゼントするシーンがあることを強烈に思い出した。今日、映画「エルヴィス」を見るからだ。ピンク・キャデラックの場面がなかったら怒るぞ!楽しみ~。(2022.7.5.)
若い世代が作った自由でかっこよくてドイツ映画の金字塔ポジションの映画。なんと初めて見た。勿論知ってた。やっと見ることができた。ティル細くてかっこいい!(「イングロリアス・バスターズ」でも会ったね!)ブルーの目が美しく救急車の中でにこっと笑った目がいたずら小僧でかわいかった。プライプトロイいい味出しててお腹痛くなる程笑えた。移民の役が彼は本当に上手くて移民ドイツ語を話させたら右に出る者なし!そして間抜けのルンルン警官ケラー!
脚本、キャスティング、映像、カメラ、音楽、編集、衣装、セット、カーアクション、ヘリ、色んな車、ドンパチ、セリフ、全てが最高に良かった。ドイツらしさとドイツらしくなさがうまくブレンドされたジャンル超越映画。
死は生の一部だよ。天国はそりゃいいところだ。そこで流行ってるのは海の話なんだから、海を見たことなけりゃ話に入れないよ。何しろ天国での暮らしは長く続くんだから。「怖がることはないよ」ドイツは詩人と思想家の国。この映画を見てセリフを聞いたら素直にそう思える。
ユーロでなくてマルク、携帯なくて公衆電話の時代だったんだ、ほんの少し前と思ってたのに。権威もヒエラルキーもなくて若い世代が家族みたいにして作った映画愛たっぷりのドイツ映画。
おまけ
2017年ドイツ公開の映画でもブライプトロイ大活躍!大麻&幼なじみとの友情話。大笑いできる映画!(タイトルは "Lommbock")