ある画家の数奇な運命

劇場公開日

ある画家の数奇な運命
ある画家の数奇な運命

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

長編監督デビュー作「善き人のためのソナタ」でアカデミー外国語映画賞を受賞したフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督が、現代美術界の巨匠ゲルハルト・リヒターをモデルに、ドイツの激動の時代を生きた芸術家の半生を描いた人間ドラマ。ナチ党政権下のドイツ。叔母の影響で幼い頃から芸術に親しむ日々を送っていたクルトは、終戦後に東ドイツの美術学校に進学し、エリーと恋に落ちる。エリーの父親は、精神のバランスを崩して強制入院し、安楽死政策によって命を奪われた叔母を死に追いやったナチ党の元高官だった。しかし、誰もそのことに気づかぬまま、2人は結婚する。やがて、東のアート界に疑問を抱いたクルトは、エリーと⻄ドイツへ逃亡し、創作に没頭するが……。主人公クルト役を「コーヒーをめぐる冒険」のトム・シリングが演じた。2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。第91回アカデミー賞では外国語映画賞と撮影賞にノミネートされた。

2018年製作/189分/R15+/ドイツ
原題:Werk ohne Autor
配給:キノフィルムズ

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第91回 アカデミー賞(2019年)

ノミネート

撮影賞 ケイレブ・デシャネル
外国語映画賞  

第76回 ゴールデングローブ賞(2019年)

ノミネート

最優秀外国語映画賞  
詳細情報を表示

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

OSOREZONE|オソレゾーン

世界中のホラー映画・ドラマが見放題!
お試し2週間無料 マニアックな作品をゾクゾク追加!(R18+)

  • ぼくのエリ 200歳の少女
  • ボーグマン
  • アンチクライスト
  • リヴィッド
  • スガラムルディの魔女
  • 静かなる瞳
  • ディア・ボーイ
  • 池
  • ヴィタール
  • ヒッチハイク
OSOREZONE

Powered by 映画.com

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16

(C)2018 PERGAMON FILM GMBH & CO. KG / WIEDEMANN & BERG FILM GMBH & CO. KG

映画レビュー

4.0「事実は小説より奇なり」を地で行くリヒターの人生

2020年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

美術の世界に疎く、現代美術の巨匠と評されるゲルハルト・リヒターのこともほとんど知らなかったが、リヒターの叔母がナチスの障害者安楽死政策で命を奪われたこと、妻の父親がナチ高官で安楽死政策の加害者だったことは事実だという。なるほど“数奇な運命”だが、ドナースマルク監督はリヒター本人に取材し映画化権を取りつける際、「映画の中で何が真実で何が創作かを明かさない」との条件をつけられたとか。3時間超の長尺に、ナチスの戦争犯罪とその犠牲者、東西ドイツ分断期の世相、新たな表現を追求する芸術家の生きざまなど多くが詰め込まれたが、“何が真実か”を観客に委ねる本作は、大局的に見るとドナースマルクの映画制作を介したリヒターの芸術表現の一環なのではという妄想さえ抱かせる。

クルト役のトム・シリングと、叔母役のザスキア・ローゼンダールは良かったが、妻エリーを演じた女優がやや魅力不足なのが惜しい。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 4 件)
高森 郁哉

3.5まさに数奇な189分間

movieさん
2020年10月20日
Androidアプリから投稿

20094.多様性のない世界は退屈。自由な世界は混乱。後世に残る芸術は一握り

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
movie

4.0教授本当に嫌な奴

2020年10月19日
Androidアプリから投稿

実話ベースの映画なんですね。

クルトの叔母さん素敵です。綺麗で魅力的。あんな人の胸に抱きしめられたら子役の男の子もドキドキしたのではないかしら。

クルトの奥さんエリーは叔母さんほどの魅力がないのが残念。
叔母さん役の女優さんの一人二役でも良かったのに。
(でもそれだとクルトの描いた絵をみた教授の驚きに説得力ないかな?)

それにしても教授本当に嫌な奴。
最初はオヤジにしてはカッコいいな、と思った自分が恥ずかしい。
娘の身体をわざと傷付けるような堕胎手術するとか信じられない!
娘婿のクルトに自殺した父親と同じ掃除の仕事をさせるのも信じられない!
この若い夫婦が教授と縁を切ろうとしないのも全く信じられない!

ナチがユダヤ人だけじゃなくて障害者も沢山殺していた事は知っていたけど、その優勢思想って今でも根深く残っているように感じる。
民族差別や「生産性のない」人は排除しようとか政治家まで平気で言うでしょう。
どこかで線を引いたら、「次はここまで」「そのつぎはここまでがいらない人」ってことにされてしまう。

三時間の長い映画でしたが、見ごたえありました。
ただコロナ対策でフル換気の為か映画館が寒くて。
これからは膝掛け持参しないとダメですね。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
ちこどん

4.5芸術とは、自分の中から生まれるもの

2020年10月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

正直、ゲルハルト・リヒターを知らなかったし、彼の作品も今まで見た事がなかった。
映画を見終わった後、ネットで、リヒターの作品を貪るように検索。
ちょうど、ポーラ美術館が彼の作品を35億?で買ったことや豊島に彼の作品があることを知り、急にリヒターファンになる。

映画を見て知った事は、なんとなくは知っていたけれど、ナチスが優生思想によって、ユダヤ人だけではなく、ドイツ人もガス室へ送っていたということ。
そして、戦争が終わってからの東ドイツでの暮らし。ソ連にほぼ支配された状態の社会主義国家。
彼の数奇な運命をたどりながら、何が優れていて、何が劣っているのか、それを決めているのは誰なのかを考えさせられる。

彼が、西ドイツへ行ってから、ヨーゼフボイスをモデルにした教授に見出される。
その教授から、芸術とは自分が体験したことからしか生まれないというようなことを言われて、自分の作品に改めて向き合う。

写真が出来るまでの絵画は、芸術ではあるけれど、写真のようにリアルにそのものを描くことが必要だったと思う。
しかし、写真、そして、映像が出来てからは、絵画とか、芸術は、何かを表現するものになった。
何かを表現するということは、奇抜なものだったり、驚かせるものではない。
確かに現代アートの中には、伝わりにくく、理解に苦しむものもある。

でもそのアートに何かを表現したいと思う作者の魂が入っていれば、作品は生きてくる。
ものを作るということ、表現するということが、その人の感受性全てであるように
感じるということが出来る能力は、何かを生み出す力を持っているということ。

叔母のエリザベトは、人よりも感受性が強いだけで、それは彼女の個性であり、能力だったかもしれない。
ADHDやHSPも同じこと。感じやすいからこそ、生きにくいけど、感じる力があるから何かを生み出すことが出来ると思う。
この映画を観て感じたことは、「目を逸らさないで見て。真実は全て美しい。」という言葉、そして、それを感じる心をなくしてはいけないと強く思う。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 3 件)
七星 亜李
すべての映画レビューを見る(全28件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る