アイアンマン2

劇場公開日:

アイアンマン2

解説

マーベル・コミックの人気作品をロバート・ダウニー・Jr.主演で映画化した「アイアンマン」の続編。新たなキャストとして、スカーレット・ヨハンソンとミッキー・ロークが参加。巨大軍事企業の経営者であり、天才科学者でもあるトニー・スタークは、前作で自ら開発したすさまじいパワーを発揮するパワード・スーツを装着し、アイアンマンとしてテロ組織と激闘を繰り広げた。その後、スタークはパワード・スーツを軍事利用のため国家に引き渡すよう命じられるが、これを拒否する。一方、スタークを敵視するウィップラッシュがアイアンマンと同等なパワーを持つスーツでモナコGPに現れ……。

2010年製作/124分/G/アメリカ
原題または英題:Iron Man 2
配給:パラマウント
劇場公開日:2010年6月11日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第83回 アカデミー賞(2011年)

ノミネート

視覚効果賞  
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11

Iron Man 2, the Movie: (C) 2010 MVL Film Finance LLC. Iron Man, the Character: TM & (C) 2010 Marvel Entertainment, LLC & subs. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.0『アベンジャーズ』計画に尺取られすぎ感。

2024年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、VOD

笑える

楽しい

単純

前提として
・多分4回目。
・原作と思しきものは未読。
・『アイアンマン』は視聴済。
・MCUは映画作品ならほとんど視聴済。
・ジョン・ファブロー監督の他作品だと、『アイアンマン』シリーズと『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』を視聴済。

所々面白いシーンはあるのだが、どうにも『アベンジャーズ』への布石感が否めない。

まずはストーリー。
うーん……言いたいことは分かるのだが、どうにも一貫していない感じが強い。ざっくり言うと『ペッパーとローディとの関係編』『父親との確執編』『アベンジャーズ序章編』という三つのストーリー軸が並行している感じ。
『ペッパーとローディとの関係編』に関しては、結構うまくいっている。もうちょっと深堀り出来そうな余力も感じたけど、かなり好きな点。
しかし、『父親との確執編』と『アベンジャーズ序章編』に関しては尺的に物足りなさを感じる。特に前者。
急に父親との確執を話されても、トニーがそれで悩んでいる感じも無い。よって乗り越えた感も薄い。イワンの父親との対比を描いている点では結構面白かったけど。やっぱり薄い。前作からそういう話が出ていたのならまだ分かるけど、トニーの永遠のテーマって"自分の過ち・トラウマに向き合うこと"でしょ? 父親のせいで死にかけているわけでもないし、父との記憶がトラウマになっているわけでもない。その点はイワンの方が強いけど、彼の家族描写もまだまだあって良かったと思う。
『アベンジャーズ序章編』に関してだが、物語に本当に必要だったのか……? と感じてしまうところが多々ある。つなぎ方は巧いけど。ポストクレジットとか後半の15分レベルで良い。他の部分をトニーの物語に使った方が個人的には嬉しかった。

キャラクターの面々は観ていて楽しいものばかり。ストーリー的に要らない気がするだけで、S.H.E.I.L.D.のエージェントたちは観ていて楽しい。そういう意味では『アベンジャーズ』要素も悪くない。

VFX面は相変わらず。観ていて楽しい。ウォルト・ディズニーっぽいハワード・スタークも、時代による技術革新の対比になっていて楽しい。ウォーマシンの塗装が間に合わせ感満載っていうこだわりは好き。スーツの進化も本当にうれしい。

米国の軍や核兵器取り扱いに対する皮肉も混じっているのは面白い。前作にもあったが、今作ではすでにアイアインマンスーツの存在が世間に知られている。
よって、アイアンマンスーツ=核に匹敵するもの、という解釈になる。これが非常に分かりやすい。戦闘面においては、その技術争奪戦が主軸になっていくのも納得できる。そしたらそれを作成することのできるイワンが現れて……なのも分かるのだが、やっぱりここの対比が物足りない。
というかイワンとのボス戦が短すぎる。ザコ敵であるドローン戦の方が長い上に緊迫感があるってどうなんだ。

緊迫感にも通じるけど、全体的に盛り上がりが弱い。観ていて一番盛り上がったの、正直に言って最初の30分。あの部分を後半は超えていない。渋い雰囲気といえば渋いのだけど、『アイアンマン』シリーズにそれは求めていない。ピンチになったスタークがカッコいい装着シーンを経て、ドカンドカンとド派手に戦闘、盛り上がっていくのが欲しい。

そういえば編集にぶつ切りが多いように感じる。気持ち悪さは無いんだけど、少し気になった。

余談だけど、ジャスティン・ハマー役のサム・ロックウェルさんの演技が結構好き。あのクセの強さと胡散臭さと妙に冴えない雰囲気……めっちゃ良い。あと言葉が聞き取りやすい。その言動に対するミッキー・ロークさんの反応もグゥ。

小ネタも多いし、ニヤッと来る部分も好きなシーンもあるのだけれど、『アベンジャーズ』への布石に尺を使われた感が否めない。よって全体的に物足りなくなった気がする。
「観ても観なくてもいいや」ってなってしまう。そんな作品。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
NandS

3.0トニーが堕落するパートの中盤は退屈

2024年10月10日
PCから投稿

寝られる

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
かちかち映画速報

3.5無難に

2024年9月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

無難に面白い。スーツケースやら飛び降りてくるアイアンマンはかっこいい。

準備は整ったって感じの続編で次作のための足がかり

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ゆーだい

3.0ミッキー・ロークが!!そして「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」のあのお方も!

2024年8月8日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
kaz

「アイアンマン」シリーズ関連作品

「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズ関連作品