八日目の蝉
劇場公開日 2011年4月29日
解説
直木賞作家・角田光代の原作小説を、井上真央、永作博美の主演で映画化したヒューマンサスペンス。監督は「孤高のメス」の成島出。1985年、自らが母親になれない絶望から、希和子(永作)は不倫相手の子を誘拐してわが子として育てる。4歳になり初めて実の両親の元に戻った恵理菜(井上)は、育ての母が誘拐犯であったと知り、心を閉ざしたまま成長する。やがて21歳になった恵理菜は妊娠するが、その相手もまた家庭を持つ男だった……。
2011年製作/147分/G/日本
配給:松竹
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2022年5月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
希和子(永作博美)がまだ赤ん坊だった恵理菜(井上真央)を誘拐したことにより不倫相手だった丈博と恵津子との間にできた子供の恵理菜との一番大事な幼少期の時間を奪ってしまい、事件が解決し本当の家族の元へ戻って以降恵理菜は実の両親とは馴染めずギクシャクする原因に。だから希和子がした行為は決して許されることじゃないけど、だけど丈博のせいで中絶し二度と子供を産めない体になってしまった希和子も被害者なんですよね。
恵理菜は千草(小池栄子)が自分のところに現れるまでは希和子とのことはほとんど覚えていなかったけれど、千草と共に薫として生きていた頃過ごしていた場所を巡っていくうちに希和子と過ごした時間を思い出し自分が強く愛されていたことに気付きます。
複雑な環境下におかれながらも逞しく生きようと決意する恵理菜に感動しました。
ドラマ「Mother」と、どうしても比べてしまって自分は高評価つけれなかった
全然違うものって分かってるけどMotherが良過ぎて.....
キワコも薫もみんなの気持ちが理解できなくて泣けもしなかった
美化し過ぎだなあって まあこれ言ったら終わりだけど
2022年4月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
2人が本当の親娘に見えました。
小豆島の美しさがとても印象的でした。
とても良かったです。
ここまでの物語を書ける人、角田光代さんは最大限の褒め言葉としてサイコパスなんだと思う。
どの登場人物の立場になっても悲しい。
ただ、言えるのは最高の映画。
すべての映画レビューを見る(全174件)