映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

吉沢亮×横浜流星「国宝」第78回カンヌ映画祭「監督週間部門」に選出 李相日監督「お披露目する場として、これ以上ない大舞台」

2025年4月15日 19:10

リンクをコピーしました。
カンヌ映画祭でお披露目
カンヌ映画祭でお披露目
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会

吉沢亮が主演を務め、横浜流星が共演する映画「国宝」が、第78回カンヌ国際映画祭「監督週間部門」(現地時間5月13~24日に開催予定)で公式上映されることが決定した。李相日監督が、自身初の快挙に喜びのコメントを寄せた。

人気作家・吉田修一氏の最高傑作と呼び声の高い「国宝」は、吉田氏自身が3年間にわたり歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験を血肉にして書き上げた渾身の作品。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄の50年を描く。吉沢、横浜に加えて、渡辺謙高畑充希寺島しのぶ田中泯森七菜見上愛永瀬正敏宮澤エマ黒川想矢越山敬達三浦貴大嶋田久作らが共演している。

メガホンをとったのは、「フラガール」(06)で第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞した李監督。「悪人」でモントリオール世界映画祭、「許されざる者」でベネチア国際映画祭、「怒り」でトロント国際映画祭やサン・セバスティアン国際映画祭に参加した李監督だが、カンヌ国際映画祭への選出は今作が初となる。

李監督は、「一年半もの間を稽古に費やした吉沢君を筆頭に、演者たちの覚悟なしには語れない作品です。同様に、スタッフの果てしない献身、そして信頼に感謝が尽きません」とキャストとスタッフに感謝を述べ、「カンヌという形で報いられる喜びを噛み締めています。華麗であり、壮絶である歌舞伎俳優の生き様をお披露目する場として、これ以上ない大舞台です」と喜びを語った。

カンヌ国際映画祭は世界三大映画祭の1つで、その独立部門である“監督週間”は、自由な発想や新しい表現で作家性を持つ監督の作品が選出され、過去にはケン・ローチジム・ジャームッシュスパイク・リーソフィア・コッポラアトム・エゴヤングザビエ・ドラン、日本からは大島渚監督、北野武監督、黒沢清監督などの作品が上映されている。ポン・ジュノ監督作「グエムル 漢江の怪物」のようなクオリティの高いエンタメ作品も選ばれる部門で、優れた監督が世界に進出する登竜門ともいえる。

本作の脚本は、相米慎二監督の「お引越し」(93)で脚本家デビューし、「八日目の蝉」(11)、「コーヒーが冷めないうちに」(18)などに加えて、アニメ映画「時をかける少女」(06)、「サマーウォーズ」(09)、「おおかみこどもの雨と雪」(12)を手掛けた奥寺佐渡子が執筆。撮影は、「アデル、ブルーは熱い色」で第66回カンヌ国際映画祭パルムドールを獲得したソフィアン・エル・ファニが担当した。

国宝」は6月6日から全国公開。李監督のコメント全文は以下の通り。


李相日監督】
人生を懸けて臨む。その言葉通り、一年半もの間を稽古に費やした吉沢君を筆頭に、
演者たちの覚悟なしには語れない作品です。
同様に、スタッフの果てしない献身、そして信頼に感謝が尽きません。
カンヌという形で報いられる喜びを噛み締めています。
華麗であり、壮絶である歌舞伎俳優の生き様をお披露目する場として、これ以上ない大舞台です。

吉沢亮 の関連作を観る


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る