【テレビ/配信映画リスト 8月5日~11日】「ヒロアカ」「ヴェノム」など新作映画の予習もばっちり!
2021年8月5日 15:00
「今週のおうちシネマ」では、今週から来週にかけて地上波テレビで放送される、もしくはVODサービス(Amazon Prime Video、Netflix、Disney+)で配信が開始される作品をご紹介いたします。
テレビでは新作が控えた作品たちが続々放送。8月6日の「金曜ロードショー」は同日に公開される「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」に合わせて、劇場版1作目「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄(ヒーロー)」が放送されます。
さらに「土曜プレミア」では、新予告編が公開されたばかりの「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の前作「ヴェノム」を地上波初放送。9日にはテレビ東京「午後のロードショー」で「妖怪大戦争」が放送され、13日には三池崇史監督が再びメガホンをとった「妖怪大戦争 ガーディアンズ」が公開されます。
それでは、映画.comおすすめの2本をご紹介。
フジテレビ 8月7日(土)午後9時放送
アベンジャーズのなかでも人気の高いスパイダーマン。その宿敵として知られる「ヴェノム」が地上波初放送!
「誰もが望む、歴史的偉業」を発見したというライフ財団が、密かに人体実験を行い、死者を出しているという噂をかぎつけたジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)。正義感に突き動かされ取材を進めるエディだったが、その過程で人体実験の被験者と接触し、そこで意思をもった地球外生命体「シンビオート」に寄生されてしまう。エディはシンビオートが語りかける声が聞こえるようになり、次第に体にも恐るべき変化が現れはじめる。
スパイダーマンのヴィラン(敵)であり、さらにこの毒々しい見た目のヴェノム。しかし、公開当時何よりも話題になったのが、予想を裏切る「#ヴェノムかわいい」というSNS上での反響! 鑑賞前は少々ダークな雰囲気が全面を覆っており、やや女性には敬遠されがちだったこの作品ですが、見てしまえば一転、なんとも憎めないヴェノムのキャラクターと、ハーディ演じるエディとのナイスタッグで生み出される絶妙なバディ感に、ついつい笑みがこぼれてしまうこと間違いなしです。
もちろんダークーヒーロー映画なので、アクションシーンも見ものです。真実を知るために突き進むエディと、彼の行為には興味がないが自由な体がほしいヴェノム。お互い「死なない」ために協力して追手から逃げていくシーンは、息があっているのか、いないのかわからない奔放なアクションが楽しめます。
また今年、続編である「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の公開が決定しています。予告編だけでも、エディとヴェノムの小気味いい会話(?)がてんこ盛りなので、息のあったバディアクションも楽しみです。
Disney+ 8月6日(金)配信開始
「ホーム・アローン」「ハリー・ポッターと秘密の部屋」のクリス・コロンバス監督が、人気ファンタジー小説を実写映画化。現代のアメリカを舞台に、ギリシャ神話の神々が登場し、海神ポセイドンの息子である半神半人のパーシー・ジャクソンが繰り広げる冒険ファンタジーです。
寄宿学校に通う17歳の少年・パーシー(ローガン・ラーマン)は、ある日突然、予言の神に自分がギリシャ神話の神々の息子であると告げられる。パーシーはゼウスの雷撃を盗んだと疑われ、神々から狙われてしまう。さらに、母を冥界の神・ハデス(スティーブ・クーガン)にさらわれてしまい、仲間のアナベス(アレクサンドラ・ダダリオ)とグローバー(ブランドン・T・ジャクソン)とともにアメリカ横断の旅に出る。
ゼウスにハデス、ポセイドンにメデューサ、ヒドラなど誰もが聞いたことがあるギリシャ神話の神や怪物が次から次へと登場する本作。ワクワク、ドキドキが止まらない冒険とアクションを楽しみながら、ギリシャ神話の知識も身につけることができます。
さらに、同日からは続編「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔の海」も配信開始。また、Disney+で新たなキャストでドラマ化することも決定しています。
楽しみながら学ぶことができる本シリーズ、夏休みにご家族で鑑賞するのはいかがでしょうか?
そのほかのテレビ放映、配信開始情報はこちらから。
「ダイヤルM」
「ジェミニマン」
「目撃」
「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄(ヒーロー)」
「ヴェノム」
「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」
「チェンジング・レーン」
「水曜日が消えた」
「妖怪大戦争」
「ザ・ハント」
「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」
「サボタージュ」
「キスから始まるものがたり3」
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父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。