マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション ウェアウルフ・バイ・ナイト

配信開始日:

解説

マーベル・スタジオがディズニープラスオリジナル映画として手がけた、同スタジオ初のホラー作品。ある館に集ったハンターたちの一夜を、クラシカルなモンスター映画やホラー映画のテイストを交えて描いた。

この世界には、闇に生きるモンスターと、彼らを狩るハンターたちが人知れず存在している。ある時、ハンターたちの長であるブラッドストーン家のユージーンが亡くなり、その力を継承する者を決めるため、ブラッドストーン邸にハンターたちが集まる。そんな彼らのなかに、人間を装ったウェアウルフ=「人狼」が、ある目的をもって紛れ込んでいた。そうとは知らず、ハンターたちはブラッドストーンの力を受け継ぐ者を決めるため、おのおのの武器を手に屋敷の敷地内に放たれたモンスターの狩りに乗り出すが……。

主人公ジャック・ラッセルを演じるのは、「バベル」「オールド」などで知られるガエル・ガルシア・ベルナル。「スパイダーマン」シリーズをはじめ、数々の大ヒット作の音楽を手がけてきた作曲家のマイケル・ジアッキノがメガホンをとり、長編初監督を務めた。Disney+で2022年10月7日から配信。

2022年製作/54分/アメリカ
原題または英題:Werewolf by Night
配信:Disney+
配信開始日:2022年10月7日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4

ディズニープラスにて独占配信中 (C) 2022 Marvel

映画レビュー

3.5マンシング可愛いですね

2022年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

56分の短い作品だけど、結構満足度の高い作品だった。クラシカルなホラー映画のテイストで、人間のハンターとモンスターがしのぎを削る。マーベル世界が表でこちらの世界は裏側という設定。モノクロ映像は『ワンダヴィジョン』の一話でもやっていたが、ディズニープラスでの配信となるとこういう実験的なことも試せるのかと、配信の良い面をもっと評価した方がいいなと思った。 人間のふりをしてハンター同士のデスゲームに参加した主人公のジャックは、モンスターの友達であるマンシングを助けるのが目的。モンスターは邪悪で狩られるべき存在という世界観で、人間同士が殺し合いをする中、モンスターが助け合うという構図の展開。マンシングも可愛いし、モンスターの方が人間らしい感情を持っているのではと思わせる展開が良い。 他のマーベル作品とのつながりはあまりなくて、独立した物語として楽しめるので、マーベルシリーズを追いかけていない人にもオススメ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
杉本穂高

3.5MCUの狼男

2024年12月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

興奮

MCU初の本格ホラーテイストと言われた『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』だが、それはこちらの作品こそ。 劇場公開ではなく、MCU初の配信映画。 スーパーヒーローがいる世界が“表の世界”とすれば、もう一つの“裏の世界”。そこではモンスターが蠢く。 モンスターを狩るハンター。彼らのリーダーであるブラッドストーンが亡くなり、仲間たちが邸に集う。 ブラッドストーンがモンスター退治の際使用していた武器、同名の石“ブラッドストーン”。その継承を巡って邸内で争奪戦が繰り広げられる。 継母である夫人と折り合いが悪い娘のエルサ。帰郷し、巻き込まれる。 そんな中、一人のハンター、ジャックと出会う。実は、彼の正体は… 人狼の“ウェアウルフ・バイ・ナイト”。 ハンターたちの集いにモンスターが紛れ込んでいた…! 目的は…? ハンターたちに復讐し、石を手に入れる…? …に非ず。 囚われている仲間を助ける為。 ハンターが善でモンスターのジャックが敵かと思いきや、ハンターたちの方こそクセ者。この善悪逆転こそMCUならではのミソ。 1時間弱の中編。それなりにアクションやVFXは盛り込んであるものの、迫力やスケールには乏しい。 本作の見所はズバリ、作風。 往年の怪奇映画へのオマージュなのは見て明らか。 モンスターハンターや人狼。吸血鬼やミイラも出てきそうな雰囲気。 邸なんてドラキュラ城のようだ。 白黒。時折画面にフィルムの傷が出るこだわりよう。 照明や雷鳴、モンスターのビジュアルもレトロチック。ウェアウルフ・バイ・ナイトのデザインも狼男そのもの。 マーベルの同名コミックがあるとは言え、またまたユニークな引き出しを見せたMCU。 それを手掛けたのが、MCU作品やピクサー作品や数々の大ヒット作の作曲家で知られるマイケル・ジアッキーノというのが驚き! ガエル・ガルシア・ベルナルが“狼男アメリカン”ならぬ“狼男メキシカン”。 エルサ役の女優さんがクラシカルなホラーにぴったりの美貌。 それから、忘れちゃいけない囚われた仲間のモンスター、マンシング。見た目は不気味だけど、愛称が“テッド”だったり、意外や性格もキュート…? 今後のMCUとの繋がりは…? 系統が似た“モンスター系”ならブレイドとならあり得そう。 原作コミックでは、実写ドラマ化された『ムーンナイト』と繋がりあるとか。 これ一回きりは何だか勿体ない。ヒーローが登場しない異色のMCU作品だが、意欲的。 にしても、モンスターもお寿司好きなのね(笑)

コメントする (0件)
共感した! 0件)
近大

4.0人狼ゲーム in MCU

2023年5月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
しゅうへい

4.0シロとクロと、アカいろと。

2023年5月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

萌える

映画界でもそうですが、私の中でもモノクロ映画が流行っています。「ソー ラブ&サンダー」でも挑戦したMARVELですが、本作でもかなりの出来。ストーリーなんて無いも同然で、映像全振りの芸術作品ですが、お腹が十分に満たされるほど楽しめました。 1時間もない尺の中で、ゾクゾクさせてくれる演出。MARVEL感は無いけれど、いい意味でDisneyぽくて好きでしたね。こういう短編ホラーも悪くないじゃん。スッキリとした仕上がりで、何も考えずに見ることが出来る。モノクロだから味わえる恐怖がしっかりと描かれていて、見事にハマりました。主演のガエル・ガルシア・ベルナルがいい味出してます。 これはヒーローなのか?ヴィランなのか? 原作を知らない者にとっては、完全に置いてけぼりでしたけど、雰囲気もビジュアルも最高に好きだったので、今後のMCUに関係ないとしても、見てよかったと思える作品でした。ダラダラとつまらない、見ていて苦痛のドラマ、「Ms・マーベル」「シーハルク」を見せられた後だからか、より楽しめました笑 ラストシーンなんか、私の映画癖に刺さります。その音楽と映像はずるい。鳥肌が立たないわけが無い。いい息抜きになりました。センキュー!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
サプライズ

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」シリーズ関連作品

「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズ関連作品