ゲキ×シネ「狐晴明九尾狩」

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ゲキ×シネ「狐晴明九尾狩」

解説

「劇団☆新感線」が劇団旗揚げ41周年興行として、中村倫也、向井理、吉岡里帆らの出演で2021年秋に上演した伝奇ファンタジー「狐晴明九尾狩」を、同劇団の舞台を映画館のスクリーンで堪能できる「ゲキ×シネ」作品として映像化。平安時代の中頃、京の都で宮廷陰陽師として仕える安倍晴明は、類まれな陰陽道の才能から「人と狐の間に生まれた」と噂され、「狐晴明」と呼ばれていた。ある夜、京の空を九つの尾を持つ凶星が流れる。それは大陸を戦乱に陥れた九尾の妖狐が日の本に渡ってきた印であった。晴明は急いで参内するが、九尾の妖狐退治は大陸で学問を修めて戻った陰陽師宗家の跡取り、賀茂利風に命じられる。しかし、九尾の妖狐は利風を倒し、すでに利風の身体を乗っ取り内裏に侵入していた。それを見抜いた晴明は、九尾の妖狐を倒すために動き出す。晴明役を中村、利風役を向井、狐霊のタオ役を吉岡がそれぞれ演じる。

2022年製作/175分/G/日本
配給:ヴィレッヂ、ティ・ジョイ
劇場公開日:2022年6月24日

スタッフ・キャスト

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(C)ヴィレッヂ/劇団☆新感線

映画レビュー

4.0今年2本目の中村倫也・吉岡里帆タッグ

2022年7月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

夢枕獏原作の「陰陽師」の小説、漫画、映画で安倍晴明に魅了され、以降夢枕獏以外のドラマや派生作品なども観てきましたが、本作「狐清明九尾狩」は、昨年舞台化されたものを映像にしたものでした。清明物ということだけで、殆どキャスティングを気にせずに観に行った粗忽者なのですが、主演は中村倫也、そしてヒロイン役に吉岡里帆を起用しており、5月に観た「ハケンアニメ!」の主役コンビと同じだったのは僥倖でした。相変わらず可愛げな吉岡里帆様のお姿を拝見できて、それだけでもアゲアゲな気持ちで作品に入っていくことが出来ました(笑)

内容としては、清明の幼馴染であり、また陰陽師の宗家である賀茂家の嫡男・利風(向井理)と清明の対決を描いたものでしたが、逆転に次ぐ逆転で、(最終的に清明が勝つと確信しつつも)最後まで飽きさせない展開で、非常に楽しめました。

演出としては、夢枕獏原作の映画「陰陽師」で野村萬斎が演じた重厚かつ優雅な清明像と異なり、倫也清明は一人称を「僕」と言うなど、若さというよりは子供っぽさが強調された描き方がされていて、最初はやや戸惑いもありました。ただそうした清明像も、後半以降激しいアクションシーンが連続することになる舞台劇としては、当然だったようにも思えてきました。優雅で貴族然とした清明が、激しく素早く動き回るのは、あまりマッチしませんからね。ただ、陰陽師という役柄というか位置付けを考えると、方術より直接的な武術重視になってしまった感があったのは、若干残念と言えば残念でした。まあ舞台劇なので仕方ないのでしょうが。

いずれにしても、途中休憩を挟みつつも、3時間近い長丁場の作品でしたが、最後まで集中して観ることが出来る良作でした。

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鶏

4.5舞台は満点。

2022年7月7日
iPhoneアプリから投稿

シネマは0.5引いてます。
なぜなら是非劇団☆新感線の舞台を観てほしいから。

本当、尾も白いw

おすすめです!!

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大粒 まろん

5.0スン

2022年7月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

実は…ディレイビューイングを観たので、正確にはゲキ☓シネでは観ていない。なので、レビュー書くか迷った。でも、いいものはいいと書きたい! 映画館では、最初にライブビューイングがあり、このときは時間が合わなくて行けなかった。しばらくして、ディレイビューイングになり、ここで観た。ゲキ☓シネになり、きっとさらに編集され、より良くなったのではと想像する。「スンとした」は生かされているかな。

半年も前に観たので、記憶があいまいだけど、中村倫也くんには、あの平安衣装が似合うよなぁ。しかも紫! ○マンド! 人間離れした役なので、終始クールであった。向井くんの品の良さ(とにかく白が似合い過ぎ!)、吉岡里帆ちゃんの愛らしさ。早乙女友貴もきゃわいい。竜星涼くんは新感線2回め、今の朝ドラにつながるキャラで、一皮剥けたと思う。高田聖子さんと粟根まことさんは、だんだん大物感が板についてきたね。右近健一さん、相変わらずハイトーンボイス。川原正嗣さん、渋くてすてき。

中村倫也くんも少し踊っていたけど、新感線にしてはダンスが少ないのは物足りない。時代や題材からすると、入れにくかったのかもしれない。でも、たっぷりした袖が、激しくひるがえるところを見たかったなー。今年は「薔薇とサムライ2」が上演されるので、がんばってチケット取ろうかな。取れるかな。ナマ天海祐希ねえさんに会いたーい。

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ぷにゃぷにゃ

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