劇場公開日 2009年7月15日

  • 予告編を見る

ハリー・ポッターと謎のプリンスのレビュー・感想・評価

全73件中、1~20件目を表示

3.5The Dark Lord's Theater Curtain

2023年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

The prelude to the Wizarding World's finale certainly has the look of being the darkest of the series yet. Quite literally: you may need to turn the lights off to see what's on screen. Thus it was the only Harry Potter film to receive a nomination for Best Cinematography by the Academy Awards. It's slow compared to the other films, with much backstory making it unsuitable as a standalone watch.

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Dan Knighton

4.0自分のことをプリンスと呼ぶのはどうなの?

2024年2月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

萌える

あまりにも暗い話だったから、あえて恋愛要素を入れたという話をどこかで聞いた気がする。

個人的には凄く良かった。
そりゃあ思春期の子供たちだから、普通はこういう恋愛事情があるはずだよね。
ニヤニヤしてしまう。
ハリーとチョウのフラグはいつのまにか消えていて、まさかの相手が出てくるとは。
なかなか近しい所を選んだな。

本編の半純血のプリンスは一体誰なのか。
薬の調合のシーンだけしかその便利さが出てこなかったけど、こういう教科書あったらいいよなぁ。
呪文を開発するというのもとんでも無い。
ただ、そもそも呪文ていうのは名前と杖の振り方?だけ知ってれば出せるもんなの?そこらへんの仕組みがよくわからない。
自分のことをプリンスと書いてしまうのは、本人の黒歴史にはならないのだろうか。

あんまり深くは言えないが、四作目の炎のゴブレットから、最後の展開が鬱すぎないか。

それにしても、「ウォンウォン」はないだろう。笑

コメントする (0件)
共感した! 0件)
りんちゃん

3.56年生。悩みは尽きなくても戦争は近づいてくる。僕は何をすればいい?

2024年2月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

寝られる

前提として
・原作は未読。
・『ハリー・ポッター』シリーズは『~と不死鳥の騎士団』まで視聴済。
・デビッド・イェーツ監督の他作品だと、『~と不死鳥の騎士団』を視聴済。

むぅ……好きだけどこれはちょっとなぁ……

配分が学園物にかなり寄っている。寄りすぎかもしれない。特に『~と不死鳥の騎士団』の後だと本当に思う。
ヴォルデモート復活して、死喰い人たちが暗躍しまくっていて、ホグワーツも狙われっぱなしで……のはずなのだが普段よりも学生生活を謳歌している。
いや別に、青春を謳歌しているのが気に食わないのではない。めちゃくちゃ和むし好きなシーンばっかりなんだけど、(観たかったのは)このタイミングじゃないよな……っていう。
今は打倒ヴォルデモートをメインで観たかった。戦争前夜の雰囲気なら、戦闘準備のシーンが多少はあるよね……とか。

展開も、主人公たち(+ダンブルドア)が何をしたいのか、どんな障害を取り除くためのストーリーなのかが非常に分かりづらい。

サブタイトルである"謎のプリンス"="半純血のプリンス"も、正体が明らかになったとて一切物語に影響していない。そもそもハリーが探し求めているわけでもないし、ハーマイオニーは証拠掴めないし、正体を明らかにしないといけない理由もない。
タイトルを大いに無視しても良かったかもしれない。そうしたら、もっと自由に描きたいこと描けたんじゃなかろうか。あくまで憶測だけど。

終盤になってようやく、打倒ヴォルデモートに動き出すのだがやはり物足りない。
原作がこんな感じだとしても、向こうは小説だ。納得できる部分も多々あるのだろう。でも映画の二時間だと納得がいかなかった。

では、キャラクター描写について。ここはめっちゃ好き。
ハリーは学業と進路と恋(相手はジニー!)に悩む一人の青年。そんなときにダンブルドアからスパイを頼まれる。そんなことやってられっかよ!!
彼の中でダンブルドアに対する信頼も揺らぎます。それでもこなそうとするのが彼の面白いところ。

ロンが非常に面白い。いわゆるモテ期だと思う。浮かれたり怖気づいたり、もうてんやわんや。ハリーと一緒に一年生を見守る様子が微笑ましい。もうお兄ちゃんなんだな……
それはそれとして惚れ薬のシーンは必見。

ハーマイオニーが良い。非常に良い。ロンへの恋愛感情に振り回されるハーマイオニー。終始感情的なハーマイオニーはやっぱり見もの。個人的には魔法薬の授業で悪戦苦闘する様子が好き。
有名なバタービールのシーンもあるよ。

ロンとハーマイオニーの恋愛描写に注目。本作のハイライトの一つ。

ジニーが妖艶な感じがかなり良い。そりゃモテますわ。それでもハリーに近づこうとする様子がいい。保護者感は否めないけど……

ドラコも注目。本作の主人公は彼の方だと思う。スタイリッシュでかっこよく、孤高のようでいて常に葛藤している。父親のこともあるのだろう。
終盤のドラコの悲痛な表情……観ていて非常に悲しくなる。そういえば取り巻きの二人も離れちゃったね。

スネイプとダンブルドアに最注目。非常に大きな心の揺れが観られる。見どころの一つ。

こうやって観ると、ハリーは本作の主人公ではないな……どこか地味すぎる。本人も何をしてるのか、イマイチ分かっていなかったんだと思う。だから命令に従うけどダンブルドアに疑念を抱く。

エンドロールの明るい感じも違和感満載で、初めから終わりまでぼんやりとした映画だった。良く言えばキャラクター描写に優れた回。
良くも悪くも次作に投げた。そんな作品。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
NandS

5.0最終章に向け大きく展開する

2024年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

前作『不死鳥の騎士団』で「闇の帝王が復活した」ということで
速やかにその対応でアクション映画へとシフトしていくのかと思ったが
意外にもまた魔法学園としてのストーリーも進んでいく

初期の3作のようなテイスト+最終章への展開で大幅な進展

ストーリーとシリーズのコンセプトの両立が出来ていると感じた。
作中人物の関係性もこれまでとは比較にならないほど大きく変化、
まもなく最終章だと感じさせられる。

「バタービール」は本作の名物だと思っていたが
映画版では本作が初出で驚いた。

アクションシーンが地味、かつ一方的にやられていてカタルシスがないが
これは本作でたまったフラストレーションの解放を次回作に期待するところだ

舞台が破壊されていく悲劇的なシーンが良い、滅びの美学というべきだろうか
今作ではシリーズで出てきたものが壊れていく様子が描かれていてそこが魅力的
ここを良いと感じるかどうかが評価のポイントになる。(個人的にここで大幅加点)

映画単品の評価ではやや微妙だが
シリーズとしては良作

コメントする (0件)
共感した! 1件)
tabletap

4.0作品のテーマである「あなたはひとりではない」というメッセージが染みる。

2024年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

知的

ホグワーツの6年生になったハリーの物語。

ヴォルデモート卿の配下であるデスイーターたちとの戦いもありつつ、ヴォルデモート卿の魂を隠してあるとされる分霊箱の捜索をする。
本作の時期になると、第一作とは違い、一生懸命魔法を覚える、ということはなくなる。もちろん魔法の勉強はするのだが、知識として蓄えていく感じだ。
魔法は主に言葉によって唱えられる。これは言霊思想のある日本人にとっては受け入れやすい。

今回はなぜかロンがモテる。
恋愛の要素は今までもあったのだが、そういう意味でもハリーたちは成長している。

本作は製作費が370億円。興行収入は1,384億円。
文字通り魔法にかかったようなシリーズだ。
なぜここまでの莫大なヒットになったのだろう。
本作の魅力を否定するわけではないが、信じられないヒットだ。
原因を正しく見極めることはできないが、本シリーズを最後まで観て、その魅力を知りたいと思う。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
あふろざむらい

4.5芸術的な構図を意識した落ち着きのあるカメラワーク。前作『不死鳥の騎...

2023年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

萌える

芸術的な構図を意識した落ち着きのあるカメラワーク。前作『不死鳥の騎士団』で動きまくるカメラより退屈な映像になってしまった。そうは言っても個人的にこちらのほうが好き。
そしてまた前前作『炎のゴブレット』のような暗めの画像処理。味がある。よく見えないからもっと見たくなる感じ。

内容は学園青春SFミステリーというような雰囲気。
ゆっくりじっくりのスローテンポ。きっと観る者に考える時間を与えてくれているのだろう。お言葉に甘えて味わい尽くしてみた。そうしてるうちに好きな作品に昇格してしまった。

役者の演技が抜群。役者の演技力が向上しただけでなく、撮り方も影響しているのかもしれない。撮影感がないというかキャラが作品の中で本当に生きてる感じがする。

ダークテイストの今作の登場人物の誰であれ、数少ない笑顔シーンに萌えるのであった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Don-chan(Daisuke.Y)

2.0徐々に下がった期待度。ポイズンブレイク。

2023年10月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

内容は、ハリーポッターシリーズ第6作品目の謎のプリンス(半血の王子・原題)の映画化作品。悪の権化ヴォスデモート卿復活に伴い闇の力が現実世界まで影響及ぼす最中。魔法世界ホグワーツ寮では、自分の命と引き換えにダンブルドアの魂奪えと命令された死にそうなドラゴとかたや友達から恋人になる段階で擦った揉んだ乳繰り合う主人公取り巻くハリーポッター御一行のアンビバレントな全体的にみて終始暗い印象の受ける作品。
印象的な台詞は、『please…』ダンブルドアのスネイプに対する懇願とも言える言葉が強引にも最後を締め括ったように感じました。スネイプ先生の心根が態度に現れた信頼関係は、ダンブルドア校長が培ってきたトム・リドルへの償いの意味があった確信的大往生なのかもしれないと何回か見るうちに考える様になりました。その瞬間良かったねと思わずにいられませんでした。
印象的場面は、今回の作品は食べたり呑んだりする場面が多すぎる事です。毒の入ったビスケットや治った祝杯に飲むハチミツドリンクやハリーポッターと言えばこれと言うバタービールや毒の水介抱されるダンブルドア校長や強引に物事が上手く進む幸運薬など、とても恐ろしく魔法世界では飲み食い出来ません。と言うか自分で作った水以外口に出来ない筈なのに皆んな平気で凄い鈍感だなあと感じます。
印象的な立場は、いよいよポッターシリーズも佳境に差し掛かり話を纏めに行こうとする中でお互いの立場が明確になって来た事は印象的でした。全体的に観て復讐の復讐が多い中で、トム・リドルだけが特異に描かれている点。分かりやすく観れる反面余計な話は片付けて置こうとする方向が読み取れグダグダな展開が締まりを悪くしてしまった嫌いがありました。
今回の作品は、映像的には毎年技術の進歩の凄さを感じるのですが、物語の何処にフォーカスするのか非常にボヤけてしまった様に感じました。恋愛5割・進捗3割・その他2割ぐらいの感じに自分は見受けられました。
しかし、最後の天文台の上で主人公ハリーポッターが眺める景色の時『ここってこんなに綺麗だったんだ…』との言葉は、ダンブルドア校長の死と変わりに仲間達との絆で強く結ばれ分からずとも腑に落ちる将来への決意がハリーポッターに、この言葉を言わせたんだろうなと感じます。その後、三人に挨拶をするかの如く朝日に向かい飛んでいく不死鳥は三人を応援するダンブルドア校長最後の言葉に思えカタルシスの解放を感じました。
なんだかんだで、それなりに見えるから不思議な映画です。これも作り手の凄さでしょうか。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
コバヤシマル2

3.0第6作目。 終始びっくりするほど映像が暗かった。 ラストはやはり衝...

2022年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

第6作目。
終始びっくりするほど映像が暗かった。
ラストはやはり衝撃的。
そんな中でもロンと惚れ薬や、ハーマイオニーの恋模様は癒しです。
物語もようやく佳境。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
よっしー

1.5原作を読んでいないからか?

2022年5月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

寝られる

TV放送の為カットされたのか?録画再生のCM送りで飛ばし過ぎたか!?って思ってしまう展開!!
世界観は好きだが、強さのレベルがわからん!!

子供心のない私のせいですが…もっとやれる卒業生の助っ人とかいないのか?もっと派手に魔法使わねーのかーい!って思ってしまうよ。

コメントする 1件)
共感した! 2件)
べすぱ

4.0衝撃的な展開

2022年4月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

興奮

どんどんダークなテイストになっていくハリー・ポッターシリーズ。
衝撃的な展開でした。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
光陽

3.5前作よりさらにダークでおもしろい

2022年4月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1と比べると同じ話とは思えないくらいダークな世界観になっており、ヴォルデモートとの直接対決が近付いている予感も強い。
スネイプが敵なのか味方なのか、ハラハラしながら観れる。
少し残念なのは、前作に引き続き、原作未読者には理解できないまま話が進んでしまう感があること。もう少し丁寧に説明してほしい感じはある。
そして洞窟の湖に現れるゴラムの群れ……もはやダンブルドアではなくガンダルフに見える。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ちかし

3.0賢者の石の時の明るさは微塵もないダークファンタジー 話も明るくない...

2022年4月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

賢者の石の時の明るさは微塵もないダークファンタジー
話も明るくないし画面的にもずっと暗い
スネイプは後に繋げる為に少し無理矢理な気がする
3度目くらいだけど何故か観れちゃう

コメントする (0件)
共感した! 2件)
コルチゾるくん

3.5信頼するダンブルドアに従い闘おうとする勇気

2022年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ダニエルラドクリフ扮するハリーポッターは、マイケルガンボン扮するダンブルドアが連れて来たジムブロードベンド扮するホラス教師の本来の記憶を探れと言われた。

闇の魔法を探りヴォルデモートに対抗して行こうとするハリーポッター。エマワトソン扮するハーマイオニーらと友情を培い成長しながら信頼するダンブルドアに従い闘おうとする勇気は素晴らしいね。でも後半は薄気味悪いね。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
重

4.0Half-blood Prince

2022年3月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

2022年3月21日
映画 #ハリー・ポッターと謎のプリンス (2008年)鑑賞

舞台の上演を前に謎のプリンスがテレビ放映されてました。

徐々に重苦しくなってくる展開の途中のお話なので、人気もあまりないだろうな

コメントする (0件)
共感した! 2件)
とし

3.5【ハリポタシリーズ6/8作目!いよいよ終焉?!に向けて物語が大きく動き出す!!ラスト3部作の1作目 か?!】

2022年3月6日
PCから投稿

楽しい

単純

興奮

・2009年公開のイギリス(アメリカ)のファンタジー映画。
・映画[ハリー・ポッター]シリーズ第6弾(全8作)です。
・前作までで蘇った史上最悪の魔法使いヴォルデモートの世界を支配する力が次第に強まる中、両親を彼に殺されたハリー、そしてホグワーツ魔法学校のダンブルドア校長も警戒を強めて来るべき戦いに備えていた。そんな中、薬草学の授業の参考書として見つけた古いノートにはあらゆる魔法学の答えや強力な魔法が、過去そのノートの持ち主である「半純潔のプリンス(=謎のプリンス)」によって記されてあった。ハリーはその強力な内容に驚愕しつつも、他者に隠すほどに魅了されていく。一体、謎のプリンスとは誰なのか。ちょこちょこ姿を消すダンブルドアは何をしているのか。ヴォルデモートはいつ何を仕掛けてくるのか。物語は終焉に向けて動き出す。  という大枠ストーリー。

[お薦めのポイント]
・ハリポタ6/8作目にして、ラスト3部作の1作目を感じさせるくらい物語が大きく動く
・謎のプリンス、の謎が謎すぎてオチが読めない面白さ
・付けた意味を深堀したくなる不思議な邦題

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

[物語]
・物語がシリーズとしての連結を固めてきたなぁ、と実感する作りになっていました。鑑賞前は「謎のプリンス」という邦題から、これまでのように1話完結型に近いような「ハリー・ポッターのとある時期を切り取った作品」と思っていましたが、全然予想外れ笑 かなり大きく物語が動きます。その内容も壮大です。いよいよ終焉に向けて総まとめに入り始めたといったところでしょうか。そのため、大人の観る映画としてとても見応えのある一作です。
・物語の主軸は、支配力を増すヴォルデモートに対するハリーやホグワーツ、です。しかしそれは、残りのシリーズの大きな流れであって、本作ではその流れの中でもハリーの拾った古いノートの過去の持ち主「謎のプリンス(半純潔のプリンス)」がいったい誰なのか、について焦点を当てているのかと思いました。そして、今回も全く結末を予想できず💦驚かされる結末でした。それもまた面白、でした。
・また、物語の主軸の導入として、ヴォルデモートが不死身的に蘇れた理由も今回明らかになります。なるほどぉ、です。そして、それが過去作品(例えば、2作目の秘密の部屋に出てきた本など)の内容とつながってくる、シリーズを大きくまたぐ伏線回収も楽しめる一作でした。

[演出×映像]
・冒頭からデスイーターが激しく動きまわり民衆を襲う。その躍動感ある映像によって、映画の世界に一気に引き込んでくれます。
・ダンブルドア校長が惜しみなく魔法を使ってくれて、その「強さ」が明確に見えて好きです。これまでは、地位の高い聖人君子であることは理解できるも、その強さが不明確で、「いいこと言っても本当に強いの?」という疑いを心をのどこかでもっていましたが笑、今回は、その本当の強さ・力を惜しみなく魅せてくれます。
・人の記憶は液体にして保存できるようです。その液体をとある壺に垂らすと、その記憶の世界に入り込むことができる魔法?ですかね。これを使って記憶の世界に入るシーンの映像演出が素直にカッコいい!と思いました。
・いよいよ物語も終盤に差し掛かったためか、これまで控えめに演出されていた魔法を使った戦闘が、沢山出現します。これぞ、魔法使いの物語、という感じです。6作目にして、いよいよ本格的になってきたなぁと感動しました。

[音楽]
・際立って感じたことはありません。いつも通り、ハリポタの世界に浸してくれるBGMばかりです。

[演技・配役]
・1作目で「敵としてのキーマンになる!」と予想したのに、シリーズを積み重ねるごとにその影が薄くなり、前作では「たかがマルフォイ」とロンに言われてしまうまでに脇役感満載になったマルフォイが、遂に頭角を現すか?!という予感がします。少なくとも本作では、かなりのキーマンになってきます。個人的にはちょっと嬉しかったです。笑 マルフォイの中で、正義と悪の思考が揺れ動くさまが今後、どのように生きてくるのか楽しみです。
・ハリーが普通に女の子をナンパします。1作目を観てから、たかだか1週間ちょっとで本作を観た私は、嬉しい気持ちと「おいおい成長早くないかい」という気持ちで揺れ動きました。笑
・ハーマイオニーが恋に破れる姿が可愛そうでとても共感できました。それを不器用に慰めるハリーも可愛らしいですが。

[全体]
・原題は「THE HALF-BLOOD PRINCE(半純潔のプリンス)」、邦題は「謎のプリンス」。あれ?どうしてこの邦題?となりました。確かに、「半純潔のプリンスが書いたノートをハリーが手にし、半純潔のプリンスとは誰なのか」という意味で「謎のプリンス」と訳したならば理解できなくはありませんが、これまでのシリーズ作は基本的に「直訳」に近い形で邦題をつけていたのに、突然、斜めな翻訳をしたところに違和感を覚えました。どんな意図があるのですかね。
・ということはさておき、本作は「終焉に向けた3部作の1作目」と個人的には解釈しました。これまでは1話完結型に近いくらい物語の起承転結がさっぱりしていました。しかし、本作は物語の核心部分(ヴォルデモートの秘密)が大きく動き、かつ、この映画だけでは完結しない余韻を残して終わっていきます。もちろん、本作だけ見ても楽しめますが、絶対に続きが観たくなってしまう一作です。いよいよハリポタも終焉に向けて動き出した、と実感。シリーズを一気に鑑賞したので、前作あたりでちょっと観疲れ感がありましたが、本作を観た今は「続きが早く観たい!どうなるの最後?」になってます。残り2作、一気に観たいと思います。
・最後に、本作のダンブルドア校長の名言を。
 「年寄りのわしの方が知恵はずっと多く、価値はずっと少ない」
 うーん、大人が子供に希望を託す意味を込めて残す台詞。なんか素敵で響きました。ありがとうございました。

#映画 #ハリー・ポッターと謎のプリンス #HARRY-POTTER-AND-THE-HALF-BLOOD-PRINCE #2009
#ファンタジー #シリーズ作品 #デイビッド・イェーツ監督 #ニコラス・フーパー #J・K・ローリング #ダニエル・ラドクリフ #ルパート・グリント #エマ・ワトソン #物語が大きく動き出す #ラスト3部作
#全体3.6 #物語3.6 #演出3.7 #演技3.6 #配役3.6 #映像3.7 #音楽3.7

コメントする (0件)
共感した! 1件)
3104arata

4.0トップ100

2022年2月11日
Androidアプリから投稿

次への繋げ方が上手い。あとあっこの人死ぬんだって驚いたので面白い。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ベスト映画トップ100

3.5いよいよ始まる

2021年11月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ヴォルデモートの若き日が描かれ、いよいよ決戦が近づいた感じ。
ヴォルデモートの秘密を探れ、とのダンブルドアの頼みがあり、古い教科書で謎のプリンスの記述を見つける。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの恋模様は楽しい。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
いやよセブン

3.0謎のプリンス? 勿体ない映画。

2021年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

主人公ハリ―、対する敵役ヴォデルモ―ト。隠れ主役としてスネイプ先生という軸で回っている物語だと思っていた。
 勿論、ロンやハ―マイオニ―、ダンブルドア校長も重要な登場人物であることには違いないんだけど、スネイプ先生という存在が、善と悪との二元論なんていう単純な物語で終わらせなくて、このファンタジーを大人も堪能できるものに昇華させていると思っていた。
 だけど、この映画では…。

 主役をはじめとする子どもたちの成長譚。
 ハリー、ロン、ハ―マイオニ―の恋模様が甘酸っぱい。
 と、同時に、社会風刺ともいえる人間模様の皮肉?も思いっきり描いて、先生だって一人の俗物だよというところも描き出す。
 有名人や優等生をとりまきにする教師って(笑)。こんなひいきする教師がいたら日本だったらすぐにマスコミから袋叩きなんだけど、実際はこれに近いことは行われている。そこになんとか入り込みたい人々。はなから諦めて冷やかな眼で見ている人々。そんなこととは無関係な評価。様々な人間模様。
 それに加えて、ヴォデルモードを倒す策を見つけると言う名目のヴォデルモードの過去探索。なんでヴォデルモードがこんな奴になっちゃったんだという過去が解き明かされる。
 そして、スネイプ先生がスネイプ先生たる所以も語られる本作。
 と、同時にレジスタンスの様子も…。

と、原作が詰め込み過ぎなので仕方がない。どのように取捨選択するかが難しい。
のは判るけれど、けれどね、けれどね、と言いたくなる本作。

よくみると、皆さん、良い芝居をしていらっしゃる。
 大好きなスネイプ先生の苦悩。ドラコの逡巡・恐怖。もちろん主役の三人も。トム・リドル(子役)も良い味出しているし。スラムボーン教授の俗っぽさに対する嫌味・風刺も原作の持ち味だ。

だけど何なんだろう???
 謎解き。学園物。闇の世界が近づいてくる緊迫さを煽っているけど、そこが回収されないで、パーティだのの日常の描写。猥雑さ。レジスタンスの面々も僅かなシーンしか映し出されない。
 勿論、戦時下にだって青春はあるのだから、学園でクディッチやパーティが開かれていいのだけど…。
 映画オリジナルの場面は、迫力があって、映像としては見ごたえあるけれど…。

場面場面がぶつ切りのような感じを受けるのは私だけであろうか。

そして、前作・前々に引き続き、喪の作業がなおざり。

予告や冒頭映像で煽りに煽っておいて肩透かしの印象すらある。

ハリーだけでなく、ロンやハ―マイオニ―、ドラコの心の動きを取り入れて人物を描いているように見せかけて、もっと複雑でじっくり描かなくてはいけいない人物・スネイプ先生が描き切れていない。役者の力で描かれているように見えるけど。

魔法の世界を借りて人間社会を描き出した原作。
 あまりにも冗長で、いろいろなものを詰め込み過ぎた原作を、そのまま映画にするのは無理だけど、映画として何が描きたかったのかわからない。ただ、筋を追っただけ?
 これだけの、芸達者、CG等のスタッフを集めておいて勿体ない。

しかも、原作も暴走。ひねくり回しすぎて…。
 原作読んだ時も何故この展開?と唖然としたが、なおさら映画では、ダンブルドア先生とスネイプ先生の心情を描き切れていないから、ただ観客・読者を驚かせるためだけの展開にしか見えない。
 ダンブルドア先生が何故あの命令を下すのかは一応説明されているけれど、必然と思えるまでには納得できない。
 原作にそういう荒業が使われているので仕方がないけれど。
 ダンブルドアは、教育者ではなくなっていて、なりふりかまわず、ハリーでも、スネイプ先生でも、昔の知り合いでも、使えるものは使えってか?一見、信頼しているようで道具として使っているところが恐ろしい。

そんな後味の悪さも加味されて、点数が低くなる。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
とみいじょん

4.0難解?

2021年7月4日
Androidアプリから投稿

ハリーポッター6作目。

他の方のレビューを観てると「寝てしまった」との感想が多く、私も当時は意味分からぬまま観てました。

今回はヴォルデモートのお話。
それに尽きる。
そしてマルフォイ葛藤のお話。
悲しいそして可哀想に。

ラストは衝撃です。
全シリーズを通して一番衝撃を受けます。

映画のタイトルとなってる「謎のプリンス」とは誰なのか。ここもゾワッとしました。

当時、ハリーポッターシリーズが難しくて途中離脱した方(世界観は好きだけど)って方にこそ、再挑戦してほしい作品。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ノビ

2.5眠くなる魔法

2021年6月15日
iPhoneアプリから投稿

かかってしまいました。謎のプリンス、特に引っ張ったような感じでもないのにいきなり私がそうです!ってどうした誰も聞いてないぞ笑
面白かったのはハリーの友達がとち狂ってるとこが1番面白いくらいでドラコの行動がいまいちよくわからない。
ダンブルドアがやられる展開もよくわからなくて結局あんたがやるなら回りくどいことしなくても、、
2時間半に無理やり詰めた感があって楽しめませんでした。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
まあ映画好