劇場版 ポケットモンスター 結晶塔の帝王

劇場公開日:

解説

孤独な少女の心が生み出したポケモンを巡って、お馴染みポケモンマスターを目指す少年たちが繰り広げる冒険を描いた長編ジュブナイル・アニメーションの第3作。監督は「ピチュウとピカチュウ」の湯山邦彦。田尻智による原案を基に、「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」の首藤剛志と「ピチュウとピカチュウ」の園田英樹が共同で脚本を執筆。撮影監督に「ピチュウとピカチュウ」の白井久男があてっている。声の出演は「ピチュウとピカチュウ」の松本梨香と大谷育江、他にゲストスタアとして「フリーズ・ミー」の竹中直人、「億万長者になった男」薬丸裕英、「新少年探偵団」の加藤あいが参加している。

2000年製作/74分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2000年7月8日

ストーリー

両親を亡くし、ひとり淋しく大きな館に暮らしている少女・ミーは、ある夜、考古学者だった父親のシュリー博士が残した奇妙な文字カードを並べていて、人の気持ちに反応し様々な事象を巻き起こす謎のポケモン、アンノーンを古代遺跡から蘇らせる。ミーの寂しい心に反応して、彼女の住むグリーンフィールドという街を結晶で覆うアンノーン。更にそれは、ミーの父親代わりに幻のポケモン、エンテイを呼び出すのであった。そして、エンテイは父親としてミーの母親が欲しいという願いを叶える為、サトシのママをさらってしまう。連れ去られたママを助けるべく、ママが幽閉されている結晶塔へ潜入するサトシやピカチュウたち。彼らはそこで壮絶なバトルを繰り広げるも、エンテイの強大なパワーに阻まれなかなかママを救い出すことは出来ない。しかし、サトシたちは決して諦めようとしなかった。そんな彼らの姿を見て自分の過ちに気づいたミーは、エンテイに闘いをやめるよう指示。暴走するアンノーンを再び古代遺跡に封じ込めようとする。だが、それはエンテイとの別れも意味した…。しかし、ミーはもうひとりぼっちではなかった。今や、彼女にはサトシやピカチュウという友達があり、何より遺跡へ発掘調査に出かけたきり行方不明になっていたシュリー博士が、無事、グリーンフィールドへ帰って来たのだから。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
演出
日高政光
須藤典彦
スーパーバイザー
石原恒和
アニメーション監修
小田部羊一
脚本
首藤剛志
園田英樹
原案
田尻智
エクゼクティブ・プロデューサー
久保雅一
川口孝司
製作
河井常吉
富山幹太郎
坂本健
宮川鑛一
福田年秀
八木正男
プロデューサー
吉川兆二
松迫由香子
盛武源
アニメーションプロデューサー
奥野敏聡
神田修吉
絵コンテ
湯山邦彦
毛利和昭
辻初樹
キャラクター・デザイン
一石小百合
松原徳弘
香川久
キャラクター原案
杉森建
藤原基史
森本茂樹
吉田宏信
太田敏
西田敦子
斉藤むねお
吉川玲奈
総作画監督
香川久
作画監督
一石小百合
松原徳弘
田口広一
伊藤嘉之
池田和美
福本勝
つなきあき
玉川明洋
佐藤雅将
設定協力
陣内弘之
川村久仁美
野本岳志
撮影監督
白井久男
撮影
スタジオコスモス
池上元秋
美術監督
金村勝義
美術監督補
高橋和博
デザインワークス
近永健一
ゴトウマサユキ
志田ただし
西中康弘
音楽
宮崎慎二
音楽プロデューサー
斎藤裕二
主題歌
松本梨香
森公美子
整音
安藤邦男
音響監督
三間雅文
音響プロデューサー
南沢道義
西名武
音響効果
神保大介
編集
ジェイ・フィルム
辺見俊夫
伊藤裕
アソシエイト・プロデューサー
沢辺伸辺
石川博
山内克仁
並河研
紀伊高明
吉田紀之
アシスタントプロデューサー
福田剛士
デスク
藁科久美子
高梨志帆
制作担当
小板橋司
太田昌二
特殊効果
太田憲之
CG制作
小学館ミュージック&デジタル エンタテインメント
CGプロデューサー
坂美佐子
CGスーパーバイザー
小畑正好
CGディレクター
鹿住朗生
水谷貴哉
近藤潤
高橋賢太郎
小田桐里志
中村圭介
デジタルワークス
高尾克己
色彩設計
吉野記通
佐藤美由紀
色指定
長尾朱美
演出協力
村田和也
有冨興二
TVリレーションシップス
岩田圭介
岩田牧子
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映画レビュー

4.5現実を受け入れることも大切

2020年3月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

楽しい

単純

知的

Amazonで久々に鑑賞。
子供の頃はただポケモンのことしか考えていなかったが、大人になって改めて見ると意味深いメッセージ性があっていいなと思いました。

行方不明になった父がいない寂しさから少女ミーの前に沢山のアンノーンが現れます。ミーはアンノーンの力で様々な願いを叶えていきますが、その気持ちに囚われたまま結晶化した屋敷に籠ってしまいます。
そこにサトシ達が現れるもなかなか自分の思い通りになる世界から抜け出すことが出来ないミーは、今の私達が繁栄されているように感じました。

自分の願いに囚われず、現実を受け入れることも大切だというメッセージが伝わってきた良い映画だと思いました。

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Ken@

3.5アンノーンの能力を活かした設定が面白い

2024年10月12日
PCから投稿

楽しい

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かちかち映画速報

4.0おうち-281

2021年3月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

幸せ

ピカチュウ「またリザードンに持ってかれた」

なんとなく既視感があると思ったら、『アナ雪』(もちろん本作の公開が前ですが)。
理由の違いはあれど、心に寂しさや不安を抱えた女の子が、閉じ籠って幻の世界観を作り上げるというところ。世界観もさながら、見た目も似ている。
本作は、両親といることが幸せと信じて、理想の家族を作るため、他人の母親を奪うというなかなかのストロングスタイル。

前作、前々作はポケモンと人間の共存をテーマにしていましたが、今作は家族。
幻のお父さんポケモン・エンテイの儚さは、ぐっとくるものが、、、。

ポケモンだいすきヒトカゲだいすきな私ですが、アニメシリーズで一番泣いたのは「はぐれポケモン ヒトカゲ」。
その次は「リザードンのたに!またあうひまで!!」。
そのリザードンが、サトシの窮地を知り、助けるため舞い戻ってくるなんて、、、強くなったね。チコリータに負けてたのに←
やっぱり、サトシのリザードンってめっちゃいいヤツ。

あ、ロケット団もめっちゃいいヤツらだわ。敵とか味方とか関係なく、敵がピンチの時に「自然に手が伸びてた」なんて、すてきやん。

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共感した! 2件)
かいり

2.0敵は?

2021年2月11日
スマートフォンから投稿

寝られる

エンテイは幻なの本当にいるの
悪者や登場人物が少ないのにそれぞれが薄っぺらい
ママいらんこと言うな、傷つく真実は伝え方が難しい

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宝山盛

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