第44回日本アカデミー賞は大激戦 「Fukushima50」「罪の声」が最多12受賞
2021年1月27日 04:00

日本アカデミー協会は、第44回日本アカデミー賞の正賞15部門各優秀賞および新人俳優賞・正賞外賞を発表した。今年は激戦の様相で、「Fukushima50」が優秀作品賞、優秀監督賞、優秀主演男優賞(佐藤浩市)、優秀助演男優賞(渡辺謙)など12部門12受賞、「罪の声」が優秀作品賞、優秀監督賞、優秀主演男優賞(小栗旬)、優秀助演男優賞(星野源、宇野祥平の2名受賞)など11部門12受賞で並んでいる。
第44回は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により全国の映画館が休業を余儀なくされたことなどを考慮し、2019年12月16日から2020年12月31日までに公開され、選考基準を満たした作品(日本映画154本、外国映画210本)に対し、同賞協会会員3953人の投票が行われた。
混戦模様の今年は最多タイで並ぶ「Fukushima50」と「罪の声」の一騎打ちではなく、「男はつらいよ お帰り 寅さん」が10部門、「ミッドナイトスワン」と「浅田家!」が8部門、「朝が来る」が6部門で追随している。
授賞式は3月19日、グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで開催される。司会は羽鳥慎一氏と、前年の第43回で「新聞記者」の演技が評価され最優秀主演女優賞に輝いたシム・ウンギョンが務める。
小松菜奈「糸」
永作博美「朝が来る」
長澤まさみ「コンフィデンスマンJP プリンセス編」
長澤まさみ「MOTHER マザー」
倍賞千恵子「男はつらいよ お帰り 寅さん」
広瀬すず「一度死んでみた」
岡田裕介さん
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