アバター(2009)
劇場公開日:2009年12月23日
解説
巨匠ジェームズ・キャメロンが「タイタニック」(97)以来12年ぶりに放つ、デジタル3DによるSF超大作。地球から遠く離れた神秘の惑星を舞台に、自らの分身となる“アバター”を操り、星の先住民ナヴィ族と交流する主人公が、人類とナヴィとの戦争に巻き込まれていく姿を壮大なスケールで描く。
22世紀、人類は希少鉱物を求めて地球から遠く離れた神秘の星パンドラで「アバター・プロジェクト」に着手。「ナヴィ」と呼ばれるパンドラの種族と人間のDNAを組み合わせた肉体=「アバター」を操ることで、人体に有毒な大気の問題をクリアし、鉱物を採掘することが可能になった。この計画に参加した元兵士ジェイクは車椅子の身だったが、アバターを通して自由に動き回ることができるようになった。パンドラの地で、ナヴィの族長の娘ネイティリと恋に落ちたジェイクは、パンドラの生命を脅かす自身の任務に次第に疑問を抱くようになり、星の運命を決する選択を迫られていく。
主人公ジェイクに「ターミネーター4」のサム・ワーシントン。共演にゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバーほか。
2009年製作/162分/G/アメリカ
原題:Avatar
配給:20世紀フォックス映画
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2023年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
兎にも角にも、未知の星パンドラの美しさ。
植物、怪物、青色の生命体ナヴィの黄色い目、尖った耳、
スラリと伸びた肢体。
こんな美しい星があるだろうか?
ナヴィの娘と恋に落ちる地球人で下半身麻痺のジェイク。
彼は冷却ポッドに入り意識の中でナヴィに変身すると、脚は自由に動き
健常者の美しい生き物に変わる。
人間が作り出した映画の中でも傑出してイメージが豊かだ。
宇宙人というのか異星人?未来人?
ナヴィの造形は素晴らしい。
13年前に映画館で観ました。
目の前に飛び出してくるふわふわした透明のクラゲのような生き物。
その不思議にワクワクしたのも束の間、
直ぐにそれにも飽きた私は心を閉ざした。
ナヴィたちの個々の顔が判別不能でした。
そこからはストーリーが何も見えなくなった。
そして13年後、家の大型テレビに写った世界。
途轍もなく素晴らしい。
「パンドラ」の生命体であるナヴィそして大きくて鮮やかな紋様の
翼を広げナヴィを乗せて空を駆ける翼竜。
甲冑を付けて猪とも馬とも猛牛にも見える陸の怪獣。
どれも見たことのないフォルム。
簡単に乗りこなせたり、心を通わせたり出来ない。
そして土に生息する葉物や巨大なキノコのような生物。
すべてが新鮮。
ジェームズ・キャメロンは何という想像主なのだ!!
地球外の生命体をこんなにも想像力を持って作り上げるとは。
「パンドラ」は人類の未来の形態かもしれない。
ナヴィは空気(酸素)を沢山必要としない。
人間の身体を変える。
発想の転換だ。
肺を進化させて酸素を今の1000分の1に減らす。
食べ物も1000分の1で生きられる生命体にに変える。
水も必要量を減らす。
人口も減らす。
(驚くことにナヴィに子供は存在していない)
ネイティリとジェイクは立ったまま生殖をしていたようだったが、
地球に優しいという環境対策。
温室効果ガスを減らす。
どう考えても不可能。
30世記にゴキブリ以外の生命体が地球に生きてるとは思えないのだ。
大気汚染や温室効果ガスを減らすのではなく、
人間が変化する。
宇宙の未来。
破壊することをやめて、限りある資源で生きていくこと。
「スターウォーズ」より「アバター」は現実的に思える。
サム・ワーシントンは特に普通にいる正義感の強い青年。
捻くれたところは殆どない。
だからナヴィは彼を受け入れた。
地球の傭兵部隊を率いる隊長のスティーブン・ラングは悪役の極み。
存在感凄かったです。
悪の権化!!
戦闘機に火炎放射器、爆薬。
狼藉の全てを使いナヴィを殺し、パンドラを破壊しようとする。
STop The Vio Telo
Keep Wild Nature
ジェイクがパルドラに惹かれナヴィの勇敢な少女ネイティリと恋に落ち、
やがてナヴィになりたいと願う。
それは自然なこと。
美しいラストだった。
発想の転換。
綺麗な地球に戻すことは不可能。
汚染された大気汚染された宇宙で、生命体は自ら変化して
ゴキブリのように適応して生きる。
ゴキブリよりも見目麗しく変容してだ、勿論。
新作の内容はまだ殆ど知らない。
「水」にまつわるストーリーらしい。
心を閉ざささずに、目を見開いて、向き合いたい。そう思う。
2023年3月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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・全体を通して
人間と異民族や生物との交流を描く作品は個人的に好きなのでとても面白く感じた。特に、主人公の視点から人間と異民族(ナヴィ族)両方の視点から物語を楽しめた点が良かった。
1番好きな登場人物はツーテイ。結婚予定のネイティリと関係を持ったジェイクを、最終的に仲間と認めて共闘した心の強さに惹かれた。
・各場面を通して
現実世界に戻り、自分の動かない足を見るシーンからもジェイクがアバターとしての生活に心地よさを感じてるように思えた。
攻撃の最中、トルーディが攻撃を止め帰投したシーンが好きだったので、終盤で撃墜されてしまったのは残念だった。
ホームツリーを攻撃した人間達も深刻な顔をしていたのが印象に残った。自分達の営利のために攻撃しておきながら、民族を攻撃したことに対して罪悪感を感じていたようにも見えた。
目の前で父を亡くしたネイティリに対して、ジェイクが赦しを乞うのは自己中ではないかと感じた。そして、そのときジェイクにネイティリが放った「早く消えて」というセリフは、2人が初めて出会ったときにも言っていた気がする。この時点で、ネイティリのジェイクに対する信頼関係が一度リセットされたことを意味しているように感じた。
ジェイクがトルーク・マクトになってナヴィ族の元に帰還し、ネイティリと再び分かり合えたシーンも良かった。「あなたが見える」という言葉は心で通じ合えたことを意味しているように感じた。
最初ジェイクに対し攻撃的だった野生動物たちが終盤に、人間たちに向かって突進したシーンは、とても興奮した。自然との共闘の展開は個人的にとても燃えた。
2023年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
サムワーシントン扮する元海兵隊員ジェイクサリーは、約6年かけてパンドラへ向かって行った。アバターと呼ばれる地球人とナヴィのDNAを合成した遠隔操作の体を操縦しに行ったのだった。
改めて観たが、アバターの仕組みなんてとっくに忘れていたし、ジェイクの走れる喜びも分かる様な気がしたね。ナヴィのデカさにびっくりだな。迫力満点だったし、知らない世界で迷子になったらえらいこっちゃ。素晴らしい世界観に酔いしれたね。
2023年2月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波
映像の美しさ、ヴィジュアルの面白さ、ストーリーのエンターテイメント性。
これぞ、娯楽映画ですね!