コーヒーが冷めないうちに

劇場公開日:

コーヒーが冷めないうちに

解説

「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和の同名ベストセラー小説を、有村架純の主演で映画化。時田数が働く喫茶店「フニクリフニクラ」には、ある席に座ると望み通りの時間に戻れるという不思議な噂があった。過去に戻るには面倒なルールがいくつもあったが、その全てを守った時、優しい奇跡が舞い降りるのだという。今日も店には、噂を聞きつけてやって来たキャリアウーマンの清川二美子や、訳あり常連客の高竹佳代と房木康徳、なぜか妹から逃げ回っている平井八絵子ら、それぞれ事情を抱える人々が訪れてくる。タイムスリップの引き金になるコーヒーを淹れることのできる数も、近所の美大生・新谷亮介に導かれるように、自分自身の秘められた過去に向き合っていく。

2018年製作/116分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2018年9月21日

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(C)2018 映画「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会

映画レビュー

3.5ファンタジーだけど生きる

2024年8月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

知的

生きるってことは何か未練が起きるのかな
ファンタジーだけど面白かったぁ
原作も面白そうだねぇ

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drchu

3.0喫茶店「フニクリフニクラ」は、 ある席に座ると望み通りの時間に戻れる不思議な店である。それぞれがその席が空くのをずっと待っている。 人々の優しい気持ちに触れることができる 116分間だった。

2024年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

動画配信で映画「コーヒーが冷めないうちに」を見た。

2018年製作/116分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2018年9月21日

有村架純25才
石田ゆり子
深水元基
伊藤健太郎21才
波瑠
林遣都
吉田羊
松本若菜
薬師丸ひろ子
松重豊

喫茶店「フニクリフニクラ」は、
ある席に座ると望み通りの時間に戻れる不思議な店である。

二美子(波瑠)は米国に行った五郎(林遣都)に
言いたいことを伝えきれずにいた。

佳代(薬師丸ひろ子)は
夫(松重豊)に渡そうとして渡せなかったものがある。

平井さん(吉田羊)は妹(松本若菜)に謝りたかった。

数(有村架純)はもう一度母親に会いたかった。

それぞれがその席が空くのをずっと待っている。

人々の優しい気持ちに触れることができる
116分間だった。

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

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ドン・チャック

5.0泣き所を突かれた

2024年6月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

世にも奇妙な物語のスペシャル版みたいな作品
感動
ボロ泣きしたシーンあり
(恋愛にはあまり心を揺さぶられないのに家族系には異様に弱い)
エンドロールの最後のシーンがめっっちゃ好き

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AAA

4.5同じ型にやられてしまう

2024年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ファンタジー作品 変化とは常に環境や物質ではなく人間の心であることを言っている。
昔ながらの型を使い、ファンタジーを掛け合わせて、その場所に集う客という限定されたものにだけ奇跡の資格が与えられる。
もしそのような喫茶店があれば絶えず客でいっぱいになるだろう。
お店が4代も続いている理由がわかる。
冒頭登場したフミコとゴロウの喧嘩別れの時にいた客が各々のシュートショート物語を作る。
このありきたりの型は、もしかすると今でも鉄板として通用することに「してやられた感」を感じる。
そもそも茶店の客はすべて誰もが知る俳優陣。
彼らを中心とした物語が描かれないはずがないことは、誰にでもわかる。
しかし、医師から認知症を告げられたフサギが夫への手紙を書きながらそれを渡せずに認知症を患ってしまったストーリーは涙なくしては見られなかった。
この誰にでもある心残りは、物質的喪失や環境的変更ではなく、言うべき時にそれを言えなかったことに対する心残りだと作品は伝えているが、本当にそうかもしれないと思った。
「現実は変えられない」
これは普遍的法則だ。同時にタイムマシンなど未来永劫発明されないことの証明だろう。
その代わり新しい概念が生まれた。それがパラレルワールドだ。人間の発想に行き詰まることはない。
このフサギ夫婦の物語を見ながら、当然ユーレイの正体と関係が最後のエピソードだというのと、時折挿入されるトキタカズの幼少時代の映像でその謎の答えがわかってしまうが、作品はそれを想定内としている。
最後にまだ生まれていない娘未来が登場し、母カズにコーヒーを淹れるというのはなかなかいいプロットだった。
茶店オーナーの「考えられることはすべて試した」と言うセリフ、妊娠という新しい現実が、夫の閃きを生み、未来が未来からやってきてコーヒーを淹れるという大どんでん返しだ。
カズの母が読んでいた小説「ねじの回転」「モモ」というのも、この作品の題材に関係している。
わからないのが茶店の名前「フニクリフニクラ」
これは日本では「鬼のパンツ」で知られていて「鬼のパンツはいいパンツ、強いぞ、強いぞ」というあれ。
これとこの作品とどのように関係していたのかがわからなかった。
でも心温まる作品だった。

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