「ライオン・キング ムファサ」「ズートピア2」「アナ雪3」など25作品の最新情報が目白押し【D23 EXPO 2024まとめ】
2024年8月14日 17:00
ディズニーファンのためのイベント「D23 EXPO 2024」が8月10日~12日の3日間、米アナハイム・コンベンション・センターで開催され、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオをはじめ、ディズニー傘下の各スタジオがリリースを控える話題作に関する最新情報を発表した。この記事では、「モアナと伝説の海2」「ライオン・キング ムファサ」「ズートピア2(原題)」など、会期中にプレゼンテーションが行われた25作品について、ご紹介する。
●ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ(3作品)
●ピクサー・アニメーション・スタジオ(6作品)
●ディズニー・ライブアクション(6作品)
●マーベル・スタジオ/マーベル・テレビジョン(5作品)
●ルーカスフィルム(3作品)
●20世紀スタジオ(1作品)
●ディズニープラス(1作品)
日本では2017年に公開され、観客動員数423万人、最終興行収入51億6000万円を超える大ヒットを記録した「モアナと伝説の海」(ディズニープラスで配信中)の続編。前作から3年後、かつては禁じられていた海への冒険に繰り出すモアナは、ある呪いを解くために、恐ろしい嵐に隠された島を目指す。
「D23 Expo 2024」では、特報に登場する劇中歌のタイトルが「We’re Back(原題)」であると発表され、モアナの声優を務めるアウリー・クラバーリョが生歌唱。また、マウイ役のドウェイン・ジョンソンは、インタビューで「どこにいっても『You're Welcome(俺のおかげさ)』を歌ってほしいってリクエストされる」と、キャラクターへの深い愛着を語った。
動物たちが高度な文明社会を築いた世界「ズートピア」を舞台に、ウサギの女の子ジュディが夢を叶えるために奮闘する姿を描いたディズニーアニメの続編。「D23 Expo 2024」では、新キャラクターであるヘビのゲイリーを、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で第95回アカデミー助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クァンが演じることが発表されている。現在、ディズニープラスでは前作「ズートピア」、短編シリーズ「ズートピア+」が配信中。
社会現象を巻き起こした「アナと雪の女王」「アナと雪の女王2」(どちらもディズニープラスで配信中)に続く、ファン待望の最新作。「D23 Expo 2024」では、エグゼクティブ・プロデューサーを務めるジェニファー・リーが登壇し、コンセプトアートを初お披露目した。
少年エリオが地球を飛び越えて、宇宙の仲間たちと出会い、絆をつなぎ、自らも成長していく姿を描く感動作。 第90回アカデミー賞で長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞し、日本でも興収50億円超えの大ヒットとなった「リメンバー・ミー」(ディズニープラスで配信中)の脚本・共同監督を務めたエイドリアン・モリーナが、監督・脚本を担当する。
もしも動物と対話できたら? “もしも”を追求し続けるピクサーの新作は、人間の意識を動物型ロボットに“ホップ”させることで、人間が動物として動物とコミュニケーションできるようになる、という独創的なアイディアが映像化される。
前作「トイ・ストーリー4」(ディズニープラスで配信中)は、ウッディとバズ・ライトイヤーの新たな旅立ちを描くエンディングだったが、シリーズ最新作では「ふたり揃ってのカムバックが実現する」と、ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるピート・ドクターが明かしている。
元スーパーヒーローとその家族が繰り広げる冒険を描いた「Mr.インクレディブル」「インクレディブル・ファミリー」(どちらもディズニープラスで配信中)に続く、シリーズ第3弾の製作が「D23 Expo 2024」にて、正式にアナウンスされた。
中学生男女混合ソフトボールチーム「ピクルス」の決勝戦までの1週間を描く。ピクサー・アニメーション・スタジオがディズニープラス向けに制作した、映画を原作としない初のオリジナルアニメシリーズ。「D23 Expo 2024」では、製作総指揮のピート・ドクターが「ピクサー初のオリジナルシリーズになる作品なので、とてもユニークな作品にしたかった」と、意気込みを語った。
第88回アカデミー長編アニメーション賞を受賞した「インサイド・ヘッド」(ディズニープラスで配信中)の主人公・ライリーが見る夢を“製作”している映画スタジオを描いたシリーズ。
アフリカの大地を舞台に、生命をテーマに描いたアニメ映画「ライオン・キング(1994)」、その“超実写版”である「ライオン・キング」(どちらもディズニープラスで配信中)に続く新たな物語。シンバの父・ムファサ王とスカーの幼き日の出会い、そしてアフリカ大陸横断の旅が描かれ、約束の地を目指す彼らを驚くべき真実が待ち受ける。「D23 Expo 2024」初日のフィナーレを飾った本作からは、バリー・ジェンキンス監督(「ムーンライト」)と、劇中歌を担当するリン=マニュエル・ミランダ(「tick, tick...BOOM! チック、チック…ブーン!」)が登壇した。
ジェンキンス監督は、「1996年の夏に、甥っ子をベビーシットしながら『ライオン・キング』を初めて見たときのことを、そして、その後155回も見たその夏を、いまでもはっきり覚えています」と、本作への強い思い入れをコメント。「ミランダが本作のために作ってくれた新曲が本当に驚くほど素晴らしい」(ジェンキンス監督)、「こんなに素晴らしい監督と一緒に仕事ができることが幸せでした」(ミランダ)と、実り多きコラボレーションを振り返っていた。
グリム兄弟の童話をもとにしたウォルト・ディズニー製作による長編映画第1作にして世界初の長編アニメ映画「白雪姫」(ディズニープラスで配信中)を、マーク・ウェブ監督(「(500)日のサマー」「アメイジング・スパイダーマン」)が実写映画化。レイチェル・ゼグラー(「ウエスト・サイド・ストーリー」)が主演を務める。
ハワイを舞台に、姉と暮らす孤独な少女リロと子犬型エイリアン・スティッチとの友情を軸に展開する人気アニメ「リロ&スティッチ」(ディズニープラスで配信中)を、ディーン・フライシャー・キャンプ監督(「マルセル 靴をはいた小さな貝」)が実写映画化。大規模な一般公開オーディションを勝ち抜き、ハワイ出身のマイア・キアロハが、リロ役を射止めている。
1982年、デジタル・コンピュータ・グラフィックスを世界で初めて導入した「トロン」、同作をリブートしたSFアクション「トロン:レガシー」(どちらもディズニープラスで配信中)に続くシリーズ最新作。「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」「コン・ティキ」のヨアヒム・ローニングが監督する。「D23 Expo 2024」では、「ソウルフル・ワールド」(ディズニープラスで配信中)で第93回アカデミー作曲賞に輝いたトレント・レズナー率いるバンド「ナイン・インチ・ネイルズ」が音楽を担当することが発表された。
ひょんなことから心と体が入れ替わってしまった精神科医の母とティーンエイジャーの娘が、互いの生活を送ることで、騒動を巻き起こしながらも次第に相手の気持ちに気付いていく姿を描いたコメディ「フォーチュン・クッキー」(ディズニープラスで配信中)の続編。同作に出演していたジェイミー・リー・カーティスとリンジー・ローハンが、再共演を果たす。なお、カーティスは「D23 Expo 2024」にて、その才能と功績により、ディズニーの歴史において不動の地位を築いた人物にのみ与えられる「ディズニー・レジェンド」を授与された。
巨大なモンスタートラックによる緊迫のレースや、アクロバティックなアトラクションを楽しめるモータースポーツのイベント「モンスター・ジャム」を題材にした実写映画の製作が「D23 Expo 2024」にて、正式発表された。主演はドウェイン・ジョンソン。
ディズニープラスで配信中の「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」に次ぐシリーズの最新作で、“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース(クリス・エバンス)から最も信頼され、盾を託されたヒーローのファルコンことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)が、誰が味方で敵かさえもわからない裏だらけの陰謀と、壮大でミステリアスな戦いに巻き込まれていく。ハリソン・フォードがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に参戦を果たし、アベンジャーズを間接的に破滅させようと暗躍してきたサディアス・ロスを演じている。
偶然手にした特殊能力を武器に、悪と戦う若者たちの活躍を描き、過去に3度実写映画化されている「ファンタスティック・フォー」(ディズニープラスで配信中)が、リブートされMCUに初登場する。「マンダロリアン」シリーズのペドロ・パスカルが主演を務め、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンをとる。
ディズニープラスで配信されているドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」で初登場し、危険で強烈な魅力を放った魔女のアガサ(キャスリン・ハーン)の暗躍を描くマーベルの最新ドラマシリーズ。「D23 2024」にて、本予告(https://youtu.be/QiXGGVKBXeQ)が初披露され、クリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペス夫妻(「アナと雪の女王」)による楽曲「The Ballad of the Witches Road」が、登壇した主要キャスト陣の歌声とともに響き渡った。
ディズニープラスで配信されている「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」に初登場した19歳の天才発明家リリ・ウィリアムズ(ドミニク・ソーン)に焦点を当てる。
Netflix向けに制作された「Marvel デアデビル」のリブート版。デアデビルことマット・マードック役のチャーリー・コックスをはじめ、キングピンことウィルソン・フィスク役のビンセント・ドノフリオ、パニッシャー役のジョン・バーンサルが復帰する。
「スター・ウォーズ ジェダイの帰還」(エピソード6)の5年後を舞台に、孤高の賞金稼ぎであるマンダロリアンと、強いフォースを秘めたグローグーの冒険を描いた実写オリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」(ディズニープラスで配信中)の劇場版で、彼らの新たな冒険が描かれる。「D23 EXPO 2024」では、公開時期と壮大な冒険を予感させるロゴ、さらに会場限定となる初映像が発表されたほか、監督のジョン・ファブローが「数週間前に撮影を始めたばかり」と、ファンに報告した。
「マンダロリアン」シリーズや、アナキン・スカイウォーカー唯一の弟子アソーカ・タノの活躍を描いた「スター・ウォーズ アソーカ」(どちらもディズニープラスで配信中)と同じ時代を舞台に、ある日突然、平和な惑星から、地図すらもない広大で危険な銀河に迷い込んだ“4人の子どもたち”が、故郷に帰るための壮大な冒険に挑む。ジュード・ロウが、彼らと出会う謎めいたジェダイを演じている。
心を震わすストーリーが絶賛された映画「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」(ディズニープラスで配信中)に登場したキャシアン・アンドーを主人公に迎えた実写オリジナルドラマシリーズの新シーズン。「D23 EXPO 2024」には、キャシアン・アンドー役を続投するディエゴ・ルナが登壇し、「帝国の脅威が大きくなり危険が迫るなか、キャシアンは自由と、より良い明日のための戦いに挑んでいく」と語った。
大ヒットシリーズ「アバター」の第3作。「D23 EXPO 2024」には、ジェームズ・キャメロン監督が、主演のゾーイ・サルダナ、サム・ワーシントンとともに登壇し、新作の概要を語るとともに、複数のコンセプトアートを初公開。ネイティリ(サルダナ)がバンシーと呼ばれる空飛ぶ生物に乗る姿や、巨大な飛行船のような物体、さらに新たなナヴィ族「アッシュ・ピープル」の姿がお披露目された。
リック・リオーダンによる小説シリーズを原作にした、実写ドラマシリーズの新シーズン。デミゴッド(半神)の子どもであるパーシー(ウォーカー・スコーベル)と仲間たちの新たな冒険と試練が描かれる。
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第86回アカデミー作品賞受賞作。南部の農園に売られた黒人ソロモン・ノーサップが12年間の壮絶な奴隷生活をつづった伝記を、「SHAME シェイム」で注目を集めたスティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマ。1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガ。自由証明書で認められた自由黒人で、白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモンは、愛する家族とともに幸せな生活を送っていたが、ある白人の裏切りによって拉致され、奴隷としてニューオーリンズの地へ売られてしまう。狂信的な選民主義者のエップスら白人たちの容赦ない差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは決して尊厳を失うことはなかった。やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。
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ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
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