水曜日が消えたのレビュー・感想・評価
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家族との付き合い方
解離性同一性障害の話ではあるが、どちらかというと家族との付き合い方に近い。設定は非日常だが、内容は家族に振り回される青年の生活という感じだった。時々現れる事故と鳥の暗喩は美しくて好きだった。
どの曜日にもそれぞれエゴがあって、月曜は確かに火曜の前なので目立ってはいるが、火曜だってまあまあ好きなことをやっているのでは? 何より火、水、金、日は見える範囲では稼げていない。やはり財力……大蔵省が一番強い……かと思いきや、彼らは各々貢献もしている。火曜は家事全般、水曜は健康維持、金と日はQOL向上と他曜のサポート。そりゃそうだ。月曜はあんな性格だけど、気分良く目覚めるためには日曜が心身を整えてくれている必要がある。本当の意味で他曜を敵に回すとどうなるか、多分身にしみて分かっているのだ。……他曜って言葉あるんだろうか? 何しろ火曜以外の日常生活力がいまいち低いので、上手いことバランス取れている感がある。その辺の補完がEDでされているのはとても良かった。EDとても良い。萌える。いっそその部分だけもっとクローズアップして短編集が欲しい。
こういう関係性は実際のところ、同居家族と似ているなと思う。旅行に行きにくいだの何だの言っていたけれど、7人仲良くしていれば、海外にだって普通に行けるんじゃないの?
中村倫也ファンは大好物です
タイトルも好きだし、設定が面白そうだったので鑑賞。
結果、何か物足りない。
最後にどんでん返しでもあるのかと思ったけど、特に何もなく。
エンドロールの各曜日たちの付箋の会話が一番面白かったかも。
ただただ中村倫也がかっこいいだけの映画でした。
エンドロールで伝わる7人の仲の良さ
YouTubeのオススメであがっていたので鑑賞。
7人それぞれが個性を持ち悠々自適な生活でちょっと羨ましいと思ってしまった。
楽器をやりドクターマーチンのかかとを踏み潰しタバコを吸う月曜日くん嫌いじゃない...週一だけなのに最大で人生楽しんでそう笑
月曜日くんと火曜日くんのやりとりで中村倫也の演技力が如何に素晴らしいか改めて思いました。さすがカメレオン俳優。
でもきたろう先生の報告を改ざんしてまでの守りたかったってのは理解出来なかった。あのままいくと倫也全員死ぬ可能性あったんじゃないかと
細かいことはさておき毎日自分1人だけで生きてる私らって偉いなって改めて思った。
終わりよければ全てよし
1週間で1日しか自分がいないって
なかなか大変そうだなぁ。
きたろうDr.との関係や、一ノ瀬との関係も
好きだった。何よりタイトルが良い。
うがった見方をしたら、
何曜日が稼いで生計立ててるのかな、
洗濯掃除は何曜日だけど、買い物は?
とか考えちゃったよね。
カメレオン俳優にきたカメレオンな役。
すごいファンではないけど、おお!と思ったよ。
とにかく結末が明るくて良い。
あれがハッピーエンドなのかどうかは
わからないけど。
混乱してもエンドロールは見逃すな
なかなか面白かったです!
火曜日視点っていうのがわかりやすくていい。けど、結局最後はちょっと混乱して考察を見てしまいました。それをエンドロールで見てしまったがために付箋を見逃し、みんなのレビューで気づいて見直しました。笑 エンドロールでほっこり。
中村倫也さんの曜日の演技分けが素晴らしい!
この設定楽しい!
中村倫也さん、キャリアは長いけど人気が出るのに時間のかかった役者さんという認識。
あのトップコート三兄弟の長男ですからね。
松坂桃李に菅田将暉て。弟達がイケメン過ぎたけど、実力はさすが長男です。
中村倫也さんという役者さんをフルに使っていて、彼の才能を確かに感じ、魅力をたくさんみせてくれるそんな一本でした。
各曜日にキャラクター設定されていて、お話のメインになるのは火曜日の彼。
中盤から月曜日の彼も登場。
砂糖味と醤油味を堪能でき、塩味(水曜の彼)もちょいちょい感じながら、お話は進んでいきます。
同じ人間なのに、事故の後遺症から多重人格者へとなってしまう主人公。
でも、鑑賞しながら、世の中の俳優さんってつまりはこんな感じでしょう?と思うと、つくづく役者というのは、ユニークで面白いお仕事だなと思いました。
実際こんなこと自分の身に起こったら大変なんですけどね。
ファンタジーというかミステリー?というか。なんだか今までみた映画にはない感じがして最後まで楽しめました。
とにかく火曜日の彼が心優しい青年で、何度キュンとしてしまったか。
可愛らしい人も中村倫也さんならではの演技で魅せてくれましたね。
毎日人格が入れ替わる7人の人格を持つという設定。その水曜日の人格が...
毎日人格が入れ替わる7人の人格を持つという設定。その水曜日の人格がある日消えてしまう。
映画の雰囲気と中村倫也の感じが良い。それぞれの曜日とのやり取りも楽しい。
1人でいるのがいいのか、7人でいることがいいのか。それぞれの人格に大切なことも大切な人もそれぞれあって、終盤はなんとも奥深い作品だなとも思いました。エンドロールが可愛らしくて、最後の最後まで楽しめます。
中村倫也ファンに向けて。
中村倫也ファンのための映画と言う感じだった。
登場人物も少なく、中村倫也を堪能するための映画。
主人公のパーソナルに迫る作品だから登場人物も少なく、場所も変わらないのだけど、それにしてもスケールが小さく起伏のない映画だったなと感じました。
何と言うか、もっとミステリーで水曜日が何故いなくなっのか?とかなんでそうなったの?と言うなんで?が
消化されずに終わってしまって、
感想が、まぁ色んな中村倫也が観れたから良かったか、になってしまったのが残念だった。
中村倫也のための中村倫也を鑑賞する映画
中村倫也を好きな人にはたまらない映画だろうなぁーと思いつつ上映していた頃から気になっていたので、鑑賞。
地味で派手な展開はないし、単調ではあったがなかなかほっこりおもしろかった。
私は好きな感じでした。ちょっと好き嫌いは分かれそうな映画だけど、おもしろかったです。
他の人もレビューしていたが、エンドロールの付箋のやり取りはなかなかよかったです。
細かい事は気になりますが付箋のやり取りでどーでもよくなった。
謎が謎を呼び最後ほっこりする作品
曜日で人格が違う男の火曜日担当が
水曜日も担当したことで日常が崩れていく話。
設定がまず面白いですよね。
曜日ごとに性格や趣味が全く違うのも良いです。
ストーリーも謎が謎を呼ぶ展開で目が離せないです。
時間が経つのがあっという間でした。
作中何度も現れる事故シーンは
美術的センスがあふれてて綺麗でした。
ラストは設定的に共感ポイントがゼロですが
すごくほっこりしました。
エンドロールもおすすめです。
この手の作品にしては
人格のバランスが偏りすぎてたのが残念でした。
もう少し主人公(火曜日)以外の
シーンも見たかったです。
みんなちがってみんないい
1週間の曜日を、それぞれ別人格で生きる、7重人格の人物を描いた作品。
「1日が短い」(うろ)というセリフや
「水曜日」が消えたことによって、「火曜日」が、2日連続で生きる事をした悦ぶ様子は、
1週間を平凡に送る自分にとっては、ありがたみや戒めを感じて考えさせられました。
発想は面白いですね。
なにげなく深いメッセージが沢山あって、1日1日を大事に生きよう、どんな個性も大切にしよう…と思いました。が、
でもなにが言いたいのかよく分からない。
倫也さんのお芝居は素晴らしいです。違和感なく別人でした。
オシャレ系の作品。
「水曜日が消えると困る」
昔見た作品 まぁあり得ない設定のありえない話
もし自分がそうなったら めちゃくちゃ困るし周りに言いまくる
けど信じてくれなそう〜。
1週間あるんだから 7役を演じ切らなきゃならないがこなしているのは中村倫也の実力か。
キャストも少なく コンパクトな仕上がり。
中村倫也ファンなら観た方が良い
悪い人がいないタイプの多重人格
曜日ごとに変わる多人格を持つ主人公。火曜日の人格が水曜日まで続いたことによって色々生活に支障をきたす話。
各曜日の癖や好きなものがバラバラで、それぞれの曜日の生活が物などだけで伺えるのが面白い。それを演じ分ける中村さんが凄すぎ。
多人格になった原因の回想シーンが要所で挟まれる。
鳥の数、散らばった書類、舞い上がる花びら、豚の顔のキーホルダー。気づいてないだけで他にもあるかも。
これらが暗示だったりしているのがオシャレ。あと光の使い方も。
椎名林檎さんのありあまる冨っていう曲のMVを思い出した。
勿体ない
ミステリーではありません。ファンタジーとして見てください。そして、テーマが薄い。
個人的にはこんな解決があってもイイと思う。
まず、タイトルとジャケット写真そして演出で損してる。もっとそのままの優しい内容で推した方が良かったのに。
中村倫也さんの良さを信じて柔らかい演出にしても全然ウケけたとも思うなぁー演出と音楽を変えてほしい。
自分の意外な面を知るときってあるよね。
他の曜日が全部いなくなってからの
ラスト30分くらいが一番この映画の
雰囲気に合っててよかった。
複数の仕事をこなしていると、
忘れないように付箋に書いたり、
自分の新たな好みが見つかったり
スキルアップしたり。
そんなことって“普通”にあるよね。
自分の中の嫌いな性格を
排除するでもなく、
直そうとするでもなく、
理解して「それも自分」って
思えれば人生楽しくなるよね。
そんなラスト30分だった。
めんどくさい(脚本上の)説明を
割れたドアミラーで表現するのは
とても良かったが、
回数が多すぎたのが残念。
ジャンルが「SF、サスペンス、ファンタジー」に
なっているのも残念。
自分を見つめる良質なドラマ。
日常のね。
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