米GG賞 C・ベール主演「バイス」最多6ノミネート 「万引き家族」「未来のミライ」も
2018年12月7日 11:26

[映画.com ニュース] ハリウッド外国人映画記者クラブ(HFPA)の会員投票によって選出される、第76回ゴールデングローブ賞のノミネーションが12月6日(現地時間)に発表された。
映画部門で最多6ノミネートに輝いたのは、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のアダム・マッケイ監督と、主演のクリスチャン・ベール、製作ブラッド・ピットが再結集した「バイス」。2001~09年のジョージ・W・ブッシュ政権で強大な権力を握った副大統領ディック・チェイニーを描く社会派エンタテインメントで、チェイニー役のベールが体重を約20キロ増量。髪を剃り眉毛も脱色するなど、"役作りの鬼”ベールの変貌ぶりが大きな話題となっている。本作は、コメディ部門作品賞をはじめ、監督、脚本、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞にノミネートされた。

続いて、ここまでの賞レースでも注目を集めてきた3作品、ギリシャの奇才ヨルゴス・ランティモス監督「女王陛下のお気に入り」、ファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリー監督「グリーンブック」、ブラッドリー・クーパーの長編監督デビュー作「アリー スター誕生」が、それぞれ5ノミネートを獲得した。
また、日本からは是枝裕和監督「万引き家族」が外国語映画賞に、細田守監督「未来のミライ」がアニメーション映画賞にノミネートされている。
授賞式は19年1月6日(現地時間)に開催され、コメディアンのアンディ・サムバーグと女優のサンドラ・オーが司会を務める。

第76回ゴールデングローブ賞(映画部門)ノミネートは以下の通り。
▽監督賞
ブラッドリー・クーパー 「アリー スター誕生」
アルフォンソ・キュアロン「ROMA ローマ」
ピーター・ファレリー「グリーンブック」
スパイク・リー「ブラック・クランズマン」
アダム・マッケイ「バイス」
ブラッドリー・クーパー 「アリー スター誕生」
アルフォンソ・キュアロン「ROMA ローマ」
ピーター・ファレリー「グリーンブック」
スパイク・リー「ブラック・クランズマン」
アダム・マッケイ「バイス」
▽主演男優賞(ドラマ)
ブラッドリー・クーパー 「アリー スター誕生」
ウィレム・デフォー「永遠の門 ゴッホの見た未来」
ルーカス・ヘッジズ「Boy Erased」
ラミ・マレック「ボヘミアン・ラプソディ」
ジョン・デビッド・ワシントン「ブラック・クランズマン」
ブラッドリー・クーパー 「アリー スター誕生」
ウィレム・デフォー「永遠の門 ゴッホの見た未来」
ルーカス・ヘッジズ「Boy Erased」
ラミ・マレック「ボヘミアン・ラプソディ」
ジョン・デビッド・ワシントン「ブラック・クランズマン」
▽主演女優賞(ドラマ)
グレン・クローズ「天才作家の妻 40年目の真実」
レディー・ガガ 「アリー スター誕生」
ニコール・キッドマン「Destroyer」
メリッサ・マッカーシー「Can You Ever Forgive Me?」
ロザムンド・パイク「A Private War」
グレン・クローズ「天才作家の妻 40年目の真実」
レディー・ガガ 「アリー スター誕生」
ニコール・キッドマン「Destroyer」
メリッサ・マッカーシー「Can You Ever Forgive Me?」
ロザムンド・パイク「A Private War」
▽主演男優賞(コメディ/ミュージカル)
クリスチャン・ベール「バイス」
リン=マニュエル・ミランダ「メリー・ポピンズ リターンズ」
ビゴ・モーテンセン「グリーンブック」
ロバート・レッドフォード「ジ・オールド・マン・アンド・ザ・ガン(原題)」
ジョン・C・ライリー「Stan & Ollie」
クリスチャン・ベール「バイス」
リン=マニュエル・ミランダ「メリー・ポピンズ リターンズ」
ビゴ・モーテンセン「グリーンブック」
ロバート・レッドフォード「ジ・オールド・マン・アンド・ザ・ガン(原題)」
ジョン・C・ライリー「Stan & Ollie」
▽主演女優賞(コメディ/ミュージカル)
エミリー・ブラント「メリー・ポピンズ リターンズ」
オリビア・コールマン「女王陛下のお気に入り」
エルシー・フィッシャー「Eighth Grade」
シャーリーズ・セロン「タリーと私の秘密の時間」
コンスタンス・ウー「クレイジー・リッチ!」
エミリー・ブラント「メリー・ポピンズ リターンズ」
オリビア・コールマン「女王陛下のお気に入り」
エルシー・フィッシャー「Eighth Grade」
シャーリーズ・セロン「タリーと私の秘密の時間」
コンスタンス・ウー「クレイジー・リッチ!」
▽助演男優賞
マハーシャラ・アリ「グリーンブック」
ティモシー・シャラメ「ビューティフル・ボーイ(原題)」
アダム・ドライバー「ブラック・クランズマン」
リチャード・E・グラント「Can You Ever Forgive Me?」
サム・ロックウェル「バイス」
マハーシャラ・アリ「グリーンブック」
ティモシー・シャラメ「ビューティフル・ボーイ(原題)」
アダム・ドライバー「ブラック・クランズマン」
リチャード・E・グラント「Can You Ever Forgive Me?」
サム・ロックウェル「バイス」
▽助演女優賞
エイミー・アダムス「バイス」
クレア・フォイ「ファースト・マン」
レジーナ・キング「ビール・ストリートの恋人たち」
エマ・ストーン「女王陛下のお気に入り」
レイチェル・ワイズ「女王陛下のお気に入り」
エイミー・アダムス「バイス」
クレア・フォイ「ファースト・マン」
レジーナ・キング「ビール・ストリートの恋人たち」
エマ・ストーン「女王陛下のお気に入り」
レイチェル・ワイズ「女王陛下のお気に入り」
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