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映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 劇場公開日:2011年7月15日
解説 J・K・ローリングによる世界的ベストセラーシリーズを映画化した最終章2部作の完結編。魔法省やホグワーツ魔法魔術学校までもが死喰い人の支配下に落ちる中、ハリー、ロン、ハーマイオニーは、ヴォルデモート打倒のカギを握る「分霊箱」を見つけ出す旅を続けていた。しかし、その間にもヴォルデモートは着実に力を蓄えていき……。監督はシリーズ第5作「不死鳥の騎士団」からメガホンをとるデビッド・イェーツ。
2011年製作/130分/G/アメリカ 原題:Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 2 配給:ワーナー・ブラザース映画
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スネイプが。。 大切な命をあまりに沢山犠牲にした。 特にスネイプ。そんなにリリーのことを。 子供の見ている前で遺体になってから抱きしめるほど未練があるなら、生きているうちに愛を伝えないと。 リリーと親しく過ごせた年月よりも、ハリーを守っていた年月の方が長いんじゃないかな? ハリーが憂の篩を見なければ、人知れず闘い、ハリーがヴォルデモートを倒す立役者となり、犠牲になっていた。しかもナギニにも襲われた。 最期まで黙っているそのつもりだったのだろうけど、最期に出たのはLook at me.切なすぎる。 分霊箱 ④ハッフルパフの優勝カップ グリンゴッツ金庫内にベラトリックスに化けた一行は服従の呪いまで使ってベラトリックス金庫に押し入る。帰りはドラゴン。社屋を破壊しまくり。あとからハーマイオニーがバジリスクの牙で破壊。 結構ハリー達極悪では? ⑤髪飾り レイブンクローのルーナのお陰で、幽霊から聞き出し、必要の部屋から見つかった。ハーマイオニーとロンが取ってきたバジリスクの牙でハリーが破壊。 ⑥ハリー自身 リリーの守りが効いている血を分けたヴォルデモートが生きている限りハリーは生きられるので、自らヴォルデモートの前に姿を現して、わざと死の呪文をかけられ一度死ぬ。 死ぬ覚悟ができてからスニッチボールにキスすると、死の秘宝2つ目の蘇りの石が出てきた! 蘇りの石でこれまで亡くした身内と話して、死ぬ勇気を得るが、ここで普通身内は生きなさいと言うでしょう?心変わりしたらどうするつもりだったんだ? 実際、生死の境に一度到着。そのまま死ぬ手もあったようだ。 そこには、ハリーの中に図らずも入り込んだヴォルデモートの魂が瀕死になって転がっていて、それはなんとも不気味な血まみれ赤ちゃんの姿だった。キングズクロス駅の天国バージョンのよつなその場所でダンブルドアと話し、生きる事を選択。 ⑦ナギニ ヴォルデモートの分身箱でもあるペットのナギニ。ハリーがやり残したため、ハーマイオニーとロンはバジリスクの牙でナギニを殺すため勇敢に闘うが、最後はネビルがグリフィンドールの剣で首を切ってくれて破壊。 ハリーが死んだとマルフォイ母に確認させる迂闊なヴォルデモートは、遺体を運ぶのもハグリッドにやらせて、ホグワーツ校舎へ戻ってきた。何故? 校舎前で目を覚ましたハリーが飛び出し、再び闘い開始。いや昨夜犠牲者がバンバン出ているのに、闘い再開はないだろう。ここで命を落とす者も出るはず。 ハリーはヴォルデモートに終わらせようと話し掴み合ったままヴォルデモートと空をシューシュー飛び回る。 ハリーからリリーの守りが抜けたのか、もう、触ってもヴォルデモートは痛そうにしない。 ただし、ヴォルデモートがスネイプを殺し、自分が所有者と思い込んでいるニワトコの杖が、実はスネイプを殺す前にマルフォイが所有者に変わり、さらに、ハリーに所有者が移っていたという事らしい。そしてそれに、ハリーだけが気付いていたと言うことらしい。 ヴォルデモートが放った死の呪文は、杖がハリーのために動くので、ヴォルデモートに跳ね返った。 既に分霊箱もない状態にできていたので、やっと、ヴォルデモート本体も死亡。 これって、殺したい相手には、わざと自分の杖を取り上げる流れにし、その杖で攻撃的な呪文を自分に言わせれば相手に跳ね返り殺せると言っている? 杖に所有者判別ができることなど知ってる人が大勢いるでしょう?これまで思いついた人もいそうだが。。 だいたい、ハリーの思考を見て分霊箱が壊されていくのわかっているのだから、ハリーとの闘いの前に、殺人が怖くもなんともないヴォルデモートならもうひとつくらい分霊箱を増やしておかないかね? ヴォルデモートは力の誇示とマグルの血撃退にのみこだわり、頭がアホだったのかな。 そのアホのために何十年も無数の人が犠牲になり人生狂わされたのかな? と、色々腑に落ちないところが多かった今作。 ただし、分霊箱の中でいくつか、バジリスクの牙で破壊した物については、 ヴォルデモートが崇拝し後継者になりたがっていた、サラザールスリザリンのペットのバジリスクの毒牙で壊されるという皮肉である。 恐怖で周りを操って死神のようなヴォルデモートだったが、死の秘宝のひとつ、ニワトコの杖は入手しても言うことをきかない。 死の秘宝残りの2つ、蘇りの石はどういうわけかダンブルドアが持っていた物が遺品としてハリーの手に。ハリーはそれを草むらに捨てる。遺品よ?不思議。 透明マントはどういうわけかもともとハリーの家に代々伝わる。 つまり、ヴォルデモートが一生で手に入れられた物って実は、恐怖故に忠実なしもべと殺害経験のみ。 親や兄弟がいないのは仕方ないにせよ、恩師も、友達も、信頼も、マグルの血撲滅も、死の秘宝も、何もかもが手に入らず、肉体を失い魂だけになっても、肉体を取り戻してもなお、魂は全てハリー達に壊され、ついには肉体も失った。 トムリドルでいようとヴォルデモートでいようと、ダンブルドアの言う通り、人生はどう生きるかを自分で決める選択によるのだなと思わされる。 さようならヴォルデモート。 屍が浮かばれることなく、2度と蘇らないでください。 ロンの母、モリーがベラトリックスを退治し、ハリーがシリウスとドビーを殺され、ネビルが両親を殺され、ロンの家がフレッドを殺された仇を取ってくれたのが1番の見どころだった。 今作では誰もおくびにも出さないが、聞くところによると、ヴォルデモートとベラトリックスには娘が産まれていたらしい。 え?!血、続いてるやん。 娘よりハリーへやマグルの血への憎しみが勝っていたんだな、ヴォルデモートもベラトリックスも。 7作通して伝えられてきた事が、もしあっても、なくても、それは尋常でない恐怖。。 そこに愛はあるんか?!
2022年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
秘宝は3つあり3つ揃えば死を征する。エマワトソン扮するハーマイオニーがマダムレストレンジに化けて潜入する。様々な助けを借りてハリーポッターは分霊箱を見つけヴォルデモートに迫る。皆で力を合わせてやれば出来る。
2022年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
花火大会のフィナーレで、全ての持ち玉を次々と連打してくれる、そんな爽快感。 ありがとうと言いたい。 あの人も、この人も、総出演、総活躍。あの場面もこの場面も…。 細かく言えば、いくらでも文句は出るものの、この時間内に収めた映画としては、ほとんど全てを網羅して駆け抜けてくれた本作。 グランドフィナーレに相応しい一品。 ☆彡 ☆彡 ☆彡 シリーズが完結してしまった。 子どもたちの成長譚であると同時に、世界がファシズムに呑みこまれていく様、そしてそれに対するレジスタンスを描き切った大作。 差別を根底に、善とは何か、愛とは何かとか様々な哲学的要素をちりばめながらも、映画では深く掘り下げられていなかったけど、人生での大切なメッセージを、主人公たちの成長に合わせた悩み行動する様や大人たちのふるまいを見せてくれたシリーズ。 特に今作では、スネイプ先生の”愛”と”正義”に胸が締め付けられる。 あんな数ショットではなくて、最初から編集し直してかつ新しい場面を入れて、スネイプ先生だけで一本作成してほしいくらい。 でも、名優リックマン氏の死去に伴いそれも叶わぬ夢。合掌。 ☆彡 『死の秘宝』だけ原作未読。 え?魔法省の金庫に保管されていたあの予言「どちらかが死に、どちらかが生き残る…」はどうなったの?という設定に唖然としつつも、物語はさらに緊迫感を帯びる。 何度も繰り返し観たい珠玉のシーンが満載。 第1作のような魔法のきらびやかさやゴブリンの世界の造り込みに眼を奪われる。 司令官として毅然とふるまうマクゴガナル先生のおちゃめな部分。それを受けるモリーママの表情。 マクゴガナル先生とスネイプ先生の戦いの場面も、同僚との戦いに戸惑いを感じながらも生徒たちを守るためにスネイプ先生に戦いを挑むマクゴガナル先生の表情、後でそうかとわかるけど、本当は戦いたくないけど戦うふりをしながらマクゴガナル先生を守るためにさっさと逃げるスネイプ先生の躊躇とか、が一瞬に演じられる。 他にも、お母さんパワー満載の迫力とか。 今までの登場人物の集大成。 ほんの断片なんだけれど、今までの彼らのキャラクター+成長ぶりが見事に描かれる。 マルフォイのお父さんのうらぶれた姿にも今までのいろいろな想いがはちきれて喝采を浴びせたくなる。 そして、すごいなと思うのが、敵方に組んだ生徒も、生徒として守る姿勢。襟を正される。 ファシズムの拡がり。 レジスタンスの攻防。 世界は暴力に呑みこまれ、ファンタジー?子ども向け?と懸念したくなるようなバイオレンスな場面が次から次に展開されつつも、 大人が子供を守ろうとし、勧善懲悪が貫かれ、究極の愛をはじめとする様々な愛の形が描かれる。 壮大なファンタジーの幕引き。 エンディングの音楽はファンのツボをさすがわかっていらっしゃる。 お見事です。
2022年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
第8作。長かったシリーズもようやく完結。 盛り上がりに盛り上がった魔法対決。かなりおもしろかったです。こういう映像が観たかった、ラストでようやく観れました。ネビルの活躍ぶりも良かった。 最後の最後でわかるスネイプ先生のハリーへの愛情。切なくも、熱いものを感じ感動。 月日をかけ、それぞれに成長も見られ、ラストはハッピーエンド、シリーズで浮き沈みはあるけれど、楽しく観ることができて良かったです。