ハリー・ポッターと謎のプリンス 劇場公開日:2009年7月15日
解説 J・K・ローリング原作の大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズ第6作。ヴォルデモートとの最終決戦が迫っていることを予感するダンブルドア校長は、ヴォルデモートの守りを解く手がかりを見つけようと、かつて学生時代のヴォルデモート=トム・リドルを教えたこともあるホラス・スラグホーンを魔法薬学教授として学校に迎える。ハリーはスラグホーンの授業で「半純血のプリンス」と署名された古い魔法薬学の教科書を手に入れるが、そこには魔法薬学以外にもさまざま魔法が記されていた。ハリーは次第にその教科書に夢中になるが……。宿敵ヴォルデモートの過去が描かれ、幼少期のヴォルデモート=トム・リドルを演じるのは、レイフ・ファインズの甥ヒーロー・ファインズ・ティフィン。監督は前作に続きデビッド・イェーツ。スラグホーン役で「アイリス」のオスカー俳優ジム・ブロードベントが参加。
2009年製作/154分/アメリカ 原題:Harry Potter and the Half-Blood Prince 配給:ワーナー・ブラザース映画
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2023年5月22日
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重病で昏睡状態のロンが、ガールフレンドではなく自分の名前を呼んだ時のハーマイオニーの勝ち誇った感じが可笑しかった。(良い意味)
2023年3月12日
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魔法ファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズの第6作。 6年生へと進級したハリーは、魔法薬学の授業中に「半純血のプリンス」なる人物が遺したノートを発見する…。 ○キャスト ハリー・ポッター…ダニエル・ラドクリフ。 ロン・ウィーズリー…ルパート・グリント。 ハーマイオニー・グレンジャー…エマ・ワトソン。 ベラトリックス・レストレンジ…ヘレナ・ボナム=カーター。 セブルス・スネイプ…アラン・リックマン。 ミネルバ・マクゴナガル…マギー・スミス。 原作はJ・K・ローリング。 …うん。つまらない! 今回は完全に最終章へのブリッジ。映画単体としてはほとんど見せ場がない。 確かにクライマックスには驚きが待ち受けているものの、それまでがあまりにも退屈すぎる🥱 マジで前半1時間は全く物語が進まないんだもの。悪い意味で驚いたよ。ギュッと詰めれば45分くらいで終わるお話を、無理やり2時間半に水増ししたっていう感じっす。 大体さぁ。 闇の帝王が復活したというのにみんながみんな色ボケかましすぎ。そりゃみんなティーンエイジャーですから、そういう浮つきたく気持ちもわかる!わかるけど、前作では「ダンブルドア軍団」とか言って自警団活動していたのに、今回はそんな素振りは微塵もない。えっ、何、みんなもう諦めたの!? マグル界にまで影響を及ぼすほど闇の魔術師たちの力が強くなっているのにも拘らず、主人公たちのやっていることといえば誰が付き合っただの誰がキスしただだの…。他にもやることあるだルぉぉ!!! みんなが発情している中、1人苦悩するマルフォイ…。 使命と良心の狭間で葛藤し呵責に苛まれる中、ポッターにヤベー呪文を打ち込まれるという不遇。 もうなんか、マルフォイに色々背負わせすぎだろぉ!もっとフォイに優しくしてくれよ世界…。 シンプルにお話がつまらない上、今回のキーワード「半純潔のプリンス」は完全に意味不明。 「吾輩が半純潔のプリンスだ!」と言われましても、そもそも今回のお話に半純潔のプリンスはほとんど関わっていないので「はぁ。それがどうしたんですか?」という感情しか湧いてこない。 マジでなんで今回「the Half-Blood Prince」が副題なんだろう?そしてなぜ邦題は「謎のプリンス」なんだろう? もう少し半純潔のプリンスを物語のキーにしないと、あのノートの意味合いが弱すぎるよね。 「スラグホーンに取り入って重要な情報をゲットするのじゃ」というダンブルドア。生徒を巻き込むんじゃねえジジイ💢という気がしないでも無い。 この情報、ハリーは幸運薬を飲むことでゲットするんだけど、それならわざわざハリーを使わなくても、ジジイが幸運薬を飲めばなんとかなったんじゃないの…? ただの中継点のような、非常に不満の残る作品だった。 …が、終盤のダンブルドア水がぶ飲み虐待シーンには過去一で爆笑させられたっ!🤣 いやあれ、絵面が間抜けすぎるって!あんなん笑うわ! 🧙♂️「もう飲みたくないんじゃ〜…やめてくれぃ〜。」 🤓「先生が飲みたいっていたんだろうが!文句言わずに飲めほら!!ガブガブ〜」 うーん。これが最近問題になっている介護職員による老人虐待か〜。いやな世の中になったもんだな〜…。 このダンブルドア虐待シーンと、その後の大イキリベギラゴンが面白かったので、ちょっとだけスコアを高めにつけております。 闇の勢力との対決と楽しい学園生活は両立しない、という至極当たり前のことを教えてくれる一作。 ヘレナ・ボナム=カーターとアラン・リックマンの存在感は流石なのだが、この脚本に彼らを使うのは勿体無いね。 次回からついに最終章。今回の出来を見る限り正直かなり不安なのだが、ここまできたら最後まで付き合うしかない。
2023年1月21日
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いつも通りダラダラと長く、全く面白くないです。サブタイトルは、サブタイにするほど何か関係あったのかと思いつつも忘れた頃、終盤に「実は私が謎のプリンスでした」等と言うだけの一発ネタ回でした。こんなに何作も作る意味はないと思います。
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選ばれし者として好奇の目に晒され続けたハリーを、マルフォイは妬ましく見ていたが、それがどんなに大変か。 マルフォイの場合は、父親ルシウスがヴォルデモートの僕としてアズカバン送りになり、自身はヴォルデモートに選ばれてしまった。 マルフォイはダンブルドアを殺さねば自身を殺すと言われているが、毎日怯えてなかなか手が出せない。精神を消耗させひとりで思い悩むマルフォイはなかなか珍しい。 ダイアゴン横丁の、オリバーの杖のお店は襲撃されたし、マルフォイが家具屋にあった対のキャビネットの片方をホグワーツに置き、横丁とホグワーツを繋げる準備を行った。それにより、ベラトリックスや闇の魔法使いがついにホグワーツへ。 デスイーターや闇の魔法使いがマグルの街でも暴れ始めて、ロンドン全体が不穏な空気に包まれる。 シリウスを殺した、シリウスのいとこベラトリックスも、快楽的にロンの家を焼いたり、見境なく人が嫌がるように暴れ、ホグワーツも荒らす。 代わりに、スネイプがダンブルドアにあっさりと死の呪いをかける。 こんな時、心の奥底から呼べば不死鳥が来るんじゃなかった?不死鳥の涙で生き返るんじゃなかった? スリザリン創設者の純血のみに魔法教育を与えるべきという考えに傾倒した元孤児トムリドルは、スリザリン継承者なのだと自身を思い込み、自らを選ばれし者として、ヴォルデモートと名乗り、ホグワーツ卒業後は純血主義でない者を何人も手にかけた。 更には、ホクラックスという闇呪文とともに、7人を殺し、魂を7分割して分霊箱に隠す事で、肉体は死んでも分霊箱がある限り魂が生き残る対策をした。 分霊箱のひとつは秘密の部屋で壊した日記。 もうひとつはダンブルドアが壊したリドルの母親の指輪。 もうひとつを得るために、ダンブルドアとハリーは姿現しを使ってリドルが隠れた場所に潜入する。 ダンブルドアの知恵と魔法の強さでどうにか分霊箱らしきロケットネックレスを手に入れたが、ダンブルドアに従うと言う約束通り、ハリーは嫌がる老人のダンブルドアに黒い水を飲ませたり、湖の底からゾンビ達がわんさか襲ってきたりと、もう大変。 作中ずっと、ダンブルドアはハリーを頼りにし、様々な協力を求める。6年生になり、グリフィンドールの監督生やクィディッチの監督も務めるハリーの成長が、嬉しく、可愛いのだろう。 これまで周りで死があったりと様々なことがあったが、友達の支えと、自分の利のために人を陥れたりは絶対にしない正義感の強さがハリーの部下なのだろう。ダンブルドアは、母親リリー似の優しさを誉めてくれた。 ダンブルドアに全幅の信頼を寄せているハリーは、ハリーのような目立つ子を好む性格の元ホグワーツ教員、スラグホーンのホグワーツ復帰を助ける。 ダンブルドアがホグワーツ時代の同級生でもある、スリザリン出身のスラグホーンは、お気に入り生徒を呼んでパーティーを開くなどする。 ハリーは魔法薬が得意でもないのに、たまたま教室で借りた古い教科書が魔法薬を完璧にこなすメモ満載で、お気に入りに入れられる。勿論ハーマイオニーも。 スラグホーンも、人を「選ばれし者」として扱う。 ただし、昔そうして選んだトムリドルに質問され、ホクラックスという呪文の説明をしてしまったのはスラグホーンだった。悪気は全くなかったが、恥じて、記憶を改竄して保管したスラグホーン。 元の記憶を取り戻すために、ハリーはコメント入りの教科書でチートした時に貰った、フェリックスフェリシスという何もかもうまくいく幸運の薬を飲む。 これにより、うまくスラグホーンから聞き出せたが。。 作中、薬を盛られる人が続出。 マルフォイだけでも2件。 ダンブルドアを殺すために、毒を盛ったネックレスを生徒経由で贈ろうとして、届け役の生徒が触ってしまい犠牲に。 毒を盛ったお酒をスラグホーン先生経由でダンブルドアに贈ろうとしたが、スラグホーンが乾杯に使ってロンが犠牲になり、ハリーがベアゾール石で助けたり。 その前には、女の子がハリーに盛るはずだった惚れ薬を、ロンが食べてしまい、ロンが腑抜けに。 ハリー自身も幸運の薬の力を借りるが、戦争だと言っているのに警戒心の薄い生徒達だなと感じる。 実際、恋愛に興味がある年齢の生徒達。 ハリーは地下鉄でマグルをナンパしようとするし、ディーンはジニーにベタベタするし、ジニーはハリーと距離を縮めたそうだし、ラベンダーはロンにベタベタするがロンは無意識にハーマイオニーを気にしていて、コーディーはハーマイオニーを狙ってくるが、ハーマイオニーはロンを好き。ハリーは周りがどう感じているかわかるが、相談されるまで黙って見守るだけ。 ついに限界に来たハーマイオニーに、気持ちわかるよと打ち明けて肩を貸すが。 ハリーは恋愛どころか直接的に戦いや死とも向き合ってきて、恋愛だけにうつつを抜かすほど暇でない。 他のみんなは、時間があるからなのか? ただ、危篤に陥ったロンが何度も「ハーマイオニー」と口走った時、ハーマイオニーの表情はとても嬉しそうだった。 ホグワーツは「選ばれる」自信や誇りよりもずっと、大切な人との「愛」の力の方が大きい事を知っている。どんな魔力よりも。生徒達にもそれを教えたいから、外の世界よりも安全な校内の環境で、愛を育む経験や、愛による温かみ、強さを知って欲しく、恋愛には寛容なのかな?