劇場版 ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇

劇場公開日:

解説

時を渡る不思議なポケモンを巡って、ポケモンマスターを目指すサトシとその相棒・ピカチュウたちが繰り広げる冒険を描いた長篇アニメーションのシリーズ第4作。監督は「PIKACHU THE MOVIE 2001 ピカチュウのドキドキかくれんぼ」の湯山邦彦。田尻智による原案を基に、「劇場版 ポケットモンスター 結晶塔の帝王」の園田英樹が脚本を執筆。撮影監督に「ピカチュウのドキドキかくれんぼ」の白井久男があたっている。声の出演に「METROPOLIS」の松本梨香、「~ピカチュウのドキドキかくれんぼ」の大谷育江、「みんなのいえ」の戸田恵子ら。また、ゲストとして「京極夏彦 怪 七人みさき」の佐野史郎、「どケチ ピーやん物語」の藤井隆、「Juvenile ジュブナイル」の鈴木杏が参加している。

2001年製作/75分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2001年7月7日

ストーリー

ハンターに追われていた森の守り神・セレビィを助けたことから、セレビィの持つ時渡りの力に巻き込まれ40年後の世界へタイムスリップしてしまった少年・ユキナリは、旅の途中のサトシやピカチュウたちと出会う。しかしこの世界でもまた、ロケット団最高幹部のひとりである仮面のビシャスがセレビィを狙って襲いかかってきた。サトシとユキナリは、協力してセレビィを守ろうとするが、ビシャスの執拗な攻撃に、遂にセレビィはポケモンを邪悪に染めるダークボールの餌食となり、セレビィ・ゴーレムに変えられ森の破壊を始めるのだった。セレビィ・ゴーレムの暴走を食い止めるべく、セレビィの心に必死に呼びかけるサトシたち。果たして、その声はセレビィに届きビシャスの悪巧みを阻止することは叶うが、セレビィは瀕死の状態に陥ってしまう。そこでサトシたちは、森の奥の命の湖でセレビィを蘇らせようとするも、森の破壊によって汚染された湖水にその力は残されておらず、伝説のポケモン、スイクンが湖水を浄化させても、セレビィが蘇ることはなかった。とその時、時を超えてやって来たセレビィの仲間たちがセレビィを救った。こうして、蘇ったセレビィはユキナリと共に40年前の世界へ帰って行き、サトシたちも冒険の旅を続けるのだった……が、実はユキナリが幼い頃のオーキド博士であったことを、サトシたちは知る由もなかった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
演出
日高政光
於地紘仁
吉村章
井硲清高
スーパーバイザー
石原恒和
アニメーション監修
小田部羊一
脚本
園田英樹
原案
田尻智
製作総指揮
久保雅一
川口孝司
製作
河井常吉
君島達己
富山幹太郎
芳原世幸
宮川鑛一
福田年秀
八木正男
プロデューサー
吉川兆二
松迫由香子
盛武源
アニメーションプロデューサー
奥野敏聡
神田修吉
絵コンテ
湯山邦彦
キャラクター・デザイン
一石小百合
松原徳弘
玉川明洋
キャラクター原案
杉森建
藤原基史
森本茂樹
吉田宏信
太田敏
にしだあつこ
斎藤むねお
吉川玲奈
作画監督
玉川明洋
一石小百合
松原徳弘
池田裕治
井ノ上ユウ子
池平千里
福本勝
設定協力
陣内弘之
川村久仁美
野本岳志
撮影監督
白井久男
撮影
スタジオコスモス
美術監督
金村勝義
デザインワークス
近永健一
ゴトウマサユキ
西中康弘
音楽
宮崎慎二
音楽プロデューサー
齋藤裕二
オープニングテーマ曲
たなかひろかず
主題歌
松本梨香
藤井フミヤ
音響監督
三間雅文
音響プロデューサー
南沢道義
西名武
整音
安藤邦男
音響効果
神保大介
編集
辺見俊夫
ジェイ・フィルム
伊藤裕
アソシエイト・プロデューサー
沢辺伸政
石川博
山内克仁
大橋美紀子
紀伊高明
吉田紀之
アシスタントプロデューサー
福田剛士
デスク
藁科久美子
島村優子
金原由香里
制作担当
小板橋司
特殊効果
太田憲之
CG制作
小学館ミュージック&デジタルエンタテイメント
CGプロデューサー
坂美佐子
CGスーパーバイザー
小畑正好
デジタルアニメーション
スタジオコクピット
デジタルワークス
高尾克己
CGI監督
鹿住朗生
色彩設計
吉野記通
佐藤美由紀
色指定
堀川直子
中尾聡子
「ピカチュウプロジェクト2001」
鶴宏明
山本和之
冨永兼司
田尻義雄
伊藤あしゅら紅丸
村井由美子
小村知孝
川上直子
御園日月
田岡敬
高田真紀子
亀井修
木下哲朗
馬場美宣
和田誠
山田卓司
川原章三
太田知巳
木綿克己
遠藤幸子
柳原雅美
篠原一雄
内山雅子
森田和宏
杵鞭正致
奥秋四良
宇田川建治
竹田弘尚
神田修一
野村仁
若松数
杉明生
森本正博
赤澤顕保
石垣雅章
櫻井靖
森島真二
池田義昭
土生宏匡
山本潔
胡昊
川俣雅昭
常盤真介
齋藤裕
千田寿嗣
齋藤清美
土屋潤一郎
加藤薫
末長恵
早坂恵
山守貴子
廣瀬義孝
CG制作協力
オー・エル・エム デジタル
TVリレーションシップス
岩田圭介
岩田牧子
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映画レビュー

4.0良心には勝てない

2022年12月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

単純

興奮

幸せ

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Ken@

4.0おうち-282

2021年3月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

幸せ

エンディングで息を呑んだ。

ミュウとともに、自分の可愛さを自覚してる幻ポケモンことセレビィ。
最新作『ココ』では色違いのピンクがとてもかわいく、再び人気が急上昇している気が。

原点にして頂点こと『ミュウツーの逆襲』と同じく、人間のエゴに飲み込まれていくポケモンたち。
前作の悪役は肩透かし感がありましたが、今作の悪役はロケット団幹部ということもあり(?)、そのやり口といい、しぶとさといい、悪役として光ってました。
これまでのポケモン映画の中でも、勧善懲悪がはっきりしていて、とてもわかりやすいストーリーです。

ちなみに、前作は『アナ雪』っぽいな、と思いましたが、今作は『もののけ姫』感があります。セレビィがこだま、スイクンがシシガミサマ様に見えてくる、、、。
そんなわけでどこか既視感を覚えながら鑑賞していたのですが、エンディングにやられた!
すてきやん。

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かいり

2.0パラドクス

2021年2月11日
スマートフォンから投稿

悲しい

寝られる

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宝山盛

4.0オーキド博士の知られざる時渡り体験!ポケモンアニメ映画第4作

2021年1月11日
PCから投稿

~ポケモントレーナーみゆきは、85点の経験値をもらった!~

2001年に公開されたポケットモンスターアニメ映画の第4作。

ときわたりポケモン「セレビィ」と少年「ユキナリ」を中心としたストーリー。
当初から色々なマンガやアニメでテーマとなっている人間の身勝手さによる自然破壊が描かれています。

ハンターからセレビィを助ける際に40年後の未来にタイムスリップするユキナリ。
40年先でもセレビィを捕らえようとするロケット団幹部がいます。
どの時代でも人間の本質は変わらないことを描いていると思うと深いです。

ユキナリの声を演じているのは、ポケモントレーナーみゆきが好きな「アンパンマン」で有名な戸田恵子さん。
リスペクト心が強くて、正直途中からずっとアンパンマンに聞こえていました。

また、ポケモン映画でレギュラー出演の声優界のレジェンド山寺宏一さん。
今回は、序盤と中盤で登場する「ハンター」役。
ストーリーの中核ではなくとも話をバシッと締めてくれる演技力が素晴らしいです。

そして、映画は終わったかに思えますがポケモンマニアとしてはエンディングに注目して欲しいです。

実は、この「ユキナリ」は、オーキド博士です。
映画の中では明言されませんが、オーキド博士の本名は「オーキド・ユキナリ」。
この事実を知ると、この映画の見え方が大きく変わります。

ポケモン映画制作はこういう演出が最高ですね。
それにしても、初代のポケットモンスター赤・緑・青の登場時は、全ポケモンが151匹とオーキド博士が断言していましたが、少年時代にその151匹以外にセレビィやスイクンたちに出会っています。
どういうカウントでの研究成果なのか、オーキド博士に聞いてみたいものです。

裏設定にも注目しながら、ぜひ観てみてくださいね。

★本作のサトシの”キミにきめた”手持ちポケモン情報★
ピカチュウ、ベイリーフ
今回はサトシのポケモンは2匹のみの登場でした。

★大好きなポケモンに例えると★
オーキド博士
 少年時代の経験が今のポケモン博士の礎になる。
 夢は大きく持って、ずっと大切にしたいと思えるエンディングに感動します。

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ポケモントレーナーみゆき
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