シネマ歌舞伎 桜姫東文章 下の巻

劇場公開日:

  • 予告編を見る
シネマ歌舞伎 桜姫東文章 下の巻

解説

歌舞伎の舞台を映画館でデジタル上映する「シネマ歌舞伎」シリーズ第39弾。かつて「孝玉コンビ」と呼ばれて一世を風靡し、現在もそれぞれ絶大な人気を誇る片岡仁左衛門(片岡孝夫)と坂東玉三郎が36年ぶりに共演を果たした、鶴屋南北による演目「桜姫東文章」をスクリーン上映する2部作の後編。自分を襲った見知らぬ男を思い続けながら流転の人生をたどる桜姫と、彼女に亡き恋人の姿を重ねて執着する僧・清玄、悪の魅力を放つ危険な男・権助を中心に繰り広げられるドラマチックで奇想天外な物語を描く。36年前の共演時と同じく、玉三郎が桜姫、仁左衛門が権助と清玄の2役を演じる。2021年6月の歌舞伎座公演を収録。

2022年製作/137分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2022年4月29日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

5.0二度とない奇跡の舞台の記録

2022年5月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

楽しい

怖い

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
劇場の天使2

4.0記録

2022年5月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

桜姫、深窓の御令嬢から遊女へ、180度転身。それでも心に決めたツレを恨まないし、落ちた身の上を嘆くこともなく、現状を受け入れる。この順応力の高さ、あっぱれである。

ただし、やはり彼女にも許せない一線はあった。それが判明した時の、変わり身は早かった。ここで、現代劇なら、もう少し葛藤する心情を細かく描くかもしれないが、たぶん歌舞伎は約束事があるんだろう。仇は討つべし、家は復興すべし、江戸時代ではそれが常識だから、個人の感情は問題ではないのかも。

鶴屋南北の脚本は、きっと当時は沸いたのかもしれないが、今だと冗長に感じてしまう。残月と長浦のくだりもちと長い。通しで上演した記録を、後世に残すという意味では良いが、現代人が見るにはもう少し編集して、テンポアップした方が面白く見られると思う。桜姫のキャラは魅力があるので。若手を配役して、ハチャメチャに暴れても、別の味わいが出るかも。新春浅草歌舞伎とかで、超短縮版でやってくれないかな。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ぷにゃぷにゃ

4.0歌舞伎の面白さ見つけた

2022年4月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

歌舞伎がいかに楽しいか。堪能した。型や声、お囃子、どれも面白かった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
morick

4.0日本のフィルム・ノワールだ。逆ピカレスクロマンだ

2022年4月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
マサシ
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

「シネマ歌舞伎」シリーズ関連作品

他のユーザーは「シネマ歌舞伎 桜姫東文章 下の巻」以外にこんな作品をCheck-inしています。