シネマ歌舞伎 坂東玉三郎 鷺娘
劇場公開日:2019年6月21日
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解説
歌舞伎の舞台公演をスクリーンでデジタル上映する「シネマ歌舞伎」シリーズの第2弾作品。坂東玉三郎が2005年5月に歌舞伎座で上演した「鷺娘」を、高性能HDカメラで撮影しデジタルシネマ化。雪の降る水辺に立つ柳の下に、蛇の目傘をさした白無垢姿の娘がたたずんでいる。その娘は、実は白鷺の精だった。白鷺の精は華やかな町娘の姿となり、その恋心をさまざまに見せていくのだが……。1978年の初演以降、圧倒的な美しさが国内外で評判を呼び、玉三郎の代表作のひとつとなった演目だが、高度な技術と数十キロに及ぶ衣装や鬘をつけて踊り続ける体力を必要とするため、09年の上演を最後に、全編を踊ることはないと言われている伝説の一作。「シネマ歌舞伎」の第2弾として、06年4月に劇場公開(「日高川入相花王」と2本立て)。19年6月、玉三郎自身の監修の下で最新技術を駆使して補正・調整を行った「サウンドリマスター版」が新たに公開される。
2006年製作/31分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2019年6月21日
その他の公開日:2006年4月15日(日本初公開)
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