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映画「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ」 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ
劇場公開日 2009年7月18日
解説
人気アニメ「ポケットモンスター」の新シリーズ「ダイヤモンド&パール」の劇場版第3弾。旅を続けるサトシたちは、大昔の神殿の遺跡が残る美しい町・ミチーナにたどり着く。遺跡を訪れたサトシたちは、湖から突然現れた竜巻に襲われそうになるが、ポケモンと心を通わすことのできる遺跡のまもりびと・シーナに助けられる。シーナは、幻のポケモン・アルセウスに祖先が返さなかった“命の宝玉”を返そうとしていたが……。
2009年製作/97分/日本
配給:東宝
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~ポケモントレーナーみゆきは、92点の経験値をもらった!~
2009年に公開されたポケットモンスターアニメ映画の第12作。
神と神の戦いをテーマに描かれた3作の最終作です。
本作では新たに「世界の総てを創造した」と言われているポケモン「アルセウス」が登場します。
世界の総てとは、遂にここまで来たかという感じですね。
声優は美輪明宏さんなのが、しっくりときすぎていて、ジブリ映画の「もののけ姫」を思い出しました。
過去2作のストーリーの中心となった神ポケモンのディアルガ・パルキア・ギラティナも再登場して大暴れ。
世界の創りがどうなっているのか、なぜ前々作の「ディアルガVSパルキアVSダークライ」で、ディアルガとパルキアは戦うことになったのかという伏線が2年越しに回収されます。
ディアルガの力で、サトシたちはタイムスリップまで体験。
過去に戻って、アルセウスの逆鱗に触れたキッカケを変えに行くのですが、変えた過去はどう現実に返ってくるのかが見物です。
ちなみに、ドラえもんの世界では、タイムパトロールにつかまってしまう所業です。
今回の声優界のレジェンド山寺宏一さんの出演は、「ギシン」。
名前の通り”疑心”を持たれそうなキャラクターで、己の信じる正義・周囲から見たら悪という難しい立ち位置を見事に演じています。
ここで、ポケモントレーナーみゆきのひっそり気になるポイント2点。
一つ目は、ギシンのポケモンが使う「さいみんじゅつ」。
効果は長くは続かないように見えますが、ゲームの世界での「ねむり」状態になる以上の効果がありそうで、かなり恐ろしい技だと思いました。
人に向けて使ってはいけないですね。
二つ目は、最強の10歳サトシのアクロバット。
見ている方がヒヤヒヤとするくらい、ある宝玉をとるためにありえないアクロバットを魅せます。
サトシのお母さんが見ていたら激おこぷんぷん丸でしょう。
こういう時に手持ちの「ムクホーク」に助けを求めて欲しいです。
神対神の最終作品に相応しい完成度だと思いますので、ぜひ観てみてくださいね。
★本作のサトシの”キミにきめた”手持ちポケモン情報★
ピカチュウ、ムクホーク、ハヤシガメ、モウカザル、ブイゼル、グライオン
★大好きなポケモンに例えると★
アルセウス
総てを生み出した全能な神でも心を持っています。
誰とでも真摯に向き合うことが世界を美しくするポイントなのかもしれません。
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三部作の最後にふさわしいストーリー
過去2作の主役のポケモンもそれぞれの能力を活かして大活躍 ディアルガが過去へサトシ達を送るのも面白い
悪役も憎むべきゲス野郎として描かれていて最後もいい アルセウスの声もこの人しかいない 美輪さんカッケー 登場人物が少ないのとロケット団のドタバタがもっと見たかった
2018年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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映画「劇場版ポケットモンスター
アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ」(湯山邦彦監督)から。
主人公のサトシは、相棒のピカチュウらとともに、
大昔の神殿の遺跡が残る美しい町・ミチーナにたどり着く、という設定。
着いた途端、その町の住人「カンタ」が、声を掛けた。
「この町に来たんなら、遺跡は見ていった方がいいぜ」
「眺めも最高だぜ」「ん~いいエネルギーが流れてる感じがする」
「たしかに・・気持ちいい」・・・
ストーリーとは関係ないけれど、この会話がとても気になった。
全国で「ふるさと創生、地域創生、まちづくり」の掛け声とともに、
我が町自慢が、これでもか、と繰り広げてられているが、
住んでいる子供たちが、見知らぬ来訪者に対して、
「せっかく、遠方からこの町に来たのなら、
○○は見ていった方がいいですよ」と自慢できること。
これこそが、まちづくりの基本中の基本。
それさえ見つかれば、あとはそれに磨きを掛けるだけ。
磨き方を知らないのってのも、あるけれど・・。(汗)
ポケモンも、けっこう勉強になるなぁ。
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