スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス

劇場公開日:

解説

SF映画の金字塔「スター・ウォーズ」3部作の完結から16年を経て生み出された、新3部作の第1部。オリジナルの3部作に対する前日譚となり、秘められたフォースの力を宿す少年アナキン・スカイウォーカーが、やがて銀河を震かんさせるシスの暗黒卿ダース・ベイダーになるまでの姿を、3部作を通して描いていく。第1部となる本作では、辺境の惑星に住む貧しい少年アナキンが、後に師匠となるオビ=ワン・ケノービや、アナキンがダークサイドへ堕ちていくきっかけとなる最愛の女性パドメ・アミダラとの出会いを描く。

平和な惑星ナブーが銀河通商連合に襲撃され、その事件の調査に向かったジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンと弟子のオビ=ワン・ケノービは、メカの不調で砂の惑星タトゥイーンに不時着する。そこで出会った9歳の少年アナキンに眠るフォースの力を感じ取ったクワイ=ガンは、アナキンをジェダイ騎士団に入団させようとする。一方その頃、謎の敵ダース・モールがジェダイ抹殺のために暗躍していた。

「スター・ウォーズ」生みの親であるジョージ・ルーカスが、1977年の第1作以来自らメガホンをとった。クワイ=ガン・ジンを「シンドラーのリスト」のリーアム・ニーソン、オリジナル3部作ではアレック・ギネスが演じたオビ=ワン・ケノービの若き日を「トレインスポッティング」のユアン・マクレガー、パドメ・アミダラを「レオン」のナタリー・ポートマンがそれぞれ演じ、アナキン役には子役として「ジングル・オール・ザ・ウェイ」などに出演してきたジェイク・ロイドが抜てきされた。

1999年製作/133分/アメリカ
原題:Star Wars: Episode I - The Phantom Menace
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1999年7月10日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第72回 アカデミー賞(2000年)

ノミネート

視覚効果賞  
音響賞  
音響効果編集賞  
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2

(C)2024 Lucasfilm Ltd.

映画レビュー

4.0はじまりはじまり~

2023年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「スター・ウォーズ」をどういう順に観るのがいいのか、時々話題になります。いろんな見方ができるので正解はなさそうですが、「スター・ウォーズ」と共に生きてきた世代的には、製作順がしっくりきます!Ⅳ~Ⅵを観てから、前日譚を観ていくことに格別の面白さを感じます。我らが主人公ルーク・スカイウォーカーのお父ちゃんがまだ9歳だった頃のお話、まるで昔話ですよね(笑)。印象的なのは、アナキン・スカイウォーカー役のジェイク・ロイドくんですね。全く物怖じしない、これぞ偉大なフォースの担い手と思わす風格がすばらしい。それでいて、子供らしさが可愛くもあり、魅入ってしまいました。C-3POは彼が作ったロボットだったんでしたね。満を持してジョージ・ルーカスが監督業に復帰し、正当な「スター・ウォーズ」作品に仕上がっているように感じました。これでもかってくらい細部までこだわりぬいた映像も見所で、この世界観を十二分に堪能しました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
赤ヒゲ

3.516年間・・・‼️

2023年9月20日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

単純

私はスター・ウォーズが大好きだと思ってた‼️でも「ジェダイの帰還」から16年ぶりのこの作品を観た時、私はスター・ウォーズが好きではないと自覚した‼️私が大好きなのはスター・ウォーズのエピソード4〜6なのだと‼️スター・ウォーズの壮大な歴史の中で、ルーク・スカイウォーカーやハン・ソロ擁する反乱軍が、ダースベーダー率いる帝国軍の圧政と戦った3つのエピソードを愛してるのだと‼️創造主であるジョージ・ルーカスも自分が考えた物語の中で一番面白いからエピソード4〜6から先に映画化したと語っていました。そしていよいよ自身が考えるあまり面白くないエピソードであるこの作品を映画化するにあたり、追い風だったのはCG技術の進歩の凄まじさであり、向かい風だったのは意外に早かったジョージ・ルーカスの映画人としての才能の枯渇‼️禁輸処置や税金の優遇措置を盛り込んだストーリーが世界中の映画ファンに熱狂的に迎えられると本気で思ったのか?フォースという偉大な力をミディクロリアンという数値で表したら世界中のSWファンが怒り狂うと思わなかったのか?ジャー・ジャー・ビンクスというキャラを創造し、アーメド・ベストの声を吹き込んだのを聞いてウザいと感じなかったのか?見せ場であるポッドレースをフルCGで描いて「ベン・ハー」のような迫力が出せると本気で思ったのか?アナキンが大活躍(?)する超ショボい空中戦でSWファンを満足させられると本気で思ったのか?SWはSFX満載の戦争活劇であって、政治映画ではなかったはず‼️なぜこんなめんどくさい作風になったのか?ここから帝国軍が支配していた時のような暗黒時代、ディズニー傘下の作品も含めてSWというフランチャイズにとっての悪夢のような時代が始まったわけですが、この「エピソード1/ファントム・メナス」にも若干の救いどころがあって、優雅な共和国を象徴する流線形の飛行船のデザインや、日本の歌舞伎を思わせるアミダラのメイク‼️これは賛否あるかもしれませんが、成功していると思う‼️オビワン役のユアン・マクレガー‼️アレック・ギネスほどではないがハマり役‼️そしてダース・ベーダーと並ぶダース・モール‼️まるで鬼のような容姿で両刀のライトセイバーを操る姿はほんとカッコいい‼️そしてクライマックスのライトセイバー戦はスゴいことにSW史上最高のライトセイバー戦‼️アクロバティックなダース・モールの戦闘スタイルはホント最高‼️だがこれらの救いどころも前述の救いようのなさによって相殺されてしまい、冒頭のオビワンのセリフ「嫌な予感がする」の通り、なんともモヤモヤの残る作品となってしまった‼️でも許そう‼️なんたって、この作品はスター・ウォーズなんだから‼️そして最後にもう一回オビワンのセリフ「嫌な予感がする」‼️

コメントする (0件)
共感した! 7件)
活動写真愛好家

3.5アナキンの故郷は賑やか

2023年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ゆい

4.5素晴らしい映像と音響を堪能

2022年6月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人的にはシリーズで一番好きかもしれない。前作のジェダイの帰還から15年あまり、CG技術が格段に進歩していて、その出来に感動したのを良く覚えている。
ダースモールとの殺陣は今見てもカッコいい。あのダブルブレードを初めて見た時の興奮は今も忘れない。
また物語の始まりでもあるので、シリーズ独特の伏線回収と今後への繋がりも見どころの一つだった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Iwarenkon
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

「スター・ウォーズ」シリーズ関連作品

他のユーザーは「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」以外にこんな作品をCheck-inしています。