放送映画批評家協会賞映画部門は「アイリッシュマン」が最多14ノミネート
2019年12月11日 15:00

[映画.com ニュース] アカデミー賞レースの前しょう戦として注目される第25回放送映画批評家協会賞(クリティック・チョイス・アワード)のノミネートが発表され、マーティン・スコセッシ監督「アイリッシュマン」が最多14ノミネートを獲得した。
Netflix映画「アイリッシュマン」は、伝説的マフィアのラッセル・バッファリーノに仕えた実在の殺し屋で、1975年に失踪した全米トラック運転組合委員長ジミー・ホッファをはじめ、多くの殺人事件に関与したとされるフランク・“アイリッシュマン”・シーランを主人公に描いたサスペンス。ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシのオスカー俳優3人が豪華競演した本作はここまでの賞レースを席巻しており、今回も作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚色賞を含む14ノミネートに輝いた。
続く12ノミネートを獲得したのは、クエンティン・タランティーノ監督「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」。また、グレタ・ガーウィグ監督が「若草物語」を映画化した「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」が9ノミネート。ノア・バームバック監督のNetflix映画「マリッジ・ストーリー」と、サム・メンデス監督「1917 命をかけた伝令」がともに8ノミネートを獲得した。ちなみに、ガーウィグ監督とバームバック監督は私生活のパートナーで、2人の間には今年3月に第1子が誕生している。
第25回放送映画批評家協会賞授賞式は、2020年1月12日に開催される。映画部門の主なノミネートは以下の通り。
「1917 命をかけた伝令」
「フォードvsフェラーリ」
「アイリッシュマン」
「ジョジョ・ラビット」
「ジョーカー」
「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
「マリッジ・ストーリー」
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
「パラサイト 半地下の家族」
「Uncut Gems」
アントニオ・バンデラス「Pain & Glory」
ロバート・デ・ニーロ「アイリッシュマン」
レオナルド・ディカプリオ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
アダム・ドライバー「マリッジ・ストーリー」
エディ・マーフィ「ルディ・レイ・ムーア」
ホアキン・フェニックス「ジョーカー」
アダム・サンドラー「Uncut Gems」
オークワフィナ「フェアウェル」
シンシア・エリボ「Harriet」
スカーレット・ヨハンソン「マリッジ・ストーリー」
ルピタ・ニョンゴ「アス」
シアーシャ・ローナン「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
シャーリーズ・セロン「スキャンダル」
レニー・ゼルウィガー「ジュディ 虹の彼方に」
ウィレム・デフォー「The Lighthouse」
トム・ハンクス「A Beautiful Day in the Neighborhood」
アンソニー・ホプキンス「2人のローマ教皇」
アル・パチーノ「アイリッシュマン」
ジョー・ペシ「アイリッシュマン」
ブラッド・ピット「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
ローラ・ダーン「マリッジ・ストーリー」
スカーレット・ヨハンソン「ジョジョ・ラビット」
ジェニファー・ロペス「ハスラーズ」
フローレンス・ピュー「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
マーゴット・ロビー「スキャンダル」
チャオ・シュウチェン「フェアウェル」
「スキャンダル」
「アイリッシュマン」
「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」
「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
「マリッジ・ストーリー」
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
「パラサイト 半地下の家族」
ノア・バームバック「マリッジ・ストーリー」
グレタ・ガーウィグ「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
ポン・ジュノ「パラサイト 半地下の家族」
サム・メンデス「1917 命をかけた伝令」
ジョシュ・サフディ、ベニー・サフディ「Uncut Gems」
マーティン・スコセッシ「アイリッシュマン」
クエンティン・タランティーノ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
ノア・バームバック「マリッジ・ストーリー」
ライアン・ジョンソン「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」
ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン「パラサイト 半地下の家族」
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