ポン・ジュノ

- 英語表記
- Bong Joon-Ho
- 誕生日
- 1969年9月14日
- 出身
- 韓国
延世大学社会学科を卒業後、短編映画「White Man」(95)などを監督する。95年、韓国映画アカデミーを第11期生として卒業し、卒業制作の「支離滅裂」はバンクーバー国際映画祭や香港国際映画祭に招待された。長編映画初監督作は、00年の「ほえる犬は噛まない」(00)で、脚本も担当。カンヌ国際映画祭で話題を呼んだ「殺人の追憶」(03)や続く「グエムル 漢江の怪物」(06)は韓国で大ヒットし、日本でも注目を集める。初の海外作品となったオムニバス映画「TOKYO!」(08)では、ミシェル・ゴンドリーやレオス・カラックスらとともに監督を務めた。その後は「母なる証明」(09)を経て、クリス・エバンスやティルダ・スウィントンら欧米のキャストを招いた初の英語作品「スノーピアサー」(13)やNetflixオリジナル映画「オクジャ okja」(17)など独創的な作品を次々ものにする。そして「パラサイト 半地下の家族」(19)では、韓国映画として初めてカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞。同作は第92回アカデミー賞でも、アジア映画として初めて作品賞を受賞する快挙を成し遂げ、ポン監督自身も監督賞、国際長編映画賞、脚本賞を受賞した。