【イッキ見推奨】制覇するには何分かかる? 今こそ見ておきたいシリーズ作品10選
2020年3月28日 12:00

[映画.com ニュース] 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京都などが週末の不要不急の外出自粛を要請したことを受けて、都内近郊の主要な映画館は今週末の休館を発表しました。そこで映画.comでは、週末に自宅で鑑賞するのにおすすめのシリーズ作品をご紹介します。結局見られないままだった、もしくは途中で挫折してしまった誰もが知る有名なシリーズ作品ばかりなので、ぜひ鑑賞してみてください(※配信前の作品は含まずに計算)。
第1作は第45回アカデミー賞3冠、第2作は第47回アカデミー賞6冠に輝き、その後16年の時を経て完結編が製作されたフランシス・フォード・コッポラ監督の傑作。暗黒街に君臨するマフィアのファミリーの半世紀に及ぶ年代記は、わずか半日で鑑賞可能です。ワイナリーのオーナーでもあるコッポラ監督。彼が手がけた芳醇なワインを片手に、重厚な世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。

トム・クルーズ主演の人気スパイアクションは、現在第6作(「ミッション:インポッシブル フォールアウト」)まで製作されています。ガジェットの進化、スケールアップしていくミッションの内容は勿論のこと、注目してほしいのはトムの“生身&捨て身アクション”。シリーズを重ねるごとに、どんどんと更新されていく“限界”を全て見届けていただきたい!
チャールトン・ヘストン主演「猿の惑星」から始まるオリジナル・シリーズ全5作、ティム・バートン版「PLANET OF THE APES 猿の惑星」、プリクエル(前章)となる「創世記(ジェネシス)」「新世紀(ライジング)」「聖戦記(グレート・ウォー)」の尺を合算。猿と人類の壮大な闘い――頑張れば、丸1日で全歴史を目撃することができますね。

J・R・R・トールキンの「指輪物語」「ホビットの冒険」を、ピーター・ジャクソン監督が実写映画化(全6作)。「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」は、第76回アカデミー賞で作品賞をはじめ11部門を総なめ。これは「ベン・ハー(1959)」「タイタニック(1997)」に並ぶ史上最多受賞の快挙でした。ちなみにカットされたシーンや追加編集されたシーンを追加したエクステンデッド版も存在しているので、劇場公開版との違いを楽しむのも◎。

78年「スター・ウォーズ」からの旧3部作、「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」から描かれた新3部作、新世代を軸にした「スター・ウォーズ フォースの覚醒」「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」の総尺。ちなみにCGアニメ「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」は98分、「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」は134分、「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」は135分。最新作「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」は4月8日から先行デジタル配信、4月29日からMovieNEXで発売されるので、こちらも楽しみですね!
お家にいながら「ハリー・ポッター魔法ワールド」へ旅立つのはいかがでしょうか? “ポッタリアン”“ファンタビスト”に生まれ変わるチャンスです。「ファンタスティック・ビースト3(仮題)」の公開も控えているので、未見の方はまだまだ追いつけますよ。

88年にスタートした同シリーズは、全22作が製作されました(特別版2作を含む)。“ハマちゃん&スーさん”を演じた西田敏行と三國連太郎さんが築き上げた22年間の歴史――いっぱい笑って前向きな気持ちになれる作品ばかりです。第1作「釣りバカ日誌」の釣果はクロダイ、ヒラメ、シロギス、そして完結編「釣りバカ日誌20 ファイナル」では、ニジマス、オショロコマ、ヤマベ、イワナ、幻のイトウでした。
フェイズ1(「アイアンマン」→「アベンジャーズ」)、フェイズ2(「アイアンマン3」→「アントマン」)、フェイズ3(「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」→「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」)までを総まとめ(短編&ドラマシリーズを除く)。シリーズの壮大な歴史を感じさせる総尺になりました。ヒーローたちの姿はいつ見てもしびれます!

ショーン・コネリー(初代)、ジョージ・レーゼンビー(2代目)、ロジャー・ムーア(3代目)、ティモシー・ダルトン(4代目)、ピアース・ブロスナン(5代目)、ダニエル・クレイグ(6代目)――歴代ボンドそれぞれの魅力を一気に味わうのもありです。ツウ好みの方は、ピーター・セラーズが出演した「007/カジノ・ロワイヤル(1967)」(131分)にも手を出してみてください。鑑賞のお供には、ステアせずにシェイクしたマティーニをどうぞ。

第1作「男はつらいよ」が封切られたのは、1969年8月27日のこと。全48作品に加え、主演・渥美清さんの死後、第25作をベースにシリーズの名場面や新撮映像を盛り込んだ「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」(106分)が製作されました。同シリーズの魅力のひとつは、昭和から平成にかけて徐々に変化を遂げていく“風景”が収められていること。昨年末には、シリーズ50作目の最新作「男はつらいよ お帰り 寅さん」が公開され、大ヒットを記録しました。
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