食べて、祈って、恋をして

劇場公開日:2010年9月17日

食べて、祈って、恋をして

解説・あらすじ

エリザベス・ギルバートが自らの体験をつづった世界的ベストセラー「食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書」を、ジュリア・ロバーツ主演で映画化。ニューヨークで活躍するジャーナリストのエリザベスは、離婚や失恋を経験し、35歳で人生をリセットするために1年間の旅に出る。イタリアで“食”に魅せられ、インドで瞑想にふけり、最後に訪れたインドネシア・バリ島では運命的な恋に落ちるが……。共演にハビエル・バルデム、ジェームズ・フランコ、リチャード・ジェンキンス。監督はTVシリーズ「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」「Glee」のライアン・マーフィ。

2010年製作/133分/G/アメリカ
原題または英題:Eat, Pray, Love
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2010年9月17日

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映画レビュー

5.0 あなたを現す言葉はなに?

2026年3月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

·
本作の映画情報をあちこち見ると
・ラブコメディ
・旅の先にやっと恋人を発見した物語
などと書いてある。

違いますね。

彼女が見つけたのは自分という存在であり、自分自身です。
「恋人を発見した」なんて言ってしまうとこの映画がたちまち詰まらないB級映画になってしまう、

大口を開けて笑うばかりがジュリア・ロバーツじゃない。
いいねぇ。
いつも知っているジュリア・ロバーツじゃない彼女がそこにいました。

作家としての「独白」がこの映画の主人公です。恐らく優れた原作者がいるのでしょう。
作者の内面の自己探求が深いから、この映画自体が修身のアシュラムになっています。

思い出した時に、またいつか再鑑賞するかもしれない。そういう作品でした。

・・

ふと観たトレーラー、
《リズの心の中の声》
これが短い結婚?
結局こう決めた
“祈ろう”
神さま、あなたのファンです
こんにちは神様
初めまして よろしく
今まで一度もお声をかけなくてすみません
でも・・・

この彼女の泣き腫らした目の“祈り”に、すっかり僕は心を奪われて、今回全編を鑑賞することになったのです。

《彼女の心の中の声・・》
会心の作であった自分と自分の城と、そこでの生活を捨て、
諦めてその家を出ることにして
リズはこう言う、
「他人は傷つけたくないから裏から抜け出て」
「どこかとおくに行きたい」

んまー、これ、まんま、いつぞやの僕の言葉ではないか。
リズ、きみは僕の友だちだ。

・・

さて、
日本でこのエリザベス・ギルバートの旅のルートを辿るとすれば、何処と何処だろうか?
リズはイタリヤとインドとバリ島を巡ったのだが。

◆「食い倒れの街」と呼ばれる地方は、国内には幾つかあるけれど、「外食」でもまた「家庭料理」でも、すべての時を老若男女が隙間なく、生を謳歌しながら食べている国と言えば?
・・そういう場所は、ラテン系の南欧イタリヤや西ヨーロッパ、中南米くらいしかイメージ出来ない。

逆に日本の食文化は、実に慎ましやかだ。麦めしと、あぶった目刺しと、ヒジキの煮付け、そして味噌汁だ。食べる姿は よそ様に見せるものではないもので、隠された所作だ。食は恥。黙って食べるのが美徳とされ、それをまた音を立てずに片付ける。
会食は「ハレの日」と「ケの日」だけの特別の機会。それが日本。

◆「魂の修行の場」としては、日本なら僧房に泊まったり、永平寺のプログラムに参加させてもらう方法が思いつく。キリスト教界にもインドの手法を取り入れた瞑想・祈り・分かち合いのアシュラムはあるけれど。

◆「自分と語る場」としては何だろう?
僕は青森の恐山には行ったけれど。
尻つぼみだな。

リズは
NYから出家(しゅっけ)して、先ず
〜【イタリヤ】で、
食べる事に飢 カツえていた自分を知る。メタボになる自分自身の【体】に触わってみる。そうして自らの躰躯に初めて出会う。

〜【インド】で、
飢えていた自身の【心】を知る。心のメタボで疲弊していた自分自身の魂に触れる。そうして自らの霊性に初めて出会う。他者と自己との隔たりを受け容れて、彼女心の奥底の声を自分で初めて聞く。

〜【バリ島】では、
損得なしに生きている占い師や、健気な治療師に出会い、自分と他者との【関係】に触れる。決して急がされない人と人との付き合いの中から
まるで月の満ち欠けのように、海の満ち潮のように自分のバイオリズムと、そして
「自分の言葉」を見つける。

・・こういうストーリーだった。

・・

構成としては
NYでの最初の夫との別れや、その後の若いアクターとの出会いのプロットは、少々脚本が混乱していて分かりにくかったけれど、長い物語の中で、リズの旅立ちの一つのきっかけとして触れないわけにはいかなかったのだろう。

インドでの白人男性は、良いスパイスになっている。そして
“サポーター”としての、NYの親友ビオラ・デイビスが、彼女はほとほと美しかったですねぇ。圧倒的存在感です。大好きなバイプレーヤーです。

で、ハビエル・バルデムさんは?
興行的にも映画を成功させなければならない制作側としては、あのキャスティングは必要でしょう。
たいへん魅力的な俳優ではあるが、リズの物語が完成するために不可欠な存在ではない。

・・

あとがき
僕は仕事でミスをして、とんでもない恥をかきました。
「やっぱ再雇用は年寄りになってくるとアレだよねぇ・・」との囁きと視線が痛かった。そんな今日、
この映画で、
ちょっと、心を鎮めた僕でした。

「クトゥは歯がないから飛行機には乗らないよ」。
「調和が壊れることを恐れなくてもよいんだ」、
「調和が壊れることも 調和の人生の一部だからね」。
「グッド・バイバイ♪」
って。

いい映画だ。
Attraversiamo
「アトラヴェルシアーモ」って言ってた。

·

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共感した! 2件)
きりん

3.0 長い

2025年6月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

夫と離婚しお金もなく新しい彼とも上手くいかずに傷ついた心を癒すために自分探しの旅へ。待っていても何も変わらない、自分から一歩踏み出し行動する事が大事だというのは分かるが、ローマ、インド、バリでの過程がそれぞれに長くてもうちょっと短ければ途中も飽きずに観れたかも。

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ゆうき

2.0 ただでさえ長いのに…

2025年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

少なくとも、キャリアを積んだジュリアのような女優が、一度は演じてみたくなるような役なのでしょうね。
こんな風に、出会いと別れを美化されたら、それも運命と受け入れてしまう女性が共感する映画なのかな。
出てくる男の人たちが、年齢も仕事も価値観も違うはずなのに、みんな同じに見えてしまうのは、彼女の好みがそうさせているのでしょうか、それとも、作者のキャラ描き分ける腕が足りてない?
別れるときに激しく言い争って終わるのが、いつものパターンなのか、長い映画だけに、演出でもう少し何とかならなかったものかと思いました。私は、さらに長いエクステンデット版とやらを見てしまったので、少し疲れました。

この女性には、共感できません。

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うそつきかもめ

1.5 メンヘラ女

2025年2月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

メンヘラ女の旅行記みたいな……。

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ユキヒメ