Girl ガール
劇場公開日:2019年7月5日
解説
トランスジェンダーの主人公が、バレリーナを目指して葛藤や苦悩を乗り越えながら夢を追いかける姿を描いたドラマ。男性の体にうまれたトランスジェンダーのララは、バレリーナになることが夢で、強い意志と才能、そして血がにじむような努力で、難関とされるバレエ学校への入学を認められる。しかし、成長とともに変わっていく体によってうまく踊れなくなることへの焦りや、ララに対するクラスメイトの嫉妬や嫌がらせにより、次第に心身ともに追い込まれていく。2018年・第71回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、これが長編デビュー作のルーカス・ドン監督がカメラドール(新人監督賞)、主演のビクトール・ポルスターが最優秀俳優賞を受賞した。
2018年製作/105分/PG12/ベルギー
原題:Girl
配給:クロックワークス、STAR CHANNEL MOVIES
スタッフ・キャスト
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2022年7月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ララの表情が全ての映画
ララを抱きしめたくなる
終始ララに感情移入して辛い
可愛い弟、
トランジェンダーに理解のある父親がとても良い
日本なら性を変えるなんてと反対する親が描かれるが、
親戚一同ララに理解のある人達
足も痛いけど
テーピングしている性器も痛いよね
トイレ行きたくなるから、バレエ中も
本来なら水分とらないといけないのに
あえて、とらない
でも、あの天使みたいなララの微笑みは
本当に可愛い
最後、衝撃的、自分の性器を切る
やめてーと画面見ながら声が出た
しかし
未来が明るそうな終わり方なので
希望を持てるかな
履き慣れないトゥシューズの為血だらけの爪先、レオタードを着る為にテープでかぶれた下腹部、そして何より同級生からの心ない差別的扱われ方、全て痛々しい。観ていて辛くなった。自分の身体か嫌というのは世の中が性別を見た目で判断するから?そういう身体の女性や男性でいいとか、色々な人々って存在するよねーという形になればあんなに無理する事は無いのだろうか?何と生きにくい社会である事か。
ララの優しい笑顔の裏の心と身体の痛みを考えるとどうにかならないかと、バレエという身体を見せるというまた特殊な事情を鑑みても何かやりようがあるのではないかと、家族や学校、病院等での理解は深く、ララに寄り添っている素晴らしい環境のように感じたが、それでもまだ不十分なんだなあと。
大きな悩みを抱えて生きづらさを感じながら日々耐えているであろう人々を思うともっと幸せな終わり方をして欲しかった。
2022年2月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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一致しないことの苦しみが痛いほど伝わってきた。トランスジェンダーであることを父親や親族、学校の友達もある程度理解があり、病院の先生たちも計画的に手術できるよう優しく語りかけるなど、周囲の人々の万全の支えがあるように思える。他の映画のような彼女に対する酷い仕打ちや苛めは全面には出てこない。しかし、多感な時期を過ごす彼女は男女において当たり前であることができないことに対して急ぐ気持ち、不安な気持ち、それを振り払うかのごとく、一心不乱にバレエに打ち込む。ラスト、彼女の決断は色んな意味で痛かった。その後、何年か後なのか、颯爽と歩き少し大人びた女性になった彼女を見て、大事に至らず良かったと安堵した。
2021年9月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
性同一性障害の男の子が、なんとバレーダンサーという設定。
レッスン中、レオタード姿で気にしている股間部分が目立つ為に
体に直接ガムテープで貼り付けているシーンがとても痛々しくて辛かった。
でも、痛々しい姿もこんなのでな終わらなくて序章に過ぎない。
最後は画面を見るのも辛かったです💧