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映画「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」 ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
劇場公開日:2008年1月19日
解説
無気力に日々を送る高校生・陽介の前は、ある日、謎の美少女・絵里と出会うが、彼女は夜な夜な出現してはチェーンソーを振り回す不死身の男との戦いを続けていた。何故戦うのか理由はわからないが、平凡な日常の何かが変わることを期待して、陽介は絵里の戦いに加勢することに……。「NHKにようこそ!」などで人気の若手小説家・滝本竜彦のデビュー作を市原隼人、関めぐみ主演で映画化した青春活劇。監督はCM界で活躍する北村拓司。
2007年製作/109分/PG12/日本
配給:日活
スタッフ・キャスト
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GreeeeeeeeeeNのBEEE FREEE がいい曲です。
2021年6月13日
Androidアプリから投稿
主演の二人は共に大事な存在を失っている
心の闇は大きく夜になるとチェーンソー男として現れる
チェーンソー男は悲しみが強くなるほどに強くなり倒せない
二人の男女が共に失った死から立ち直るまでの物語
観るまでは期待せず観ましたが悪くなかったです。
三浦春馬さんが最初から亡くなっていて回想シーンから歌、ラストの市原隼人との勝負のシーンまでの盛り上がりが素晴らしかった
2021年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
オープニングはいきなり不自然な時代劇風となっていて度肝を抜く。なにしろお江戸セットに高校生、それにチェーンソーを振り回す黒頭巾の大男。これはオバカ映画に違いない!と早くもウキウキ態勢に突入となるのです。
主人公の高校生・山本陽介には市川隼人。成績も最悪なら、何かを成し遂げなければと気が焦るばかりで、ついつい堂々と万引きしてしまう始末。これがオーストラリア産牛肉だったら単なる精神的病によるものと片づけられそうなのに、盗んだのは高級和牛8400円分なのだ。本当にバカ・・・バカを演じたら天才的な市川隼人だ。そんなバカが目撃したのはチェーンソー男と戦う女子高生・雪崎絵里(関めぐみ)。助けようとするものの、逆に助けられ、おまけに化け物にも逃げられてしまうのだ。
毎夜同じように戦う絵里の手伝いをした後は、学生寮に戻って渡辺(浅利陽介)と一緒にくつろぐ時間だ。カメラ、絵画、小説、バンド、と開花しない芸術家気取り。ネガティブな山本とは異なり、何かを追い求めてる姿は対照的でもあるが、人生の目標を探すべくもがいている点では同じなのです。「根性がない」と自己弁護するのが口癖の山本。学校の先生(板尾創路)も言うように「今の若者は反抗しようとしない。反抗したって変わらないことを知っている」と、引きこもり傾向にある若者気質を言い当てている。
オバカ映画だと思っていたのに、実は青春映画だった・・・。市川、関の2人が自転車2人乗りなどという構図が象徴するように、ちょっぴり淡い恋心、そして悩める高校生像がメインとなっていました。それでもチェーンソー男との戦いは何度も登場し、バカっぷりも発揮しています。市川がカメラの一脚を武器にし、関は木刀、窓ふき棒、ゴルフクラブと次々武器を変えていくところが面白いのです。手裏剣しか相手に当たらなかったですけど・・・
で、そんな青春映画なのにチェーンソー男登場ってのはいったい何だったのだ?ファンタジー映画のように夢や妄想ととらえてもいいのかもしれないし、大切な人の死(ちなみに市川の友人・三浦春馬は最初から死んでいる)がもたらした、解き放たなければならない呪縛のようなものだったのか。彼ら心に巣食う闇のメタファーとしての存在が最初は大きく感じられるものの、次第にそれが越えるべき壁としか思えなくなってくるのです。
どちらかというと小説向きの精神的世界だったのに、CGやアクションなど、映像も頑張っていました。なぜだか彼らの寮や部室(?)が好き・・・というより、自分の趣味にも当てはまるような小物ばかり。パソコンの画面にあったDAWソフトは何だ?と凝視してしまいました・・・
【2008年1月映画館にて】
2021年1月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
高校生の粋がってる感じがよく出てる。
三浦春馬君演じる能登は存在感が凄い。映画の中でバンド組んで歌っている曲がとてもいい。
よくわからないうちに終わってしまうので評価に困る感じ。