仏映画サイトユーザーが選ぶSF映画ベスト25
2020年5月4日 10:00
[映画.com ニュース] 仏最大手の映画情報サイトallocineが、ユーザーの5段階評価による数値を基に、SF映画のトップ25を発表した。映画.comの作品情報と合わせて25位から紹介する。果たして、1位となった作品は……?
「LOGAN ローガン」(ジェームズ・マンゴールド監督/2017)
「X-MEN」シリーズを代表するキャラクター、ウルヴァリン/ローガンを主役に描くシリーズ第3作。ウルヴァリンことローガンが、絶滅の危機にあるミュータントの希望となる少女を守るため、命をかけた壮絶な最後の戦いに身を投じる。
「ブレードランナー」(リドリー・スコット監督/1982)
2019年、惑星移住が可能になった未来。レプリカントと呼ばれる人造人間が謀反を起こし、地球に侵入。レプリカント専門の捜査官“ブレードランナー”のデッカードは追跡を開始する。
「フィフス・エレメント」(リュック・ベッソン監督/1997)
2214年、地球に5千年に1度の危機が迫っていた。タクシードライバーコーベンと、地球を救うというモンドシャワン星人の細胞から生まれた美女リールーは宇宙へと旅立つ。
「メトロポリス(1926)」(フリッツ・ラング監督/1926)
科学と発明と機械とが偉大なる発達を示し、地上の資本家の楽園と地下の労働者の地獄から成り立つ都会メトロポリスの物語。
「ジュラシック・パーク」(スティーブン・スピルバーグ監督/1993)
最新のバイオ・テクノロジーによって現代に甦った恐竜たちを小さな島で放し飼いにしているテーマ・パークが、完全制御の不備によりおちいるパニックを描くSFドラマ。
「ターミネーター2」(ジェームズ・キャメロン監督/1991)
未来から送り込まれたサイボーグと人間との戦いを描いたアーノルド・シュワルツェネッガー主演の「ターミネーター」(84)の続編。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(ジェームズ・ガン監督/2014)
全員が犯罪歴をもつお尋ね者たちがチームを組み、銀河滅亡の危機を阻止する戦いに巻き込まれていく姿を描いたマーベルコミックの映画化作。
「エターナル・サンシャイン」(ミシェル・ゴンドリー監督/2004)
ジョエルは元恋人クレメンタインが、ラクーナ医院で特定の記憶だけを消去する施術を受けてジョエルの記憶を消したことを知り、自分も彼女の記憶を消そうと同じ施術を受ける。
「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」(ジョージ・ルーカス監督/2005)
「スター・ウォーズ」新3部作の最終章。ジェダイの騎士アナキン・スカイウォーカーが暗黒卿ダース・ベイダーとなる過程をはじめ、1977年製作の旧シリーズ第1作「エピソード4 新たなる希望」につながる全ての謎が明かされる。
「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」(ロバート・ゼメキス監督/1989)
シリーズ全3部作の第2部。無事に1985年へ戻ってきたマーティの前に、2015年からデロリアンに乗ってやってきたドクが現れ、マーティの将来に危機が生じると告げる。
「天空の城ラピュタ」(宮崎駿監督/1986)
鉱山町で、見習い機械工として働く少年パズーは、ある日、空から降ってきた不思議な少女シータと出会う。2人は、シータの身に着けていた不思議な「飛行石」を狙う様々な陰謀に巻き込まれていく。
「アリータ バトル・エンジェル」(ロバート・ロドリゲス監督/2019)
木城ゆきとによる日本のSF漫画「銃夢(ガンム)」を、同作の映画化を長年にわたり熱望していたジェームズ・キャメロンの脚本・製作により、ハリウッドで実写映画化したアクション大作。
「レディ・プレイヤー1」(スティーブン・スピルバーグ監督/2018)
貧富の格差が激化し、多くの人々が荒廃した街に暮らす2045年を舞台にした小説「ゲームウォーズ」を映画化したSFアクション。作中のゲーム世界には、アメリカはもとより日本のアニメやゲームに由来するキャラクターやアイテムなどが多数登場する。
「アバター(2009)」(ジェームズ・キャメロン監督/2009)
22世紀、地球から遠く離れた惑星パンドラへとやってきた元海兵隊員ジェイクは、自らの分身となる“アバター”を操り、先住民ナヴィと交流するが、やがて人類とナヴィとの戦争に巻き込まれていく。
「エイリアン」(リドリー・スコット監督/1979)
宇宙船ノストロモ号の乗組員はある惑星で異星人の宇宙船を調査し、卵の中の生き物が乗組員に寄生する。未知の生命体の恐怖を描いたSFホラー。
「マトリックス」(ウォシャウスキー兄弟/1999)
仮想現実空間を舞台に人類とコンピュータの戦いを描いたSFアクション。ワイヤーアクションや、バレットタイムと呼ばれる撮影法により革新的なアクションシーンを生み出し、世界的大ヒットを記録した。
「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」(リチャード・マーカンド監督/1983)
シリーズ第3作で、後に製作された新3部作とあわせるとエピソード6にあたる。惑星タトゥイーンへと向かったルークとレイアは、大悪党ジャバ・ザ・ハットに捕らえられていたハン・ソロの救出に成功。そしてルークは、ヨーダから驚くべき自身の出生の秘密を明かされる。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(ロバート・ゼメキス監督/1985)
1985年、高校生のマーティ・マクフライは、近所に住む科学者のエメット・ブラウン博士(通称ドク)が愛車デロリアンを改造して開発したタイムマシンの実験を手伝うが、誤作動で1955年の世界にタイムスリップしてしまう。
「インセプション」(クリストファー・ノーラン監督/2010)
人が眠っている間にその潜在意識に侵入し、他人のアイデアを盗みだすコブが国際指名手配犯となってしまう。そんな彼に、人生を取り戻す唯一のチャンス「インセプション」という最高難度のミッションが与えられる。
「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」(アービン・カーシュナー監督/1980)
大ヒットSFシリーズの第2作。帝国軍のデス・スターを破壊し、反乱軍が一矢を報いてから3年後を描く。後に製作された新3部作とあわせたシリーズの第5部(エピソード5)にあたる。
「インターステラー」(クリストファー・ノーラン監督/2014)
「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督によるオリジナル作品。世界的な飢饉や地球環境の変化によって人類の滅亡が迫る近未来を舞台に、家族や人類の未来を守るため、未知の宇宙へと旅立っていく元エンジニアの男の姿を描く。
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ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴いていく過程をつづったベストセラーノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」(新潮45編集部編)を映画化。取材のため東京拘置所でヤクザの死刑囚・須藤と面会した雑誌ジャーナリストの藤井は、須藤が死刑判決を受けた事件のほかに、3つの殺人に関与しており、そのすべてに「先生」と呼ばれる首謀者がいるという告白を受ける。須藤は「先生」がのうのうと生きていることが許せず、藤井に「先生」の存在を記事にして世に暴くよう依頼。藤井が調査を進めると、やがて恐るべき凶悪事件の真相が明らかになっていく。ジャーナリストとしての使命感と狂気の間で揺れ動く藤井役を山田孝之、死刑囚・須藤をピエール瀧が演じ、「先生」役でリリー・フランキーが初の悪役に挑む。故・若松孝二監督に師事した白石和彌がメガホンをとった。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
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