シネマ歌舞伎 野田版 研辰の討たれ

劇場公開日:

シネマ歌舞伎 野田版 研辰の討たれ

解説

2005年5月、18代目中村勘三郎襲名披露狂言として歌舞伎座にて上演された野田秀樹演出による大ヒット舞台を映像化。近江の国、粟津城内の剣術道場。研屋あがりのにわか侍・辰次は、根っからの町人根性が抜けず、周囲の武士たちからいつも仲間はずれにされていた。ある日、家老に散々に打ち据えられて恥をかかされた辰次は、家老への仕返しを企てる。ところが、辰次の仕掛けにはまった家老が死んでしまい……。

2007年製作/97分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2008年1月12日

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(C)松竹

映画レビュー

5.0凄い❗️

2021年7月16日
iPhoneアプリから投稿

舞台に出ずっぱりで、凄いセリフ。その時代の流行りをちょいちょい入れた舞台、何度見てもあきない。凄い。 今、この役、舞台出来ないやろうね。中村七之助にしてもらいたいなぁ、君なら出来る、なんてね、お父様が言うかも。

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ミヤミヤミヤ

4.0天晴じゃあ!!

2021年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映画と違って舞台っていうのは、舞台上でしか表現できない、ある意味ワンシチュエーションの縛りがあるようなもの。それをどれだけダイナミックに魅せるかで、観客の頭の中の世界が無限に広がっていく。その点で、この映画は見事。一糸乱れぬ躍動感と、滑稽極まるセリフと動きの応酬。歌舞伎とは、これほど一体感のある団体芸だったのかと惚れ惚れする。 そしてなにより、勘三郎。いい役者だなあ、と何度もつぶやいてしまった。そして、惜しいなあ、とも何度も。二人の御子息を含め、この時の若手が今、絶頂期。落語界の志ん朝や、浪曲界の武春のように、早逝の芸達者の面影は、後継者の芸を見るたびに瞼に浮かんでくる。それは、悲しいことでもあるけれど、それを感じることは喜びでもある。 幕が下りたあと、心の中で惜しみない拍手を送った。

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栗太郎

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