ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

劇場公開日:

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

解説

J・K・ローリングの児童小説を映画化した大ヒットシリーズ「ハリー・ポッター」の最終章前編。ヴォルデモートの復活により魔法界に暗雲がたちこめるなか、打倒のカギとなる“分霊箱”を探す旅に出たハリー、ロン、ハーマイオニー。だが、困難を極める旅の途中で3人はついに仲間割れをしてしまう。一方ヴォルデモートと死喰い人たちは、魔法省やホグワーツにも着々と魔の手を伸ばしていく。監督は第5作、第6作に引き続きデビッド・イェーツが担当。

2010年製作/146分/G/アメリカ
原題:Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 1
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2010年11月19日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第83回 アカデミー賞(2011年)

ノミネート

美術賞  
視覚効果賞  
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(C) 2010 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.5Time to Wrap It Up

2023年7月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

In my view it wasn't really necessary to only split the final adaptation into two films, but with something as popular as the Wizarding World Hollywood must cash every last drop from the cow. Much of the drama is internal between Ron, Harry, and Hermione on a long, unhappy camping trip. Voldemort isn't seen until the end. The action and VFX are at their best here, so that's the high point.

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Dan Knighton

4.0暗く重い雰囲気

2024年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

のっけからとにかく重い。
前作も相当だったけど、今作はほとんど明るい話題がない。
だからなのか、謎のダンスシーンが1つだけあった。

ハリーに変身して追手を掻い潜るという、アラバスタかなと思わせる作戦も、衝撃の展開に終わる。

ロンは相変わらず情緒不安定で、しょっちゅう視聴者をイラつかせてくる。
ロードオブザリング的な展開はお馴染みだけど、ハリーとハーマイオニーのいちゃコキを見せられるのは、確かに結構きつい。

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りんちゃん

3.5僕はもうホグワーツには戻らない。戦争を前に、三人の旅が始まる。

2024年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

寝られる

前提として
・原作は未読。
・『ハリーポッター』シリーズは『~と謎のプリンス』まで視聴済。
・デビッド・イェーツ監督の他作品は『~と不死鳥の騎士団』と『~と謎のプリンス』を視聴済。

前半は「おお!」となるものの、後半からはどうにも盛り上がりに欠ける。

まず前半。ついに「戦争が始まった!」という空気感が素晴らしい。魔法族だけでなくマグルまで集団疎開していく。
最重要人物であるハリーの移動にも、護衛と決死の作戦がつく。さらっと流されたけど、ヘドウィグには泣いた。

そこから先は色々と騒動が続き、分霊箱探しになる。この間に何悶着か起きたり、謎と謎を繋ぎ合わせるターンになるのだが、今まで以上に手探り間のある時間が続く。
"手探り"といっても演出とか描き方というよりも、物語の中でのハリー達の動向の話。暗さとか雰囲気は変わらないのでご安心を。

さて、後半。
三人の逃避行に、仲間割れ(特にロン。)が挟まりつつ、視覚的な激しさは無くなっていく。終盤にかけてひと悶着あるものの、そこからまた落ち着きがち。
PART1だからしょうがないとは言え、物足りなかった。
PART2への盛り上がりがあるわけでもなく、焦燥感をあおられるわけでもない。ただひたすら、パズルのピースだけ追加していくような感じ。フレームに一切はめ込んでいないのだ。
ダレると言われてもしょうがないと思う。

キャラクター描写について。相変わらず良い。逃避行中は外の世界が見えないので、自然と三人組の感情描写と関係性に焦点が合う。

まずはハリー。頼りたい指導者が居ない中、手探りで旅を続けていく。彼としては友達や仲間を誰一人として犠牲にしたくはないのだが、その思いとは裏腹に一人、また一人と犠牲になってしまう。さらには常にヴォルデモートの声が聞こえている状態。なかなかにキツイ。
二人には弱いところを見せまいとし続けるが、思い出や両親の墓などに隠れて縋っている様子がまだ一人の青年であることを想起させる。
次作で全てから解放される様子を観たい。
余談だが、"七人のポッター"はダニエル・ラドクリフの面白い部分が出ているのでかなり好き。

次にロン。前作のラストで二人から一歩離れて立っていたところに違和感があったが、しっかりと回収されている。
要は決心がついていないのだ。家族を助けたいから戦争に行く一人の青年。もちろんハーマイオニーのこともある。だが、二人ほどの覚悟はない。
仲間割れを引き起こしてから、戻ってきた瞬間のイベントは必見。障害を乗り越えたわけではないものの、それでも二人のところに戻る決心をつけた彼の心情に拍手したい。
次作で戦争とは関係ない世界に居る彼を観たい。あと、ハーマイオニーと暮らしている様子とか。ハーマイオニーを大事にしろよ?

そしてハーマイオニー。一番活躍してるかも。細かなサポート面はお手の物。それどころか命の危機を何度も助けてくれる。強くない??
でもやっぱりロンに激情をぶつけまくってる彼女が愛おしい。ロンがケガをした時の焦りようと、ロンが離反したあとの落ち込みようと、帰ってきたロンにキレる様子と、弁明するロン(名演説)に慈しみの視線を送る様子。全てが素晴らしい。能力とか活躍はピカイチだが、こういったところをみると彼女も一人の青年であることを思い出させる。
次作でロンと暮らしている様子が観たい。

この三人のキャラクター描写はピカイチだと思う。『~と謎のプリンス』での描写が、このためにあったのならすごく納得がいく。
しかし良くも悪くも周りの状況があまり描かれないので、他の生徒たちの状況も観られない。ネビルとかもっと観たかったよ? ドラコは両親との会話が観られるので満足。

そういえばルーナの父親も出てくるのだが、彼がすごく良かった。
最初の"ちょっとズレてるお父さん"が"憔悴しきった、娘を守りたいだけのお父さん"に急変してしまった様子が痛ましい。
こういった、戦争被害者が描かれるのはかなり好印象。ヴォルデモート勢への怒りにもつながる。

前回よりも目的が分かりやすく、そういった面ではついていきやすかった。
見どころはいくつか(ポリジュース薬など)あるが、それよりかは要素要素をつなげたり、準備する物語なので、次作が今作の面白さを決めると言っても過言ではないと思う。
それだけ次作に投げたものが多いということだ。どうなるかな、最終作。

三人組の行く末を見守りたくなった。そんな作品。

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NandS

3.0「ハリーとヴォルデモート卿の最終決戦」というわかりやすい構成になったのは小説が映画を意識したからだろうか。

2024年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

なかなかよい作品だった。
「賢者の石」では子ども向けのファンタジー映画っぽさがあったが、徐々におとな向けのダークファンタジーになっていった。
「死の秘宝」は、そのダークな路線を引き継いではいるものの、中盤の複雑な展開ではなく、「ハリーとヴォルデモート卿の最終決戦」というわかりやすい題材で進んでいく。

PART1ではヴォルデモート卿の魂の一部を封じ込めた分霊箱を発見して破壊するというミッションがメインになる。
その反面、ヴォルデモート卿の側でもハリー・ポッターを殺害するためにさまざまな手を打ってくる。
その過程でダンブルドア校長に託された品々が常に役に立つ。
なぜ、ダンブルドア校長はハリーたちの行動が先々まで読めていたのだろうか。それはそれで不思議ではある。

それはともかく、本作ではハリーと、ハーマイオニーとロン、それ以外の仲間たちの関係性が、「賢者の石」の頃からはもちろん、その後にわたって変化し続けてきたことに、あらためて気づく。
ハリーは「選ばれし者」だ。だからこそヴォルデモート卿に狙われる。そんな彼を仲間たちが守ろうとする。それは命がけの行為だ。ハリーはそれを知っていて、仲間たちの協力を断ろうとしてきた。その態度は、じょじょに緩和されてきて、本作では仲間とともに戦うということに躊躇しなくなってきた。この成長の流れが自然でうまかった。「賢者の石」の頃は「眼鏡坊や顔」だったダニエル・ラドクリフも、「死の秘宝」では立派なおとなになっていたことだし、そういう意味でも本作は成長物語と言っていいだろう。

「ハリー・ポッター」シリーズは原作と映画化が同時期に行われていた(ロード・オブ・ザ・リングのように完結した物語ではなかったという意味で)。
だから、連載漫画のように、書きながら考える、という状態も多かれ少なかれあったと思う。

映画としてのクオリティの高さは否定しないが、仮に小説が、描き下ろしの状態で発表されたなら、作者はもっと円環を描く物語にしたのではないかと想像する。つまり、「賢者の石」が大ヒットし、映画化され、という流れの中で、作者はエンターテイメントであったり映画化であったり、と「小説のその先」を意識せざるを得なかっただろう。もちろん、それが良い相乗効果をもたらして、本作のような大ヒットとなったというのはある。同時に、いかにも映画的なエンターテイメントになっているとも思う(映画版だけしか観ていないので、映画的なのは当然ではある)。

ここまで観てきて気になってきたのは、本作はJ.K.ローリングの希望で、イギリス人の俳優ばかり出しているというところからもわかるように、イギリスの中で完結している。魔法の国というのはイギリスだけなのだろうか。

本作は、生徒のひとりで、ハリーのライバルであるドラコ・マルフォイに代表されるように、イギリスの階級制度というものが色濃く反映されている。ドラコは両親が魔法使いである純血であり、ハーマイオニーのように両親が普通の人間である魔女を「穢れた血」として見下す。このようにイギリス社会を描くために、できるだけ世界を小さくまとめた、という理由はあるのかもしれない。
以前も描いたように、魔法の国は「ホグワーツ魔法魔術学校」がメインで、フィールド内の村などは、あまり出てこない。
結果として、ヴォルデモート卿が戦う相手は「ホグワーツ魔法魔術学校」の関係者のみになっており、「ロード・オブ・ザ・リング」のサウロンのような「世界を滅ぼされる」という危機感はない。そもそもそういう世界を描くのなら「ロード・オブ・ザ・リング」でいいじゃないか、という話になるのかもしれない。

製作費は370億円(2部作合算)。
興行収入はPART1のみで1,449億円。「賢者の石」に次いで歴代3位。

最後も「PART2」につながる、いいところで終わった。

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あふろざむらい
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