007/ダイヤモンドは永遠に

劇場公開日:

解説

“ジェームズ・ボンド・シリーズ”の第7作。製作はハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ、監督は「007/ゴールドフィンガー」のガイ・ハミルトン、脚色はトム・マンキーウィッツ、撮影はテッド・ムーア、美術はビル・ケニー、音楽はジョン・バリー、編集はジョン・W・ホームズが各々担当。出演は再びボンド役にカムバックしたショーン・コネリー、ジル・セント・ジョン、ナタリーの妹ラナ・ウッド、チャールズ・グレイ、ブルース・キャボット、カントリー・ウエスタン歌手のジミー・ディーンなど。

1971年製作/アメリカ
原題:Diamonds Are Forever
配給:ユナイト

ストーリー

200万ポンドにのぼるダイヤモンドが密輸され、しかもそれが闇市場にも出回っていない。もし何らかの意図で貯めこまれるとすれば、ダイヤモンド産業は一挙に危機にさらされてしまう、とダイヤモンド協会が恐れている。イギリス秘密情報部の上官Mは007号ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)にこう前置きし、現在計画されているダイヤ密輸の運び屋に変装し、アメリカ密輸シンジケートに潜入せよと命じた。ティファニー・ケイス(ジル・セント・ジョン)という女にロスにダイヤを運ぶよう頼まれたボンドは出迎えた敵をかわし、ティファニーに腕によりをかけてサービスをほどこし、彼女を味方に引き入れた。しかしダイヤは知らぬ間に失せていた。ナイトクラブ“ホワイトハウス”の支配人バート・サクスビー(ブルース・キャボット)の仕業だ。しかもダイヤが持ち込まれたのは“ホワイトハウス”の持ち主ウィラード・ホワイト(ジミー・ディーン)の工場だ。そこにはダイヤモンドを一面に散りばめたチョウチョウ型の人工衛星があった。ボンドはホワイトハウスの最上階のホワイトの事務所に忍び込んだが、厳重な警戒網にキャッチされて捕らえられてしまった。しかもこの密輸組織の黒幕は数々の事件で挑戦した宿敵スペクターのブロフェルド(チャールズ・グレイ)だったのだ。だが超人的な能力を発揮して危地を脱したボンドはブロフェルドに利用されていたウィラード・ホワイトに会い、見事な推理力でホワイトの断片的知識をつなぎ合わせ、スペクターの陰謀を読み取ってしまったのだ。レーザー光線の発明はダイヤによって行なわれたこと、ダイヤからダイヤへ屈折し反射する光線は最後に強力なレーザー光線を放射すること、そしてダイヤを一面に散りばめたチョウチョウ型の人工衛星が打ち上げられ、そこからレーザー光線が放射されたら、地球上のあらゆる場所が危機にさらされること。ボンドの予感は的中した。人工衛星は打ち上げられ、世界各地の軍事基地等が次々と破壊されていった。ボンドとホワイトは急ぎ、工場を調べ、衛星がコンピューターに収められたテープのある音波によって操作されていることを知った。更にブロフェルドがカリフォルニアのバージャ沖にある石油櫓から操作していることを知った。送油管を伝って櫓内の司令室に忍び込んだボンドは、ブロフェルドに捕らえられていたティファニーの協力を得て、コンピューターのテープを取り換え、危機一髪ワシントンDCの爆破を防ぐことに成功した。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第44回 アカデミー賞(1972年)

ノミネート

音響賞  
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映画レビュー

2.5猫まで影武者

2021年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 ちょっと老けたか、ショーン・コネリー。というのが第一印象。冒頭から『二度死ぬ』の残りであるような日本家屋でブロフェルドを探すボンド。カイロでやっと見つけたブロフェルドは整形で影武者を用意していた。彼を演ずるのは『二度死ぬ』で協力者ヘンダーソンを演じたチャールズ・グレイで、そんなに悪人顔じゃないのも残念なところ。

 ギャンブル好きの方はQの作ったイカサママシンが欲しくなるはず。もうデジタルの時代だから使えないと思うけど・・・。そんなラスベガスでのアクションが中心となるけど、ダイヤの密輸に関しては死体を使ったりするのがgood。でも、ここまでだったかなぁ。カジノ、サーカス、月面車とか、ストーリーがどうでもよくなってきた。

 カーアクションはさすが!トランザムでパトカーを振り切り、次々と廃車にしていく様子はこの時期以降の派手な映画に生かされていると感じます。

 意外なところでマネーペニーが出てきたのは嬉しかったけど、ボンドガールのティファニー(ジル・セント・ジョン)はなんとなくコミカルで相応しくない気もした。悪役二人の存在も面白かっただけで、何だかなぁ・・・

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共感した! 4件)
kossy

3.5初代ボンドにしてはコミカル

2021年9月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

宿敵ブロフェルドを殺害したボンドは休養を兼ねて行方不明のダイヤを追う任務に就くが…。
シリーズ7作目。初代ボンド引退作。月面探索機で爆走するボンドやルパン三世みたいな寸劇をするボンドなど、コミカルさが強調された演出が印象的でした。

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共感した! 1件)
shotgun

2.5【7作目】ダイヤモンドは永遠に

2021年5月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

単純

冒頭の温度感は大事にして欲しかった。
前作踏まえてショーン・コネリー復帰だが、
いきなりハードな場面に驚き。
まぁ前作ラストがラストだっただけに納得。
だが温度は一気に低下しコメディモードに。

こんなまったりした序盤のカーチェイスは、
今まで観た中でも初めてかという程に残念。
その後のもう一度カーチェイスの展開も考慮して、
敢えて序盤は緩く見せていたのなら流石かw

脚本が特に中途半端で、展開が急に飛ぶ印象。
ストーリーを把握し難く、タイトルが勿体無い。
宿敵ブロフェルドもラストが印象薄く、残念。
しっかり因縁のカタをつけて欲しかった。
よりによって最後があの2人組とは。。。

タイトルのダイヤモンドの印象もイマイチ薄く、
個人的にはもう少し、、、な感想。
シリーズ通して男の色気と気品を備えた英国紳士、
初代ボンドのショーン・コネリーの功績に乾杯。

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アル

4.0オンロードはマッハ1、オフロードなら一家に一台月面車(笑)

2021年5月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

単純

レーゼンビーと比べてどうかな?と思って観れば・・・。
歳月を感じますね。
前髪前線の後退はウィッグを捨てた潔さとして評価したいですが、顔は確実に年輪を刻みましたし、何よりもお身体が少々ふくよかといいますか、ややユルミが見受けられます。

冒頭は日本、カイロと鬼の形相でブロフェルドを追い詰めるボンドです。
これは妻の敵討ちと解釈して宜しいんでしょうか?
原作では女王陛下の次が二度死ぬで、日本でブロフェルド斃すんだものね。
とりあえず、時系列と作風の調整はこれでOK。

ここからは、来たよ、来たよ?娯楽路線。いや、もう、冒頭からキてるか?
殺し屋コンビはgayだし、ブロフェルドまでdrag queenやらされてるし(テリー・サバラスじゃなくて良かった!役者が変わると言えば、ボンドの盟友、CIAのヒューリックス(フェリックス)さん。彼、結構好きだから毎回コロッコロと役者を変えるのはやめて欲しかった)

もう、一体誰がバカなの?
ガイ・ハミルトン?カビー・ブロッコリ?もう、別にいいけどさぁ。

博識なボンドがダイヤの情報に疎いのはご愛嬌。
L.A.やラスベガス辺りは良かったな。
プレイボーイクラブのカードも「らしくて」笑った。
可哀想なプレンティちゃんは、ナタリー・ウッドの実妹だったんだぁ。なるほど!
Qのスロット、良かったぁ。流石はQ(笑)

そして、月面車!(大爆笑!)
なんかもうこの辺りで、コネリーの経年変化とかどーでもよくなりましたw
いいよ、もう。コネリーボンドは格好良いから。それでいいです。

クーガーに引き続き、マスタングも悪くないな、とか思って観てたけど、月面車もご家庭の必需品だねw
(何もしてないのに敵が自滅って思った人は一度ノーマル車で悪路走行してみればいい。本作の道無き道の高低差はキャタピラだって苦心するだろう。
トライクバギーのお兄ちゃん達だって結構な腕前だし、やっぱり、月面車って凄いんだなー!w)

エレベーターの外壁登りは、スパイダーマンか!ってほどのアメイジングアクション。まぁ、忍者修行もしたしね。

人嫌いの大富豪、Mr.ホワイトはハワード・ヒューズかぁ!もっと枯れた老人か脂ギッシュなオジ様が出てくるかと思ったら、めっちゃ若いお兄ちゃんなんだもの(笑)
20年前、2000年前後には、作品のメジャー・マイナー問わず、ビル・ゲイツをパロディ化したようなキャラクターをよく見かけたものだけど、そういう感覚なんだろうね。
今回、wikiでカビーのプロフを見たら、ハワード・ヒューズ監督作の「ならず者」から映画界に入ったとか。そういう関係があるのなら余計に茶化したくもなるか。
(そのうち「アビエイター」も観てみよっと)

地球上で最も硬い鉱物であるダイヤモンドを使い強力なレーザーを。という当時らしいSF設定は好物です。
ただ、衛星からの破壊シーンはちょっとザワッとしましたね。現在の科学技術はこれと同じ事、すでに出来ますもん。
(「シャドー・ディール 武器ビジネスの闇」では「現実のノンフィクションドキュメント」として同様のシーンが登場する。多くの方に観て欲しい)

恐ろしい悲劇を抑止出来るのは「人の心」しかありません。
と、まぁ最後だけちょっとシリアスな気分で作品の世界観から脱却致しました。

ボンドと言えばショーン・コネリーしかいない派でしたので、見方を変えれば、本作のおかげで「もう、ボンドは終わりにするのが良い」と思えました。未練を断ち切る事が出来たという点において良作と言えましょうか。お疲れ様でしたの気持ちも込めて点数甘めです。

ここから先は「007」という称号だけを継いだ、丸っきりの「別物」と考える心得が生まれた本作でした。

(この後ネバーセイ ネバーアゲインを観るのが怖いなー。公開当時はコネリー贔屓で楽しく観たのだけれど。
これだけ連続で比較しながら視聴するとどんな印象を受けるだろ・・・)

コメントする 2件)
共感した! 5件)
pipi
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