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映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
劇場公開日:2015年4月10日
解説
「バベル」「21グラム」など、シリアスな人間ドラマで高い評価を得ているメキシコのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がダークファタジーに挑戦。第87回アカデミー賞では同年度最多タイの9部門でノミネートされ、作品賞、監督賞を含む4部門を受賞した。「バードマン」というヒーロー映画で一世を風靡した俳優が再起をかけてブロードウェイの舞台に挑む姿を、「バットマン」のマイケル・キートン主演で描いた。かつてスーパーヒーロー映画「バードマン」で世界的な人気を博しながらも、現在は失意の底にいる俳優リーガン・トムソンは、復活をかけたブロードウェイの舞台に挑むことに。レイモンド・カーバーの「愛について語るときに我々の語ること」を自ら脚色し、演出も主演も兼ねて一世一代の大舞台にのぞもうとした矢先、出演俳優が大怪我をして降板。代役に実力派俳優マイク・シャイナーを迎えるが、マイクの才能に脅かされたリーガンは、次第に精神的に追い詰められていく。
2014年製作/120分/PG12/アメリカ
原題:Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
配給:20世紀フォックス映画
スタッフ・キャスト
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2023年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
技巧を凝らした映像や、トリッキーな演出、実力派揃いのキャスティングに見事に騙されたハリウッド。
アカデミー賞をはじめとして、素晴らしい評価を得た映画。それが、必ずしも傑作とは言えないという好例だといえる作品。
「くそつまんねえ」というのが正直な感想で、少なくとも、脚本が評価されたことには、まったく納得がいかない。
セリフの端々に、今日の映画界への皮肉や、演劇界への皮肉が散りばめられ、映像に至っては、「いつでも撮れるんですよ。大衆が悦ぶようなクソ映画なら。」とでも言わんばかりの、テクニックをぶら下げたような皮肉たっぷりの映像。
肝心の、お話がつまんなければ、映画はつまんないということだろう。
意味不明の、どうとでも取れるような解釈に、逃げるんじゃなく、ちゃんとまとめて欲しかった。
少なくとも、主人公に幻覚が見える理由なりとも、説明して欲しかったし、自殺未遂なのか、本懐を遂げたのか、見る人に委ねる演出は、卑怯極まりない。
私が、最も嫌いなタイプの映画だ。
それでも、星が2つなのは、役者の豪華さに敬意を表して。そして、We share a vaginaというセリフがどうしても気になって最後まで見てしまったことに敬意を表して。
2016.3.11
2023年2月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ずっと気にはなっていたが、きっかけがなく見ていなかった映画。
エドワード・ノートンにハマったのでやっと見た。
ノートンのイケイケ俳優ぶりがよかった。
全編ワンカット撮影が有名な印象だったが、普通にストーリーも見応えがあった。
むしろ違和感がなさすぎて、ワンカット(風)なのを忘れていた。
そういえば代役でジェレミーレナーの名前出てきて嬉しかった。
誰?って言われてたけど、、。
マイケル・キートンは統合失調症なのかな?
バードマンみたいに空飛んで移動したシーンの後に、タクシーの運転手が「お金払え!」って言ってたから、超能力みたいなやつも全部妄想なのかと思った。
オチはどういうことだったのか気になる。
キートンがどうなったらエマ・ストーンがあの表情になるんだろう、、。
まぁ想像におまかせってことで、私はハッピーエンドを想像しておきます。
2023年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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観る人を選ぶ映画なのかなと思ったしそもそも面白くない。登場人物達の喧騒や俗っぽい台詞や激しい感情等々ガルシア・マルケスの小説っぽい雰囲気あるような。ストーリー自体は結構シンプルで良いとは思うが心の声が多いのが冷める。こんな隠喩的な表現があまり好きじゃなく、せめてもっと少ないほうが私的には印象に残ったかも。超能力的な妄想表現も同じく。ちょっと絞って欲しい。本作の長回しには映像としての魅力感じなかった。意義あるからやってるんだろうが観てて疲れる。長回しでカメラの移動がゲームみたいで若干酔った。全体的にくどい印象だが長回しで更にクドさ増してる。もっとささやかさにして欲しい。もっと簡明に普通に作ればいいのに。
以上のように不快な部分が多くて台詞もあんま頭に入ってこない。街中パンイチはキートンだと全然面白くないからノートンにやって欲しかった。ラストで主人公解き放たれた感じだが見事に感動しない。それまでが過剰だったせいで。
私の好みとは真逆の映画。独自感狙いすぎなのがいやらしいし、その事によって物語が面白くなってれば全然いいが面白くないのだ。だからいやらしさのみ目立つ。アカデミー賞は信用できない。米ショー・ビジネス業界人やその界隈に興味あれば楽しいのかもという皮肉や挑発が込められたような内輪的なつまらない台詞。あの主人公に自己投影したり共感する人生歩んできた人なら当然感動はするのかもだが、普通に面白さ見出すのは困難な気が若干するなんか特殊な映画。
奇を衒ってる感じがするのが嫌だ。万人受けしない独特な作品は割と好きだが、そこにあざとさ感じてしまうと無理。そのへん紙一重なんだろう。この映画もっと普通に作れば面白くなりそう。ストーリーの根幹はちょっと良いとは思えた。しかし映画のタイトル、エンドロール前半、ドラムのみの劇中音楽、こういう部分すらあざとく感じて鬱陶しい。要するにセンス合わない。アイデアや発想は良いかもだが表しすぎ詰めすぎだから観る気が失せる。足せば良くなるという訳ではないのを実感。とはいえ次は吹替版も一応観てみる予定。
2023/02 VOD
2022年12月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
心の機微の理解力鈍化が極まったのか、舞台芸術の知見が足りないのか・・・。こういう事かなぁ?、あれ違うの?、の繰り返しでした。