ライフ(2017)

劇場公開日:

ライフ(2017)

解説

「デッドプール」のライアン・レイノルズ、「サウスポー」のジェイク・ギレンホール、「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」のレベッカ・ファーガソン、「ウルヴァリン:SAMURAI」の真田広之が共演し、地球外生命体を調査していた6人の宇宙飛行士が密室の無重力空間で直面する恐怖を描いたSFスリラー。火星で未知の生命体の細胞が採取され、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで極秘調査を開始した。しかし、生命体は次第に進化・成長して宇宙飛行士たちを襲いはじめる。高い知能を持つ生命体を前に宇宙飛行士たちの関係も狂い出し、ついには命を落とす者まで現われる。「デンジャラス・ラン」でもレイノルズと組んだダニエル・エスピノーサ監督がメガホンをとり、「デッドプール」のポール・ワーニック&レット・リースが脚本を担当。

2017年製作/104分/PG12/アメリカ
原題:Life
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2017年7月8日

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映画レビュー

0.5新たなる「ライフ」待ちのおっさんでも、こんな「ライフ」は要らない

2017年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映画しか興味がない。
映画にしか相手にしない。
映画にしか相手にされない。

そういった生活から一変してから、すっかり新作映画の鑑賞数も減って、一部のヘンタイファンには申し訳ないが、バカみたいなレビューを書くことも減ってしまった。新たなる旅立ちを始め、そして新たなる「ライフ」の誕生を待ち望む日々である。

それでもこそこそと、劇場に通いたくなるわけで、勝手に「ライフ」誕生記念と称して、鑑賞。

病んだ映画ファンなら、地球外生物は、地球人を襲ってこそなんぼ、
なわけで、ダニエル・エスピノーサ監督に大いに不安があるものの、我らがヒロユキが大フィーチャーされているのなら、作品のデキどうのこうのは、言わんでおこうとは思っていたものの。

これはだめだよ。

「ライフ」




いまさら、「エイリアン」「ゼログラビティ」とかは言わない。

序盤の長回し風のカメラ。

ステーション内の位置関係や人物設定、人間関係をスマートに見せてくれるのならともかく、いかにも「オレ、やってるぜ?」な絵作りが鼻につく。

本作のエイリアン、カルビンくんの造形はどうでもよいが、手袋を破る方法、あれはいくらなんでもしらけるよ。

役者は濃いが、すべてのキャラ設定も切った貼ったのコピペ設定。さらにその描写も「はい!1シーン入れましたからね、この人、こういう人ですよ」という箇条書き描写にドラマの編集版のような薄さ寒さを感じる。

レイノルズの早期退場はどうでもよく、ヒロユキの感情的なバカな行動は普通なら「報われる行動」だが、本作、妙に定番から外そうとするため、積み重なってもいないチープなキャラ描写のせいで、ドラマがラストに向かって盛り上がらない。

ラストを外していくのなら、キャラ設定はもっと丁寧に描いてもらわないと。

そこが本作の最大の欠点。

そこを見てもらいたいはずなのに、そこを全くうまくできていないんだから、最低点しか上げられない。もっとチープな「定番エイリアンもの」のほうが全然いい。

キャラ的にはジェイクのキャラが一番アウト。

ジェイクの「あのセリフ」がとかいろいろみんな言ってるけど、あいつ、宇宙で精神がおかしくなっていないといけないんだぜ?

ラストの展開、あそこは絶対「わざと」でないといけないんだよ。

もう一つ言うと、カルビンの命名で序盤、いったん地球からの視点が入るが、あれは全く不要。

本作、地球に着いた時の安堵感とそこからの転落こそが「妙味」なのに。地上を映すのは、本当にあのラストだけでないといけない。

なんとまあ、センスのないことよ。まったくもったいないことをしたもんだ。

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しんざん

3.0過去のアイディアを上手に取りまとめ。

2017年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

単純

漆黒の宇宙に浮かぶステーション内に持ち込まれた未知の生命体が次々とクルーを"握り潰す"。その殺戮の方法に独自の視点が垣間見られる「エイリアン」シリーズ、否、SF密室サスペンスの最新作は、古い映画ファンに ロバート・ワイズの「アンドロメダ…」(71)を思い起こさせたりもする。思えば、マイケル・クライトンのSF小説を映画化したワイズ作品が"科学的"と称されてから45年あまりが経過し、今やこのジャンルでは物体の造形を克明に描くことは当たり前になって来た。もはやそれも限界に達した今、観客の欲求と技術革新のせめぎ合いはさておき、過去積み上げてきたアイディアを上手に取りまとめたこの種の作品もアリかなとは思う。しかし、ここいら辺で「フラッシュ・ゴードン」(80)的にチープなSFムービーを観てみたい気もする。製作中止になった「バーバレラ」(68)の劇場版リメイクを誰か立ち上げてくれないだろうか?

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清藤秀人

3.5恐怖のカルビン

2024年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

ジェイクギレンホール扮するデビッドジョーダンら宇宙ステーションクルーは火星から持ち帰ったサンプルに生命体があるのを発見しカルビンと名付けられた。

やっぱり以前観た映画だったね。真田広之も出演していた。今回はインスタにあげろなんて台詞もあったね。恐怖のカルビン。宇宙は広いね。

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重

1.5ISSで働く宇宙飛行士たちの名誉棄損

2024年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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うそつきかもめ