劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空(そら)の花束 シェイミ

劇場公開日:

解説

子供たちに絶大な人気を誇るアニメ版「ポケットモンスター」の新シリーズ「ダイヤモンド&パール」の劇場版第2弾。ディアルガとパルキアの戦いによって時間と空間にゆがみが生じたため、この世界と鏡のような関係にある“反転世界”に異変が起こった。激怒した反転世界の主・ギラティナはディアルガを反転世界に引きずり込もうとする。一方、サトシたちは旅の途中で出会ったポケモン、シェイミとグラシデアの花畑を探すことになり……。

2008年製作/100分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2008年7月19日

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映画レビュー

4.0反転世界とのバランス

2023年3月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館、TV地上波、VOD

単純

興奮

知的

アマゾンプライムで久々に鑑賞。
ポケモン映画では珍しく、前作のダークライから繋がった物語になっています。予習をした方がより理解しやすくなりますが、少し触れる程度になっているので無理して見る必要はないと思います。

ギラティナが住む反転世界はとても独特な風景となっており、重力がバラバラの道を駆け抜ける所は奇妙でとても面白いシーンになっていました。
また、ポケモンの悪役は周りを気にせず、自己の世界に囚われている人が多いように感じました。今作に登場するゼロもその一人で、ギラティナの能力を悪用する姿から彼の冷酷さが伝わってきました。

ここから世界のバランスについても考えさせられ、神秘的な世界を独占せず、お互いの住む場所を大切にしてほしいというメッセージ性がある印象を受けました。

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Ken@

4.0生意気シェイミの最後の言葉に感動!ポケモンアニメ映画第11作

2021年4月10日
PCから投稿

~ポケモントレーナーみゆきは、93点の経験値をもらった!~

2008年に公開されたポケットモンスターアニメ映画の第11作。
3作連続で描かれるテーマの神と神の戦いの2作目でもあります。

前作で登場した時を司る「ディアルガ」と空間を司る「パルキア」の戦いが、ギラティナの住む反転世界に大きな影響を与えたことにより、ギラティナが動き出すストーリーです。

2作連続で同じ伝説枠のポケモンが登場するのは初めてではないでしょうか。

ギラティナとディアルガの戦いに巻き込まれた、全然感謝をしない”かんしゃポケモン”の「シェイミ」が、ある理由のためにギラティナに狙われながらも、偶然出会ったサトシたちと目的のお花畑を目指していきます。

出会いもあれば別れがあり、もちろんシェイミとの別れも訪れます。
サトシたちとの旅を通して変化した最後のシェイミの言葉に感動します。

今回の声優界のレジェンド山寺宏一さんの出演は、「ムゲン」。
自称天才科学者の役で、メインキャラクターの1人に当たります。
個人的には、敵役「ゼロ」と、エンディングテーマのクリスタルケイさんが歌う「ONE」が数字の意味でも強く関連して見えて深さを感じていました。

ここで、ポケモントレーナーみゆきのひっそり気になるポイント3点。

一つ目は、サトシたちが追手から逃げるシーン。
おそらくそんなことはないと思いますが、列車に無賃乗車していませんか。
ポケモン界の支払いシステムは分かりませんが、とても支払ったように見えない状況に動揺します。

二つ目は、ゼロの操るマシン。
ポケモントレーナーみゆきの住む現実においては、おそらく数千億円はしそうな代物。
一人の科学者が得られる額なのかということと、ギラティナのためではなく他のことに使えなかったのかということが気になるポイントです。

三つ目は、野生ポケモンのポテンシャル。
物語の終盤で、れいとうビームを使う場面がありますが、普通は覚えない野生ポケモンの大半がれいとうビームを扱っている姿を見て、ポテンシャルの高さに驚きました。
そして、何にしてもレジギガスが最強過ぎて、見直しました。

近年の中でもストーリー面においてはしっかりとまとまっている作品になっているので、ぜひ観てみてくださいね。

★本作のサトシの”キミにきめた”手持ちポケモン情報★
ピカチュウ、ナエトル、ヒコザル、ムクバード、ブイゼル、グライオン

★大好きなポケモンに例えると★
シェイミ
 「グラシデアのはな」でランドもスカイも駆け巡れ。
 ちょっと生意気なことは言っていても、しっかりと感謝の気持ちを持っています。

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ポケモントレーナーみゆき

2.0投げっぱなし

2021年2月18日
スマートフォンから投稿

寝られる

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宝山盛

2.0色々なものが詰め込みすぎな印象

2021年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

アマゾンプライムで観賞。
シェイミ、ギラティナ、ディアルガ、レジギガスといった伝説級のポケモンが多く登場するが、彼らの活躍や行動理由が有機的に結びついていないのが残念だ。特にディアルガは前半部分しか登場しないし、レジギガスの登場もかなり唐突に見えてしまった。

途中サトシがシェイミとの別れの時が近いことに悲しそうな表情をするが、あれも唐突に感じてしまった。シェイミの発言や行動に対してかなり怒っていたのに…スカイフォルムに変身したことでシェイミに対しての考えが変わったの?(個人的にシェイミは所謂ウザ可愛いキャラクターなのだが、イライラしてあまり好きになれなかった。)

ここまでにポケモン映画は悪役がイマイチなのが多かったが、本作はまさに「世界の支配」というよくある薄っぺらい悪役造形だ。支配した先で何がしたいのかが分からない。こんなよくわからない動機で伝説級のギラティナが捕らわれたり攻撃されているのはなぁ…。100分無い時間で悪役の掘り下げをするのが難しかったということだろうか。

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たろう

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