タリーと私の秘密の時間
劇場公開日 2018年8月17日
解説
「JUNO ジュノ」「マイレージ、マイライフ」のジェイソン・ライトマン監督が、「ヤング≒アダルト」でもタッグを組んだシャーリーズ・セロンを再び主演に迎え、3人の子を育てる母親と不思議な魅力をもったベビーシッターの女性との交流や絆を、コミカルかつハートウォーミングに描いたドラマ。仕事に家事に育児にと何でも完璧にこなしてきたマーロだったが、3人目の子どもが生まれて疲れ果ててしまう。そんなマーロのもとに、夜だけのベビーシッターとしてタリーという若い女性がやってくる。自由奔放でイマドキな女子のタリーだったが、仕事は完璧で、悩みも解決してくれ、マーロはそんなタリーと絆を深めることで次第に元の輝きを取り戻していく。タリーは夜明け前には必ず帰ってしまい、自分の身の上を語らないのだが……。セロンがマーロ役を演じ、「ブレードランナー 2049」などで注目されるマッケンジー・デイビスがタリーに扮した。脚本を「JUNO ジュノ」「ヤング≒アダルト」のディアブロ・コーディが手がけた。
2018年製作/95分/G/アメリカ
原題:Tully
配給:キノフィルムズ
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2018年8月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会
20代はあんなにイケイケだったのに、今のマーロは心身ともにズタボロ。息子は問題児だし、稼ぎが悪い亭主は家事一切を任せっきりだし、自分も3人目を出産前に体力が限界スレスレ。やがて、出産。いよいよ破滅へまっしぐらかと思われたマーロに、ナイトシッターのタリーがさながら救世主のごとく手を差し伸べる。要望はすべてオッケーで、尚且つ、夜遊びにも付き合ってくれるタリーは、果たして何者なのか?そんな観客の?に鮮やで現実的な答えを示してくれる映画は、女性ばかりか、疲れて目の前のことだけで精一杯の人すべてに、ダメな人生を蘇らせる術を教えてくれる。何しろ、タリー役のマッケンジー・デイヴィスがくだけたメリー・ポピンズ役にぴったり。♪人生は一度だけ〜と歌う「007は二度死ぬ」のテーマが、偶然にもそれ以上にぴったり。シャーリーズ・セロンの入魂演技もさることながら、マッケンジー・ポピンズとテーマ曲に技ありを!
2018年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
この展開には正直「やられた!」と思った。観終わるとすぐ最初から観直したくなる作品がたまにあるが、これもその部類に入る。ある有名な映画に似た仕掛けがあるのだが、その作品名を聞くだけで「ああいうヤツか」と即バレしてしまうので、事前の情報収集を最小限にとどめ、SNS等でネタをばらされる前に“なる早”で鑑賞することを推奨します。
「ヤング≒アダルト」のジェイソン・ライトマン監督と主演シャーリーズ・セロンの再タッグ。今回の主人公マーロは、2人の子育てで忙殺され疲労困憊し、さらに3人目を出産。もうダメ限界…となり、夜間のみのベビーシッターを頼むことに。その彼女タリーの優秀な仕事ぶりのおかげで、マーロは少しずつ自分を取り戻し、家族との時間を穏やかな気持ちで過ごせるようになる。
シャーリーズはもちろん、タリー役のマッケンジー・デイヴィスも魅力全開。日本でももっと人気が出ればいいのにと思う。
2022年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
子育てはほんとに大変だと思います。ちやほやされていた若い頃の自分にはもう戻る事はできないし、かと言って現実の生活は忙しくて厳しくて、心も身体もヘトヘトに疲れはてちゃいますよね、きっと。そして、そんな状況で、もうほんとに大袈裟じゃなく、気が狂わないための折り合いと言うか、ひとつの選択肢というか、言い方変だけど工夫なのかも知れません。自分だったら、あなたなら、そんな問いに辿り着きそうな感じでした。
2022年7月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
育児・家事の大変さにより精神が壊れていく様を観ているのは辛かった。ゲームばかりやってるダメ夫に腹がたつ。
とにかく18キロの増量をして臨んだシャーリーズ・セロンの役作りが凄すぎる。一年前に公開の「アトミック・ブロンド」ととても同じ女優とは思えない。
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