水曜日が消えた
劇場公開日 2020年6月19日
解説
中村倫也が、曜日ごとに入れ替わる7つの人格を持った男を演じた主演作。幼い頃の交通事故により、曜日ごとに性格も個性も異なる7人が入れ替わる「僕」。彼らは各曜日の名前で呼び合っているが、中でも「火曜日」は一番地味で退屈な存在で、他の曜日から家の掃除など面倒なことを押し付けられる損な役回りだった。しかし、ある時、1日を終えてベッドに入った「火曜日」が、水曜日に目を覚ます。僕の中の「水曜日」が消え、「火曜日」は水曜日を謳歌するが、その日常は徐々に恐怖へと変わっていく。中村が7つの人格を持つ主人公を演じるほか、石橋菜津美、元「乃木坂46」の深川麻衣、きたろう、中島歩、「ゲスの極み乙女。」の休日課長などが顔をそろえる。MVやCM、短編作などで注目される吉野耕平の初の長編監督作。
2020年製作/104分/G/日本
配給:日活
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2022年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
2020年。監督・脚本・VFXは吉野耕平
2度観ても発見のある映画でした。
解離性同一性障害(一般的には多重人格)を患うひとりが、
曜日ごとに異なる7人の自分を持つ。
その中のひとり、「火曜日の僕」の視点で描きます。
一番大人しく、従順で真面目。
「火曜日の僕」は掃除、ゴミ出し、宅配の受け取り、冷蔵庫の管理など、
細々した家事を受け持たされ、病院に行くとほぼ一日が終わってしまう。
憧れているのはいつも火曜日に休館の図書館に行くこと。
主演の中村倫也は、カマトトか?!
って位、植物的で人畜無害なキャラクターを、超自然体で演じている。
23歳にしか見えない(実年齢は33歳らしい・・)
アイドル映画とも思えるが、お洒落でスタイリッシュな映像。
そして医師(16年担当してる、きたろう)とのやりとりや、交通事故の映像は繰り返し繰り返し、僕の脳裏を走る。
7人の人格を中村倫也が演じ分けるか?と期待すると、期待は半分くらい裏切られる。
水曜日の僕、が消えて・・・それは変化の予兆で、図書館の司書の女性との交流が始まり、
(ステキな図書館は、水戸市立西部図書館でした。ここは、「図書館戦争」でも使われた
そうです)
火曜日の僕から水曜日の僕へ・・・その願望も芽生える。
後半、もうひとりの人格とのテレビ電話での対決もあり、サスペンスタッチになります。
リアル中村倫也の片鱗もうかがえて、ドキッとする。
もう少し、カメレオン俳優・中村倫也の7変化を観たかった!!
穏健に卒なくまとめた映画って感じですね。
2022年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
毎日人格が入れ替わる7人の人格を持つという設定。その水曜日の人格がある日消えてしまう。
映画の雰囲気と中村倫也の感じが良い。それぞれの曜日とのやり取りも楽しい。
1人でいるのがいいのか、7人でいることがいいのか。それぞれの人格に大切なことも大切な人もそれぞれあって、終盤はなんとも奥深い作品だなとも思いました。エンドロールが可愛らしくて、最後の最後まで楽しめます。
2022年6月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
普通に鑑賞出来るんだけど、多重人格の設定を使って、何をしたかったのか?
ドラマなのか、スリラーなのか?
狙いがハッキリしない印象を受けました。
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