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映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション
劇場公開日:2021年8月6日
解説
「週刊少年ジャンプ」連載の同名コミックを原作とする人気アニメ「僕のヒーローアカデミア」の劇場版第3弾。原作者の堀越耕平が総監修を務め、全世界を舞台にした壮大なオリジナルストーリーで描く。世代を経るごとに混ざり合う“個性”が人類を終焉に導くとする思想「個性終末論」を掲げる謎の集団「ヒューマライズ」。世界中の個性保持者の殲滅をもくろむ彼らは、個性を強制的に暴走させ崩壊へと導く「個性因子誘発爆弾」を世界各地に仕掛ける。全世界のプロヒーローと彼らのもとでインターン中だった雄英高校ヒーロー科が招集され、各地で爆弾の回収任務にあたることに。エンデヴァー事務所でインターン中だった出久・爆豪・轟の3人も、日本から遠く離れた国オセオンへ向かうが、任務中に事件に巻き込まれた出久が指名手配されてしまう。タイムリミットが迫る中、世界を救うべく奔走する出久たちだったが……。
2021年製作/101分/G/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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2021年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
『ヒロアカ』のヴィランは、説得力のあることを言うやつが多い。今回のヴィランもなかなか心理を突いてくる。今回のヴィランは、個性が人類を終末に導く「個性終末論」を唱えている(個性特異点とおなじことでいいのか)。『ヒロアカ』の世界では個性をみだりに使うことを法律で禁じているが、それはみんなが自由に個性を振るえば社会がとんでもないことになるからであり、そんな危険な力を持たせ続けることに危惧をいだく人間は当然いるだろう。「“個性”は世代を経るごとに混ざり深化し、いずれコントロールできなくなる」という主張には一定の説得力がある。
今回のヴィランがそういう主張する動機は、自身の個性で不幸になった過去を持つことにある。個性のせいで傷つくことになった人々もいるというのは、本編でも描かれているが、個性は多くの人を実に傷つける厄介なものでもあるんだろう。
これは現実社会の色々なことのメタファーとして読むこともできるだろう。個性を身体能力に置き換えて考えることもできる。あるいはテクノロジーの発達を解釈すれば、どんどん発展して高度になっていくテクノロジーはいつか暴走して、人間には止められないのではという恐怖とも繋げて考えることもできる。
本編のヴィランもいぶし銀揃いだが、今回の映画も光るものがあった。名ヴィランがいるから『ヒロアカ』はいつも面白い。
前作はクラス全員に活躍の場があったが、今回はデク、爆豪、轟の活躍がピックアップ。
見せ場のあるキャラを絞ってるからかまとまりが良く思える。
ストーリーは中弛みすることなく最後まで楽しめました。
作画も良く、かなりヌルヌル。黒鞭を使った逃走シーンはスパイダーマンを彷彿させるし、戦闘シーンも迫力があって良かった。ただ、最後の決め技はちょっと微妙に感じました。ネットでネタにされるのがなんとなくわかる。ラストバトルは前作、前々作に劣るかな。
そしてゲストキャラの声優に抜擢された吉沢亮だが、演技がめっちゃ上手い。普通に声優としてやってけそうなレベル。
2022年7月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
本作で3度目の劇場版ですが、今回はオリジナルキャラクター「ロディ」がデクたちと同年代の男の子としてイキイキと描かれており、冒頭から全てにおいてカメラワークも斬新でサントラに合わせてとにかくアクションシーンを中心に楽しかったです!
ロディの声の吉沢亮くんも一瞬忘れるくらい違和感もなかったので本編に出てきてほしいと思うくらい好きになりました。
ドラマチックな展開も良かった。
アジカンの主題歌もバッチリ好みでした。
2022年7月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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どんどんと物語は、佳境に進んでいく中の映画第3弾の今作。自分が思う今作のテーマは、「2人の主人公」だったなと思います。いつもながらのデクと今作登場のロディ・ソウルの2人がお互いで協力している姿は、お互いを信じあい。助け合う姿は、本当にかっこよかったです。
先に私が思う、良くなかったと思う点を挙げていきます。
・デク・爆豪・轟のむちゃくそかっこいいステルススーツの登場シーン短すぎぃ!!あんな広告でバンバン出しといて5分~10分で終了は、驚きだし残念でした。
・敵のもくろみが謎だった。⚠少し前の作品で記憶が曖昧であるため少し内容が間違ってるかもです。
ヒューマライズの皆々様は、個性を「病」と思っているのに何故自分らも個性使ってるの笑と思いました。まぁ敵も個性使わないと勝てないよね💦って感じました。敵の幹部フレクト・ターンの個性リフレクトは、一切自分に攻撃喰らわないの強すぎぃぃって思いました笑よくぞデク勝てたねって感じでした。
・ロディの個性をもったいぶっておいてその地味な個性って感じでした。まぁアシスト系個性なら今後の本誌とかでもいたらいいねって思いました。
・前作がA組みんなの活躍見れたから良いけど余りに登場シーン短すぎたねって感じました。
さぁさぁ残念ポイントを挙げましたが良かった点です!
・更に進化した作画。序盤から鳥肌連発の映像が繰り広げられていてマジで最高でした!デクvsフレクトのデクの何度もSMASHを連発するシーンのあの作画レベルは映画じゃないと出せないと思いました!
・ロディ役の声優を吉沢亮にしたこと。この方は、俳優も行けて声優も難なくこなすの凄くない!この人やっぱり天才俳優だなぁ~って思いました!
・敵の個性1人1人が雑にされずベロスの個性ロング・ボウシンプルに強いし見た目がしゅきぃ!!
そしてサーペンターズVS爆豪、レヴィアタンVS轟
この札にした作者、脚本神かよ!サーペンのソードキルに手も足出なかった爆豪だけど、しっかりと力で最後にはねじ伏せた爆豪カッコよすぎぃ!!かっちゃん!そして力でねじ伏せられる焦凍だが、1番熱かったのは、ショートが放った赫灼熱拳噴流熾炎でした!!
エンデヴァーを憎み自分の半冷半熱の炎の力を嫌っていたが成長し父と協力していくことで完全に個性を使いこなし自分のものにしたこの個性漫画でも早いとこみたいですね!!
・そして合間合間で流れる曲全てが良かったロディの心情を感じさせる曲 林ゆうきさんありがとうございます!「エンパシー」「フラワー」どちらも良すぎた!!
「ASIAN KUNG-FU GENERATIONS」の皆様素晴らしい音楽感動しました!!
両方の意見を甘味して評価4.5付けさしてもらいました!!ここまでハマった漫画・アニメは、久々です!
本誌は、終わりに近づき、漫画も最終局面に向かいました!まだまだ目が離せないヒロアカ 今年の秋から6期です!マジで楽しみにしてます!!