トム・クルーズが大好きだ!おすすめ出演映画10選&興行収入ランキングTOP10【「トップガン マーヴェリック」大ヒット記念】映画.comシネマStyle
2022年6月2日 08:00
「トップガン マーヴェリック」の日本での興行収入が、公開から3日間で11億円を突破し、2022年公開作としては、「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」「シン・ウルトラマン」を超える特大ヒットスタートとなりました。
そんな大ヒットを記念して、本作で主演を務め、前作となる36年前に公開された「トップガン」でスターダムへとのし上がっていったトム・クルーズの出演作の中から、【編集部がおすすめする10作品】をご紹介。20代の初々しい作品から、50代になっても体当たりで挑むアクション作品まで、若々しさゆえに“若さ”“不老不死”の象徴とすら言われているトムの変わらない魅力も再確認できると思います。さらに、特大ヒット作を何度も生み出している【トム・クルーズ出演映画の歴代興行収入ランキングTOP10】も発表。あなたのお気に入りのトムはどの役?
トム・クルーズ出演映画おすすめ10選
トムがハリウッドで注目されるきっかけとなった作品。第41回ゴールデングローブ賞では、最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル)にノミネートされた。
大学入試をひかえた豊かな中産階級育ちの主人公(クルーズ)が、両親の留守中に引き起こす“お金目当ての乱痴気パーティー”の顛末と、高級コールガールとの恋を描く青春映画。
なかなかこのご時世には際どい物語ですが、伝説的なシーンがあります。若き日のトム・クルーズが、ブリーフ一丁で踊る場面です。
しかもただのブリーフ一丁ではありません。太ももくらいまで丈がある白シャツと、スネを覆う長さの白ソックスもばっちり装着して、親のいないリビングで超ハイテンション。「じゃあシャツとソックス脱ぐか、もしくはズボン履くかどっちかにして?」と慮る観客の胸中などおかまいなしに、ひたすら踊り狂うのです。
超有名な場面ですので、どこかでパロディされているのを観たことがあるかも。トム・クルーズを振り返るこの機会に、本作をぜひご覧ください。
アメリカ海軍全面協力による迫真の空戦シーンの数々や、ケニー・ロギンスやベルリンらの曲を用いたリズム感あふれる映像で世界的ヒットを記録し、トムを一躍スターダムに押し上げたスカイアクション。
アメリカ海軍が設立したエリートパイロット養成所「トップガン」にやってきたマーベリック(クルーズ)やグース(アンソニー・エドワーズ)をはじめとするトップクラスの男たちは、実戦さながらの厳しい訓練に明け暮れる。女性教官チャーリー(ケリー・マクギリス)との恋やライバルのアイスマン(バル・キルマー)との激突、そして訓練中の事故……。多くの経験を積み成長したマーベリックは、やがて敵ミグ戦闘機との実戦に出撃する。
空を縦横無尽に飛び回る戦闘機に合わせて、思わず体を揺らしたくなる音楽が合わさり、見ているだけで感覚が研ぎ澄まされていくような鑑賞体験が味わえます。
さらに、トムが演じるマーベリックがなんとも魅力的。抜群のパイロット技術をもち、破天荒な行動で周囲を巻き込むも、その行動の裏に見え隠れする繊細な心、そして誰の心も溶かすであろう破壊的な笑顔……! 好きにならない人なんているのか!?と疑いたくなるくらい魅力的なんです。私は最近初めてこの作品を見たのですが、「これぞ、トム・クルーズだよね!」という彼の魅力てんこ盛りなハマり役なので、未見の人はぜひ見てほしいです。
そんな魅力たっぷりなマーベリックが教官としてトップガンに戻ってくる「トップガン マーヴェリック」。「トップガン」を見ているとさらに楽しめるシーンもてんこ盛りなので、見たことがある方も是非今一度見直してみるのはいかがでしょうか?
人気スポーツの知られざる側面を描く。「金か情熱か」というテーマも備え、観るものの仕事への姿勢にも熱く影響する。トム・クルーズは本作で第69回アカデミー賞の主演男優賞にノミネート。第54回ゴールデングローブ賞では、最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル)を受賞している。
理想主義者のスポーツ・エージェントのジェリー(クルーズ)は会社を解雇され、ただ1人共感してくれた会計係のドロシー(レニー・ゼルウィガー)と独立する。ジェリーはクライアントの落ち目のフットボール選手(キューバ・グッディング・Jr)とドロシーと共に、紆余曲折を経て成功を勝ち取る。
トム・クルーズのかっこよさと泥臭さが、超絶素敵なバランスで配分された名作です。
注目は序盤のあるシーン。トム演じる崖っぷちの主人公が、担当するフットボール選手に電話をかけ、(足元をみられたのか)屈辱的な要求をつけつけられます。そこでこう叫ぶのです。
超有名なセリフですね、未鑑賞の人からしたら「どういうセリフ!?」となると思いますが。一方で観た人ならわかると思いますが、ここのトムはスタイリッシュさをかなぐり捨て、泣きそうな顔で叫んでいる。だからその姿は、言ってみれば世界一情けない。でも、死に物狂いで何かを得ようとする姿勢が、心の底からかっこよくも思えて……。
そんな相反する要素が同時に内在している、「シュレーディンガーのトム・クルーズ」(情けないかかっこいいかは、物語が終わった時に確定する)を、本作では観ることができるのです。今、「この記者、何言ってんのかよくわからない」と思いましたか? 安心してください、僕も自分でよくわかってません。
「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」など数々の名作を残した鬼才スタンリー・キューブリックの遺作。撮影当時、結婚していたクルーズとニコール・キッドマンが、夫婦役で共演したことも話題となった。
米ニューヨークで暮らす内科医ビル(クルーズ)は、結婚9年目となる美しい妻アリス(キッドマン)や、6歳の娘とともに何不自由ない生活を送っていた。ある夜、ビルは妻から、家族旅行中にほかの男性に性的欲求を抱いたことを告白され、激しい衝撃を受ける。性の妄想にとり憑かれながら深夜の街をさまよい歩く彼は、ニューヨーク郊外の館で行われている秘密のパーティに足を踏み入れるが……。
巨匠キューブリックがその偉大な映画人生の最後に送り出したのは、夫婦の深淵をテーマにしたサスペンス。1996年11月から、トムとニコールは完璧主義のキューブリック監督の下、完全秘密主義で、400日にも及ぶ撮影(後に「撮影期間最長の映画」としてギネス記録に登録)に取り組みました。
トムにとっては、妻ニコールとの共演という異質な要素も加わった極限の撮影。アリスの告白にショックを受けさまようビルが、想像を超える事態に次第に追いつめられ、顔面蒼白になり、恐怖に慄くさまが真に迫っていて……過酷な撮影と向き合ったトム自身が、どこか重なって見えるよう。一方、ビルがアリスと出かけたパーティで女の子たちにちやほやされたり、道で出会った売春婦に迫ったりと、すさまじい色気を感じられるシーンもあります。
違和感が積み重ねられていく、悪夢的な夜から浮かび上がるのは、一度気付いてしまえば目をそらせなくなるある真実。実際に夫婦だったふたりが演じたことで、フィクションを超える“何か”が映っているような気がしてならないのです。
クルーズがアレハンドロ・アメナバール監督のスペイン映画「オープン・ユア・アイズ」に惚れ込み、主演・製作を務め、ハリウッドリメイクした作品。「ザ・エージェント」でタッグを組んだキャメロン・クロウ監督がメガホンをとった。
ニューヨークの大手出版社の株主で、富も美貌も手にしたプレイボーイのデビッド(クルーズ)。ある日、デビッドは天使のように美しい女性ソフィア(ペネロペ・クルス)に一目惚れ。しかし、以前から彼に思いを寄せていたジェリー(キャメロン・ディアス)は嫉妬に駆られ、無理心中を図る。ジェリーは亡くなり、デビッドは一命を取り留めるも、顔に大きな傷を負ったことで生活は激変。やがて彼の周囲で、奇妙な出来事が起こり始める。
本作は「ジャンルレス」という言葉がふさわしい、終盤まで「一体どこに連れて行かれるか分からない」謎めいた物語。夢と現実の境を見失うような、SFめいた展開が続きますが、最後には強い愛に胸を打たれる、不思議な感動が待ち受けています。
トムはまさにはまり役といえるパーフェクトな御曹司役を、おなじみの輝くような笑顔で演じていますが、全てを失ったあとの絶望感に打ちひしがれた、凄みのある演技にも注目。トムの演技の幅を感じられる1作です。
「ブレードランナー」「トータル・リコール」の原作でも知られるSF作家フィリップ・K・ディックの短編小説を、スティーブン・スピルバーグ監督が映画化した近未来アクション。トムは、スピルバーグ監督とはこの作品で初めてタッグを組むことになる。
西暦2054年。ワシントンDCでは予知能力者を利用して凶悪犯罪を予知する画期的なシステムが開発され、犯罪予防局が犯人を事前に逮捕することで、犯罪件数は激減していた。そんなある日、犯罪予防局の凄腕捜査官ジョン・アンダートン(クルーズ)は、自分が36時間後に殺人事件を起こすと予知されたことを知る。しかもその被害者となるのは、ジョンとは全く面識のない見ず知らずの男だった。同僚たちから追われる身となった彼は、真相を解明して自らの容疑を晴らすべく奔走する。
30代で「ミッション:インポッシブル」シリーズを2作撮り、いよいよ40代となったトムが挑んだアクション作品。本作は、トムのアクションシーンはもちろん、舞台が近未来になったことで、私たちが見たことないような発達した街並みをトムが走り回る映像は、ただただ口を開けてみてしまうくらい圧巻です。
ただし、そんな近未来感たっぷりではありますが、20年前の作品のため、やはり技術的にそれは古いのでは?と思うような描写も見受けられるんです。私のお気に入りのシーンは、ジョンを追う司法調査官ダニー・ウィットワー(コリン・ファレル)が、記憶媒体のカセット(?)を機器に差し込む際、差込口にフーっと息を吹きかけるシーン。思わず子どものころのゲーム機にソフトを指す瞬間を思い出し、急なノスタルジックに浸れます!
H・G・ウェルズの傑作小説を、スティーブン・スピルバーグ監督×トム・クルーズ主演で映画化。撮影はヤヌス・カミンスキー、音楽はジョン・ウィリアムズなど、おなじみのスピルバーグ組が結集している。
湾岸地帯で働く平凡な労働者レイ(クルーズ)。別れた妻との間にもうけた子供たちと面会するその日、突如現れた“何者か”が容赦なく町を破壊していく。レイは子どもたちとともに、生きるために町を逃げ出すが……。
この「宇宙戦争」って、キャスト・スタッフの豪華さに対して、オチが「それでいいのかよ!」といわれるような感じなので、あんまり評価が高くないんですが、僕は結構好きです。映画の歴史においても大切な一作で、映画で多く描かれる主人公像が、それまで主流だった圧倒的なスーパーヒーローから、異常事態に巻き込まれる一般人へとシフトしていった、と論じる際に、よく代表作として引用されたりします。
で、一般的にトム・クルーズは自分が追い詰められることでスリルを盛り上げる展開を好むので、彼の映画では彼自身が苛立つ姿をとても多く観ることができます。
つまりいろんなパターンのブチギレ表現をみせてくれるわけですが、なかでも「宇宙戦争」でのそれは、表現のユニークさ、意味することの奥深さ、そして芸術点ともに満点のものでした。
これはぜひ映像で観てください。本編開始から37分頃の「トム・クルーズ、パンぶん投げ事件」です!
主人公の親としての不甲斐なさを表現したシリアスな場面ですが、奇妙なコミカルさが絡みついているため、映画ファンを中心に「なぜか心に強く残っている名シーン」として語り継がれています。
「トップガン マーヴェリック」でもクルーズと組む、ジョセフ・コジンスキー監督によるSFアクション。
舞台は2077年、“スカヴ”と呼ばれるエイリアンの攻撃で地球が壊滅し、生き残った人類は遠い惑星へと移住を余儀なくされた世界。最後まで地球に残り、監視任務に就いていたジャック(クルーズ)は、ある日、墜落した謎の宇宙船のなかで眠っている美女ジュリア(オルガ・キュリレンコ)を発見。ジャックは彼女を保護するが、突然現れたビーチと名乗る男(モーガン・フリーマン)に捕まる。ビーチがジャックにある驚くべき真実を告げたことで、彼と地球の運命が大きく動き始める。
トムは本作で、地球に残るというミッションを背負い、まさに“人類代表”のようなポジションを任されています。「トムなら“人類代表”にふさわしいよな……」と、観客を直感的に納得させる。トムにしか成しえない力業で、この想像の斜め上を行く設定も、なぜかすんなりと受け入れることができます。
コジンスキー監督が作り上げた、荒廃してはいるけれど、奇妙に洗練された美しさを湛える“失われた地球”に佇むトムが、どこを切り取ってもとにかく画になる! また、パトロール用のスタイリッシュなデザインの乗り物とドローンのチェイスシーンや、バイクシーンなど、アクションもてんこ盛り。「ミッション・インポッシブル」シリーズファンの心もくすぐるポイントがちりばめられています。
タイトル未定の新作で、未知の領域である宇宙ロケに挑むことが話題になっているトム。歳を重ねても、挑戦し続ける彼が、実際の宇宙でどんなアクションを見せてくれるのか……「オブリビオン」を見ながら、楽しみに待ちたいと思います。
桜坂洋氏のSFライトノベル「All You Need Is Kill」(集英社スーパーダッシュ文庫刊)をハリウッド実写化したアクション・エンターテインメント。
「ギタイ」と呼ばれる謎の侵略者と人類の戦いが続く近未来で、戦闘に対して逃げ腰な軍の広報担当官ウィリアム・ケイジ少佐(クルーズ)は、戦闘経験が全くないにもかかわらず最前線に送り込まれてしまい、あえなく戦死。しかし、死んだはずのケイジが意識を取り戻すと、周囲の時間は戦闘が始まる前に戻っていた。再び戦死するとまた同じ時間に巻き戻り、不可解なタイムループから抜け出せなくなる。しかし、ある時、軍最強の女性兵士リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)も同様にタイムループの経験を持つことが発覚。ケイジは訓練を施してもらい、次第に戦士として成長していく。戦いと死を何度も繰り返し、経験を積んで戦闘技術を磨きあげていくケイジは、やがてギタイを滅ぼす方法の糸口をつかみはじめる。
いつも観客に圧倒的な信頼感を誇るアクションを見せてくれるトムが今回挑んだ役は、まったく戦いなんかしたくない軍人。そのあまりにも不甲斐なさに、「本当にこれはトムなのか?」と疑いの気持ちすら持ち始めます。
しかし、タイムループを重ねていくうちに、同じことの繰り返しで未来が予測できる力と、戦場の女神と呼ばれるリタとともにつづけた訓練により、もはや無敵状態となっていくのでご安心を!
死なない男、トムがひたすらに何度も死ぬのを拝める貴重な作品です。続編が製作されるという情報も届いているものの、製作費の高さや俳優のスケジュール確保などまだまだ課題はあるようで……。再びケイジ少佐に会える日を楽しみに待つのみです!
トム・クルーズの代名詞ともいえる大ヒットスパイアクション「ミッション:インポッシブル」のシリーズ第5作。
CIAやKGBをはじめとする各国の元エリート諜報部員が結成した無国籍スパイ組織「シンジケート」の暗躍により、イーサン・ハント(クルーズ)の所属するIMFはまたも解体の危機に陥る。組織の後ろ盾を失いながらも、イーサンは仲間とともに世界の危機を救うため史上最難関のミッションに挑む。
「ミッション:インポッシブル」シリーズはイーサン・ハントに課せられるミッションが不可能(インポッシブル)なのはもちろん、イーサンを演じるトムが一般人からするとインポッシブルなスタントを成し遂げてしまうということでおなじみ。5作目で50代に突入したトムがこの作品で挑んだのは、「上空1524メートル・時速400キロの軍用機に張り付く」「ヘルメットなしで高速バイクチェイス」「ボンベなしでの長時間潜水アクション」など……。映画を見ている際には圧巻のアクションにただ手に汗を握っていただけですが、見終わった後に「あのシーンほぼノースタントか…」と振り返ったときの違う意味でのドキドキがすごくなります。(よくぞトムよ、生きててくれた…!)
また、定番のあのテーマソングに、「なお、このメッセージは5秒後に自動的に消滅する」指令メッセージなどおなじみのシーンを待ってしまうんですが、本作ではここにちょっとしたスパイスを加え、シリーズファンを楽しませてくれるのも粋です。
「トップガン マーヴェリック」の公開に合わせて情報解禁した、2023年公開最新作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」。トムがどんなアクションを私たちに見せてくれるのか楽しみです。今年の7月で60歳になるトム。まだまだ彼の進化は止まりそうにありません。
興行収入ランキング
いかがだったでしょうか? 大ヒットスタートした「トップガン マーヴェリック」はこのランキングに入ってくるのか? 続報を待ちたいと思います。
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