紳士は金髪がお好き

劇場公開日:

解説

マリリン・モンローとジェーン・ラッセルが主演を務め、それぞれ理想の相手を探す2人のショーガールが巻き起こす恋愛騒動を描いたミュージカル映画。1920年代、大恐慌前のニューヨーク。人気ショーガールのローレライとドロシーは、正反対の性格だが親友同士だった。お金持ちとの結婚を夢見るローレライは、富豪の御曹司ガスと結婚式を挙げるため、豪華客船でパリへ向かうことに。しかしガスの父親が2人の結婚に猛反対し、ガスは船に乗れなくなってしまう。しっかり者のドロシーをお目付け役に、船に乗り込むローレライだったが……。アニタ・ルースの原作小説は1928年にも映画化されているが、本作は1949年初演の舞台ミュージカルを、名匠ハワード・ホークスが映画化したもの。ヒット曲「ダイヤモンドは女の子の一番の友だち」をモンローが歌い踊る場面は、後にマドンナがミュージックビデオでオマージュしたことでも知られる。

1953年製作/91分/G/アメリカ
原題:Gentleman Prefer Blondes
配給:東京テアトル
日本初公開:1953年8月19日

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映画レビュー

4.5マリリンモンローの意外性のある可愛さと知性が垣間見え、それを引き出したハワード・ホークスの職人芸に感嘆

2023年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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Kazu Ann

2.5ダイアモンドの宣伝?

2022年7月23日
iPhoneアプリから投稿

マリリンの生声聴きたくて見ました。

なるほど、宣伝要員だったのですね!

その後の出来事を知ってるだけに。。。

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花丸

4.0マリリンが語る女の本音が素晴らしい!

2022年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

言わずと知れた、あの マリリン・モンローの有名作。
ずっと前に衛星報道で観た記憶かな〜 と言う程度でほぼ初見状態。

有名な話としてはマリリンがピンクのドレスで
タキシードのダンサーを従えて歌い踊るシーンが
後にマドンナにオマージュされてる。

そのシーンの歌詞を聞くと、嗚呼そうなんだよね
結局、今の世の中、そう言うことなんだよね。
とても共感できる曲でした。

マリリンの輝くような美しさはもちろんですが
親友役のジェーン・ラッセルと五輪選手団を模した
ダンサーたちとの体操競技のようなアクロバティックな
ダンスシーンが、楽しくて新鮮でした。

で、月に8回ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては

なんと言っても1950年頃〜1960年頃の映画だし
マリリン・モンローは当時は男性に消費される
女性性の象徴の様な俳優さんだから
ジェンダー問題はこの際、ちょっと横に置いて
この時代の贅沢な映画の輝きと、男達を虜にした
マリリン・モンローの魅力を堪能出来れば良いかな〜
と言う様な気持ちで観てみたら、

これが結構今でも通じる立派なジェンダー映画として、
ちゃんと成立していて改めて製作陣を見直しました!
原作と脚本にアニタ・ルース と言う女性が入っていた。
だからなんだ!
女性は男性の飾り物的な扱いが
どこまで行っても変わらないことへの怒りが
コメディーの形を借りて織り込まれている。

映画のラスト近く、結婚に反対する恋人の父親にローレライが言い放つ言葉
「親は自分の子供の嫁は美人でちゃんとした女性を望むでしょ!
女が同じことを望んでなぜいけないの!?」

マリリン・モンロー!舐めテーター
美人でちょっとおバカで可愛い女!
それこそ男性社会の都合に合わせて作られたイメージに
女である私自身が踊らされてたってことですね

ぜひ、一度ご覧くださいませ。

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星のナターシャnova

3.5鑑賞動機:そういえばマリリンの出てる映画見たことないなあ10割

2022年6月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

カワイイは正義? カワイイは正義! ルックだけ? いやいやとんでもない。
大富豪少年とのやりとり好き。
ショーガール役とはいえ、やりすぎバーホーベン作品ではないので、品のいい可愛さに収まっている。ルックスだけで頭が空っぽと見せて、いろいろ思うところもあり。男性に依存してると見せて、シスターフッド的なところもあり。
 どうしてもその後の彼女の境遇を考えると、「消費され尽くしてしまった」と思ってしまうのだけれど。まあでも本作の中では間違いなく輝いていたと思った。

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なお
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